電気通信

マッキンゼー―デジタル化支援拠点を独に開設―

経営コンサルティング大手の米マッキンゼーは16日、顧客企業の事業のデジタル化を支援する拠点「デジタル・ラブ」をベルリンに設置したと発表した。主に大手企業を対象とする考えで、顧客ニーズに見合ったソフトウエアの開発やコーチン

独電機業界、生産成長率で1.5%見込む

独電気電子工業会(ZVEI)は20日、独業界の生産高が物価調整後の実質で今年は1.5%増加するとの予測を発表した。世界の様々な地域で景気が上向くと予想しており、業界売上高も約1.8%増の1,740億ユーロに拡大するとみて

インフレ率3年連続低下、14年は0.9%に

ドイツ連邦統計局は16日、2014年消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(消費者物価の変動率)は0.9%で、前年の同1.5%から低下。3年連続で落ち込んだ。エネルギー(光熱費と自動車燃料)価格が平均2

欧州委、音楽著作権管理団体の合弁計画を調査

欧州委員会は14日、独英スウェーデン3カ国の音楽著作権管理団体によるオンライン音楽配信ライセンスを供与する合弁会社の設立計画について、正式に調査を開始したと発表した。合弁設立によって音楽配信サービス業界の競争が阻害され、

TモバイルUS

ドイツテレコムの米移動通信サービス子会社TモバイルUSは7日、2014年の顧客数が5,500万人に達し、前年から830万人増加したと発表した。通信網の拡充や低額料金体系の導入、競合メトロPCSの買収が奏功した格好。ドイツ

チェコO2、インフラ事業を分離独立

チェコ通信最大手のO2は6日、固定電話、移動体通信の回線インフラ事業を分離独立させるため、法的手続きにかかることを明らかにした。新会社は同業他社にホールセール(通信網の有償リース)サービスを提供する。同社は昨年夏に子会社

3G通信のセュリティに問題、独IT企業が指摘

欧州の3G通信規格であるUMTSにセキュリティ上の重大な弱点があることが明らかになった。ドイツのITサービス企業SRLabsが12月に行った実演で明らかにしたもので、アメリカ国家安全保障局(NSA)によるメルケル独首相の

独ICT市場成長率、今年は0.6%に

独情報通信業界連盟(Bitkom)は5日、2015年の国内情報通信技術(ICT)市場規模が前年比0.6%増の1,543億ユーロとなり、2年連続で拡大するとの予測を発表した。情報技術(IT。ソフト、ハード、サービスからなる

3G通信のセュリティに問題、独IT企業が指摘

欧州の3G通信規格であるUMTSにセキュリティ上の重大な弱点があることが明らかになった。ドイツのITサービス企業SRLabsが12月に行った実演で明らかにしたもので、アメリカ国家安全保障局(NSA)によるメルケル独首相の

独ICT市場成長率、今年は0.6%に

独情報通信業界連盟(Bitkom)は5日、2015年の国内情報通信技術(ICT)市場規模が前年比0.6%増の1,543億ユーロとなり、2年連続で拡大するとの予測を発表した。情報技術(IT。ソフト、ハード、サービスからなる

英BT、EE買収に向け独占交渉

英固定通信最大手のBTグループは12月15日、英携帯電話サービス最大手であるEEの買収に向けて、親会社の仏オレンジと独ドイツテレコムと独占交渉を開始したと発表した。BTは携帯電話市場に再参入するため、スペイン通信最大手テ

仏アトス、ゼロックスのITアウトソーシング事業買収

仏IT(情報技術)サービス大手アトスは12月19日、米事務機器大手ゼロックスのITアウトソーシング(ITO)事業を10億5,000万ドルで買収することで合意したと発表した。今回の取引により、米国におけるアトスの事業規模は

スカニア、スマートウォッチをソニーと共同開発

独フォルクスワーゲン傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは12日、トラックと通信できる腕時計型ウェアラブル端末「スカニアウォッチ」をソニーモバイルと共同開発したと発表した。 スカニアウォッチはソニーモバイルが先ごろリリー

ドイツはブロードバンド後進国、経済界に危機感

独連邦経済省は12日、情報通信技術(ICT)の産業立地に関するレポート『モニタリングレポート デジタル経済2014』を発表した。ドイツは国際ランキングで総合5位(2013年)につけたものの、ブロードバンドの整備で大幅に後

