電子、電機

シーメンスがアルストム買収方針を決定、GEに対抗

重電大手の独シーメンスは29日、仏同業アルストムを買収する方針を正式に決定した。競合の米ぜネラル・エレクトリック(GE)がアルストム買収を狙っていることを受けた措置。GEはアルストムを取得すると、欧州市場での存在感を大幅 […]

Philips―音響機器・ビデオ事業を米Gibsonに売却―

電機大手の蘭Philips(アムステルダム)は28日、オーディオ、ビデオ、マルティメディア子会社 WOOX Innovationsを米楽器大手の Gibson Brandsに売却することで合意したと発表した。経営資源を医

海洋墜落機の位置特定へ、エアバスが技術開発

海洋に墜落した航空機の位置をすみやかに特定する技術を、欧州航空機大手のエアバスが開発したもようだ。26日付『ヴェルト』紙が報じたもので、すでにテストを実施。将来的に航空機や船舶向けにライセンス販売する意向という。 同社が

ハイブリッド飛行機をエアバスが初公開

欧州航空宇宙大手エアバス・グループ(旧EADS)は25日ボルドーで、ハイブリッド飛行機の試作モデルを初公開した。「E-Fan 2.0」と名付けられた同機は離陸滑走時に必要な動力の一部を電動モーターで確保、エンジンから発生

CE製品買い替え時期、65歳以上の6割が「壊れたら」

65歳以上の高齢者の60%はテレビや携帯電話などのコンシューマーエレクトロニクス(CE)製品が壊れるまで買い替えないことが、独情報通信業界連盟(Bitkom)がこのほど実施した消費者アンケート調査で分かった。14~29歳

3年以内に携帯充電器を共通化、閣僚理が指令案を正式承認

EU加盟国は14日に開いた農業・漁業相理事会で、域内で販売される携帯電話やその他の無線通信機器の充電器を共通化するための指令案を正式に承認した。欧州議会は3月の本会議ですでに同法案を可決しており、加盟国は新指令に沿って今

GEがアルストムに電力部門買収を提案、シーメンスも対抗

フランス政府は27日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が仏エンジニアリング大手アルストムに電力部門の買収を提案していることを確認した。また、独同業シーメンスがアルストムに提携を提案したことも明らかにした。 アルストムを

メッツォ、ウィアーの合併提案を拒否

フィンランドのエンジニアリング大手メッツォは16日、英同業ウィアー・グループの合併提案を拒否すると発表した。現状維持の方が得策と判断したとしている。 ウィアーが1日に発表した提案は、株式交換方式で合併するという内容。合併

フィリップスの1~3月期、15%減益

電機大手のフィリップス(オランダ)が21日発表した2014年1~3月期(第1四半期)決算の純利益は1億3,700万ユーロとなり、前年同期から15%減少した。医療機器部門が不振だったことが響いた。 売上高は4.8%減の50

パルマ大学、QNXと自律走行車を開発

イタリアのパルマ大学情報技術学部(Vislab)は、カナダのソフトウエア開発会社QNXと完全自律走行車を開発する共同プロジェクトを進めている。QNXの親会社であるBlackberryが明らかにしたもので、8月末をめどに試

ランドローバー、透明ボンネット技術を公開

英SUVメーカーのランドローバーは、今年のニューヨーク国際オートショー(18日から開催)で、運転者がボンネットの下を「透視」できる世界でも初めての技術を発表する。「Transparent bonnet」と呼ばれる同技術は

Vestas Wind Systems A/S―独再可エネ助成抑制策への対処に自信―

デンマークの風力発電タービン大手Vestas(ラナース)は、ドイツ政府が打ち出した再生可能エネルギーの助成抑制策の影響が小さいとみている。中欧事業を統括するクラウスステーン・モルテンセン氏が『ハンデルスブラット』紙に明ら

Weidmueller Interface GmbH & Co. KG―同業R. StahlにTOB―

製造業向けに幅広い電子機器を提供する独Weidmueller(デトモルト)は10日、同業R. Stahlに対し株式公開買い付け(TOB)を実施する意向を表明した。R. Stahlの筆頭株主である創業家に買収交渉を打診した

Sick AG―発電所向けセンサーを中国で受注―

センサー製造の独Sick(ヴァルトキルヒ)は8日の決算発表で、中国の石炭発電所およそ600カ所向けに脱硝装置用のセンサーを受注したことを明らかにした。同国では公害が深刻化しており、環境関連向けの需要拡大が期待されている。

