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2010/6/30

企業情報

Bayer MaterialScience AG―シンガポールに機能性フィルム研究拠点―

この記事の要約

Bayerの樹脂部門Bayer MaterialScience(レバークーゼン)がアジア事業を強化している。機能性フィルムの研究センターを22日シンガポールに開設したほか、年内にはアジアにおけるポリカーボネートの新生産拠 […]

Bayerの樹脂部門Bayer MaterialScience(レバークーゼン)がアジア事業を強化している。機能性フィルムの研究センターを22日シンガポールに開設したほか、年内にはアジアにおけるポリカーボネートの新生産拠点の候補地も選定する予定だ。

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シンガポールの新研究センターは建設コストが約700万ユーロで、研究要員は約30人。電気製品向け機能性フィルムを中心に開発を進め、アジア・太平洋地域の顧客に販売していく。必要に応じて施設を増設する可能性もある。同国を選んだのは質の高い労働力を確保しやすいほか、知財権保護もしっかりしているためで、Bayerの農業科学部門も2年前に米栽培センターを設置している。

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ポリカーボネートの新工場は上海近郊のソウケイ(Caojing)かタイのマープタープット工業団地に設置する考え。バンコクで起きた騒乱は拠点選定に影響しないとしている。

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