フォイト―コスト削減強化へ―

機械大手の独フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)は10日の決算発表で、昨年打ち出したコスト削減プログラム「フォイト150+」の強化方針を明らかにした。管理分野と業績不振の製紙機械部門で人員削減を実施。2017

卸売売上、第3四半期も小幅な伸びに

ドイツ連邦統計局が12月3日発表した2014年第3四半期(7~9月)の卸売売上指数(暫定値)は物価調整後の実質で前年同期比0.2%増となり、2四半期連続で0%台の伸びにとどまった。ユーロ圏経済の低迷と欧州連合(EU)の対

独半導体市場が今年7%拡大、自動車向けがけん引

独電気電子工業会(ZVEI)は4日、ドイツの半導体市場規模が今年は前年比7.2%増の113億ユーロとなり、金融・経済危機前の2007年の水準を初めて大きく上回るとの見通しを明らかにした。けん引車となるのは全体の43%を占

オレンジのスペイン通信会社買収、欧州委が疑義

欧州委員会は4日、仏通信最大手のオレンジがスペインの固定通信事業者ジャズテルを買収する計画について、競争上の懸念があるとして承認を見送ったことを明らかにした。本格的な調査を実施し、2015年4月24日までに買収の可否を最

北欧通信大手2社、デンマーク携帯事業を統合

北欧通信大手のテレノール(ノルウェー)とテリアソネラ(スウェーデン)は3日、デンマークの携帯電話サービス事業を統合し、合弁会社を設立すると発表した。両社がコストを分担して同国での事業を拡大するのが狙い。合弁会社の同市場で

英BT、買収を年内に決定=オレンジ

仏通信最大手オレンジのステファン・リシャール最高経営責任者(CEO)は4日、英同業BTグループがオレンジまたはスペイン通信最大手テレフォニカの英携帯電話サービス部門の買収を検討していることについて、BTが年内にどちらを買

スマートハウスのプラットフォーム開発でボッシュなどが合弁

自動車大手の独ボッシュとスイスの重電大手ABBおよび米通信機器大手シスコは1日、家庭内の電子機器をネットワークで結ぶスマートホーム用のオープンプラットフォームの開発・運営に向けて合弁会社を設立すると発表した。異なる家電・

英通信市場で大型再編か、BTがO2などの買収検討

英通信市場で大規模な再編が浮上してきた。固定通信最大手のBTグループは11月24日、スペイン通信最大手テレフォニカの携帯電話サービス部門「O2」の英子会社買収に向けた交渉を行っていると発表。さらに、別の英携帯電話サービス

ノキアがタブレット発売へ、携帯端末市場に再参入

フィンランド通信機器大手のノキアは18日、自社ブランドのタブレット端末「N1」を公開した。同社は不振の携帯端末事業から撤退したばかりだが、再び同市場に参入することになる。 「N1」は画面が米アップルの「アイパッドミニ」と

アルティス、ブイグテレコム買収を視野に

仏ケーブルテレビ大手ニュメリカブルの親会社であるアルティス(ルクセンブルク)のデクスタ・ゴエイ最高経営責任者(CEO)は20日、仏携帯電話サービス2位SFRの買収に続き、同3位ブイグ・テレコムの買収も視野に入れていること

テレフォニカ―独法人がMVNO子会社売却―

電気通信大手テレフォニカ(スペイン)の独法人テレフォニカ・ドイチュラント(ミュンヘン)は14日、傘下の仮想移動体通信事業者(MVNO)ユアフォンを提携先の独MVNO事業者ドリリッシュに売却することで基本合意したと発表した

「インダストリー4.0」に黄信号、IoTの米標準化団体が急成長

モノのインターネット(IoT)の実現に向けて米企業が中心となって設立した標準化団体「産業インターネット・コンソーシアム(IIC)への危機感がドイツの製造業界から出ている。IICに加盟する企業が急速に増えているためで、独製