WMF AG―支店・物流拠点80カ所以上を閉鎖へ―

キッチン用品メーカーのWMF(ガイスリンゲン)は14日の決算発表で、組織再編計画を発表した。今後予定する国外事業の強化の前に組織の無駄を省き、収益力を強化する考え。計50以上の支店と同30以上の物流拠点を閉鎖し、従業員6

Audi

高級車大手の独Audiが電気自動車(EV)の販売を計画している。ルーペルト・シュタトラー社長が専門紙『オート・モーター・アンド・スポーツ』で明らかにしたもので、「市場と技術が成熟すれば、電池のみで稼働する電気自動車を販売

Manz

独機械メーカーManzはこのほど、米Kemetのイタリア子会社kemet Electronics Italyから機械製造事業を取得すると発表した。リチウムイオン電池製造装置分野のノウハウを強化する狙い。買収金額は公表しな

超伝導ケーブルの実証実験、RWEが実施へ

電力大手の独RWEが超伝導ケーブルの実証実験を実施する。広報担当者の発言として10日付『ハンデルスブラット』紙が報じたもので、第2四半期中に開始する予定だ。 本社所在地エッセンの中心部に約1キロメートルのケーブルを敷設。

ソーラー飛行機の2号機披露、15年に世界一周へ

太陽エネルギーのみを駆動源とする有人小型飛行機を開発するソーラー・インパルス(スイス・ローザンヌ)は9日、試作第2号機「Solar Impulse 2(SI2)」を公開した。2009年に作成された1号機(HB-SIA)よ

独鉄道設備業界、受注高が過去最高の149億ユーロに

独鉄道設備業界団体VDBが8日発表した独業界の2013年の新規受注高は前年比42%増の149億ユーロへと急拡大し、過去最高を更新した。機関車・車両部門(部品を含む)の受注が特に国外で大幅に伸びたことが大きく、同部門の新規

荷物タグを自宅で印刷、ルフトハンザが成田線に導入

航空大手の独ルフトハンザは10日、荷物タグを乗客がチケットとともに自宅やオフィスで印刷する「ホームタグ」サービスをフランクフルト~成田線で同日から導入すると発表した。空港カウンターでのチェックイン手続きを簡素化し、乗客の

サムスンSDI、ハンガリー工場を閉鎖

サムスングループでディスプレイや蓄電池の生産を手がけるサムスンSDIが、ハンガリー工場を閉鎖する。主力製品であるプラズマディスプレイパネル(PDP)の需要が縮小し、売り上げが低迷していることが背景にあるもようだ。現地ニュ

Enercon GmbH―再可エネ法成立後に投資凍結を解除―

独風力発電タービン大手のEnercon(アオリヒ)は再生可能エネルギー法(EEG)改正案の成立後、これまで凍結してきた1億1,000万ユーロ規模の国内投資を解除する意向だ。ハンスディター・ケットヴィヒ社長の発言として『フ

日立、伊エンジニアリング会社を買収

日立製作所は7日、伊エンジニアリング会社ヴァルコムを買収すると発表した。欧州法人の日立ヨーロッパ社を通じて、全株式を取得する。4月末までの買収手続き完了を目指す。 ヴァルコムは石油・ガスプラントなどインフラ分野向けの電気

ノキアの携帯端末事業売却、中国当局も認可

フィンランド通信機器大手のノキアは8日、携帯端末事業を米マイクロソフトに売却する計画が中国当局から認可されたと発表した。これによって主要市場での認可を取り付けたことになり、買収実現に向けて大きく前進した。 ノキアは昨年9

独製造業売上、2月は0.9%減に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年2月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)での売り上げは0.8%増加したものの、

BASF SE―戸田工業と合弁交渉、電池正極材分野で―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は3日、リチウムイオン電池用正極材の合弁会社設立に向けて戸田工業と独占交渉を開始したと発表した。バッテリー材料事業の強化戦略に基づく措置で、触媒事業の責任者は「戸田工業との

Zumtobel AG―組織再編、収益力を3年で倍増へ―

照明大手の墺Zumtobel(ドルンビルン)は2日、包括的な組織再編計画を発表した。生産拠点や調達・販売網の統廃合を通して事業コストを圧縮。2017年5月期までに売上高営業利益率(EBITベース、特殊要因を除く)を現在の

