独ビール醸造業者連盟(DBB)は12日、国内ビール消費量(ノンアルコールビールを含む)が昨年は1人当たり推定106.9リットルとなり、前年の106.6リットルをやや上回ったと発表した。増加は3年ぶり。冬から初夏にかけての温暖な気候やサッカーワールドカップの開催がプラスに働いたもようだ。ドイツのビール消費量は1970年代から減少傾向が続いている。
ノンアルコールビールの販売が初めて500万ヘクトリットルを超え、全体を押し上げた。
国内ビールメーカーの出荷量は約9,500万ヘクトリットルに達し、欧州でダントツ1位の地位を維持した。全体の50%以上をピルスが占める。