ロシア移動通信最大手、衛星放送事業を拡大

ロシアの移動通信大手MBTが衛星テレビ事業に進出する。50億ルーブルを投じて通信衛星の回線を借り受けるとともに関連設備を購入し、今後3年間でロシアの衛星テレビ市場をリードすることを目指す。11日付のブルームバーグが報じた

勤務時間外のメール削減、化学大手のエボニックが成功

勤務時間外に社員が業務用の電子メールを送受信する件数の大幅削減に、化学大手の独エボニックが成功した。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙がトーマス・ヴェッセル取締役(人事担当)への取材などをもとに報じた。 スマートフォン

カミングアウトで記念碑撤去~ロシア

米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が10月末に同性愛者であることを公にしたことで、サンクト・ペテルブルグの大学構内にあった「スティーブ・ジョブズ記念碑」が撤去される事態になった。設置元の持ち株会社ZEFS

乗用車走行料金、国外車は高速道のみ課金へ

ドイツのアレクサンダー・ドブリント交通相(キリスト教社会同盟=CSU=)は10月30日、乗用車走行料金制度の導入に向けた法原案を発表した。7月に発表した構想に対して国外や野党のほか、与党内からも批判が出たことを受けて内容

独ICT市場が2年ぶりに拡大の見通し

独情報通信業界連盟(Bitkom)は10月28日、ドイツの情報通信技術(ICT)市場規模が今年は前年比1.6%増の1,534億ユーロとなり、2年ぶりに増加に転じるとの予測を発表した。ITハードとソフトがそれぞれ5.8%、

ハンガリーモバイル決済サービス、サムスンと戦略提携

ハンガリーの大手銀行OTPは10月28日、同行のモバイル決済サービス「シンプル」が携帯電話世界大手のサムスンと戦略提携したことを明らかにした。携帯端末を使った決済の利用促進で協力する。シンプルはサムスンが12月に発売開始

英スカイスキャナー、ハンガリーのアプリ開発企業を買収

旅行関連ポータルサイトを運営する英スカイスキャナーはこのほど、ハンガリーのモバイルアプリ開発企業ディスティンクションを買収すると発表した。モバイル開発部門を拡充するのが狙い。ディスティンクションとは今年8月にホテルに関す

露ビンペルコム、伊の合弁交渉がとん挫

ロシア携帯電話サービス大手のビンペルコムは10月26日、イタリアでの合弁会社設立に向けた交渉がとん挫したことを明らかにした。交渉の相手と目される香港のハチソン・ワンポアと、出資比率をめぐって折り合いがつかなかったもようだ

露ビンペルコム、伊の合弁交渉がとん挫

ロシア携帯電話サービス大手のビンペルコムは10月26日、イタリアでの合弁会社設立に向けた交渉がとん挫したことを明らかにした。交渉の相手と目される香港のハチソン・ワンポアと、出資比率をめぐって折り合いがつかなかったもようだ

ニュメリカブルのSFR買収、仏当局が承認

フランスの競争当局は10月27日、同国最大のケーブルテレビ大手ニュメリカブルが仏メディア・通信大手ビベンディの携帯電話サービス部門SFRを買収する計画を条件付きで承認したと発表した。これによって同買収計画は大きな障害がな

仏アルカテルの赤字縮小、コスト減で収益改善

仏通信機器大手アルカテル・ルーセントが10月30日発表した2014年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は1,800万ユーロの赤字となったが、赤字幅は前年同期の1億8,200万ユーロから大きく縮小した。北米での販売が落

STマイクロ、7~9月期は減収増益

欧州半導体最大手の仏・伊系STマイクロエレクトロニクスは10月29日、2014年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は7,200万ドルの黒字だったと発表した。不振が続いていた携帯電話用半導体の合弁事業からの撤退により、

ベルテルスマン―米eラーニング企業買収―

メディア大手の独ベルテルスマン(ギュータースロー)は21日、eラーニングサービスを手がける米リリアス・ラーニング(Relias Learning)を投資会社ビスタ・エクイティ・パートナーズから買収すると発表した。教育事業

高速道路・鉄道での移動通信を確実に、事業者に義務化

ドイツ連邦ネットワーク庁は高速道路と高速鉄道(ICE)路線で移動通信が100%確実に送受信できるようにすることを、携帯電話サービス事業者に義務づける考えのようだ。内部文書をもとに『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じ

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