Galeria Kaufhof GmbH―マルチチャネル型販売へ―

デパート大手のKaufhof(ケルン)は1日、販売経路のマルチ化を強化すると発表した。顧客のニーズを掘り起こしてインターネット通販を拡大する狙いで、店舗販売をネット販売の連携を通して相乗効果を引き出していく。 ネット通販

ハノーバーメッセ開幕、パートナー国オランダは250社参加

世界最大の産業見本市、ハノーバー国際産業技術見本市(ハノーバーメッセ)が7日、開幕した。今回は世界60カ国から前回(2012年)を3%上回る約5,000社が出展。国外からの出展者が51%と国内勢を上回った。ドイツに次いで

産業用電池メーカーにカルテル容疑、独当局が立ち入り調査

産業用電池メーカーが違法なカルテルを結んでいた容疑で、ドイツ連邦カルテル庁が捜査を進めている。同庁の広報担当者が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたもので、1日に国内6カ所を対象に立ち入り調査を行った。対象となった

仏シュナイダーがセンサー事業売却へ、投資会社と交渉中

仏エンジニアリング大手のシュナイダー・エレクトリックは3日、センサー(感知装置)部門を投資ファンドの米カーライル・グループ、仏PAIパートナーズに売却する方向で交渉を行っていることを明らかにした。 売却するのは、米子会社

電力ケーブルのカルテルで制裁、日本企業も対象に

欧州委員会は2日、欧州、日本、韓国の電力ケーブルメーカーが高圧電力ケーブルをめぐるカルテルを行っていたとして、対象12グループのうち11グループに総額3億163万9,000ユーロの制裁金支払いを命じたと発表した。日本企業

英ウィアー、フィンランドのメッツォに合併提案

英エンジニアリング大手ウィアー・グループは1日、フィンランド同業メッツォに合併を提案したことを明らかにした。合併は株式交換方式で、合併比率は規模が大きいウィアー60%、メッツォが40%。ウィアーがメッツォを事実上買収する

仏アルストム、補助蒸気設備部門を売却

仏エンジニアリング大手のアルストムは1日、補助蒸気設備部門を欧州の投資会社トリトンに売却することで合意したと発表した。非中核事業整理の一環で、売却額は約7億3,000万ユーロ。9月末までの売却手続完了を見込む。 アルスト

SMA Solar Technology AG―最終赤字に転落―

ソーラーインバーター大手の独SMA Solar(ニーステタール)が3月27日発表した2013年通期決算の最終損益は6,690万ユーロの赤字となり、前期の黒字(7,510万ユーロ)から大幅に悪化した。欧州太陽電池市場の規模

Rena

表面加工機械メーカーの独Renaは3月26日、会社更生手続きの適用をフィリンゲン・シュヴェニンゲン区裁判所に申請した。同社は太陽電池製造業界向け事業が不振で経営が悪化。2010年と13年に発行した計7,700万ユーロの社

シーメンス社長がプーチン大統領と会談

独シーメンスのヨーゼフ・ケーザー社長は3月26日モスクワを訪問し、プーチン大統領などと会談した。ロシアのクリミア自治共和国併合を受け同国と欧州連合(EU)、米国の関係が緊迫するなかでの会談だったため、注目を集めた。同社の

独自転車市場が縮小、期待の星は電動アシスト

独自転車製造業連盟(ZIV)が3月20日発表した業界動向によると、2013年の国内自転車販売台数(電動アシスト自転車含む)は380万台となり、前年比で3.8%減少した。冬が長引いたうえ、サイクリングシーズンが始まる春先以

華為技術、ルーマニアへの投資を増額

中国通信機器大手華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は、2018年までにルーマニアに最大で3億ユーロを投資し、従業員を1,000人に増員する。3月22日付けのルーマニア日刊紙『ジアルル・フィナンチアル』が、同社幹部の

三菱電機、トルコ通信衛星の引き渡しを完了

三菱電機が3月29日、トルコの国営衛星通信会社トルコサットに対し、通信衛星「トルコサット4A」の引き渡しを完了した。2011年に受注した2基のうちの1基で、年内に2基めの「トルコサット4B」を打ち上げる予定だ。トルコの人

電気駆動車に融資支援=交通相の法原案

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相は電気自動車(EV)や燃料電池車といった電気駆動車(Elektroauto)の普及促進に向けた法原案をジグマール・ガブリエル経済相とバーバラ・ヘンドリクス環境相に3月24日、送付し

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