企業情報

フォルクスワーゲン―社長任期を18年末まで延長へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は2日、監査役会の幹事会がヴィンターコルン社長の任期延長を25日の監査役会に提案することを全会一致で決議したと発表した。2016年末で切れる任期を18年末へと2年 […]

フォルクスワーゲン―露でエンジン生産開始、外資初―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は4日、露カルーガ工場でエンジン生産施設の開所式を行った。ロシアでエンジンを生産する外国メーカーは同社が初めて。式典にはメドベージェフ首相などが出席した。 3年を

オペル―預金事業参入、ブランド・ロイヤリティの向上狙い―

独自動車大手オペル(リュッセルスハイム)は1日、金融子会社オペル・バンクが同日付けでネット銀行業務を開始したと発表した。預金サービスを提供することでオペル車を購入した顧客との関係を強化するとともに、新たな資金調達元を確保

アリアンツ―パナソニックと提携、スマートホーム分野で―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は3日、子会社アリアンツ・ワールドワイド・パートナーズがスマートホーム分野でパナソニックと提携すると発表した。情報・通信技術の発展で新たなニーズを掘り起こせると判断。パナソニックのスマ

ギガセット―スマホ市場参入―

コードレスフォン製造の独ギガセット(ミュンヘン)は1日ベルリンで、同社初のスマートフォンを公開した。固定電話機市場が縮小し同社の業績も後退していることから、スマホ市場に参入して巻き返しを図る考えだ。ドイツではかつて電機大

シュトル―中国企業が出資―

横編機製造の独シュトル(ロイトリンゲン)に工業用・家庭用ミシンを手がける中国企業、上工申貝(Shang Gong Group=SGG=)が資本参加するもようだ。dpa通信が報じたもので、SGGは独禁当局の承認を経て出資す

BASF―ガスプロムとの資産交換が復活―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムと資産交換を行うと発表した。両社はウクライナ問題を受けて欧州連合(EU)とロシアの関係が悪化したため、同取引を昨年末に破棄した経緯

ヘンケル―印洗剤メーカーに出資か―

化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)がインドの洗剤メーカー、ジョシー・ラボラトリーズ(Jyothy Laboratories)に資本参加するとの観測が浮上している。印『エコノミック・タイムズ』が報じたもので、26%出

クラリアント―最大部門の売却・合弁化にらむ―

特殊化学大手クラリアント(スイス・ムッテンツ)のハリオルフ・コットマン社長は2日、同社最大の事業部門である「プラスチック&コーティング」の売却ないし合弁会社化を視野に入れていることを明らかにした。同部門は中国など新興国の

ノバルティス―米アムジェンと提携―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は1日、米同業アムジェンと提携すると発表した。神経疾患薬事業を強化する考えで、両社の医薬品を共同開発・販売する。 提携の対象となるのはノバルティスが開発中のアルツハイマー治療薬「C

アルバ―出資受け入れ交渉―

独廃棄物処理大手のアルバ(ベルリン)が出資受け入れに向けた交渉を進めている。債務の圧縮が狙い。交渉はすでに進展した段階にあり、10月にも合意する見通しという。経済紙『ハンデルスブラット』が消息筋の情報として報じたもので、

ボッシュ―メキシコの湯沸かし器工場が稼働―

複合企業の独ボッシュ(シュツットガルト)は8月28日、メキシコに建設したガス瞬間湯沸かし器工場の開所式を行った。エネルギー効率の高い製品の需要が同国で拡大すると見込んで、メキシコでは同社初の湯沸かし器工場を設置した。同工

モンサント―シンジェンタ買収を断念―

農業科学大手の米モンサントは8月26日、スイス同業シンジェンタの買収を断念すると発表した。買収額を引き上げたが、シンジェンタが拒否の姿勢を崩さなかったことから実現は不可能と判断し、買収提案を取り下げた。 種子事業で世界最

コベストロ―新社名スタート―

独バイエルの化学部門バイエル・マテリアルサイエンスは1日、社名をコベストロ(Covestro)に変更した。バイエルは経営資源を製薬と農業科学分野に絞り込む方針で、来年半ばまでにコベストロの新規株式公開(IPO)を実施。同

カールシュタット―書籍販売から撤退―

経営不振の独デパート大手カールシュタット(エッセン)は8月27日、国内の一部店舗で行っている書籍販売事業をショップインショップ方式で書籍小売大手のフーゲンドゥーベルに全面委託すると発表した。カールシュタットは書籍事業から

コメルツ銀行―ブラジルに支店開設―

独金融大手コメルツ銀行(フランクフルト)は1日、ブラジル支店の開設を同国の中央銀行から承認されたと発表した。ブラジル経済は低迷しているものの、中期的に再び力強い成長に転じると予想。同国市場への進出を決めた。 来年第1四半

ハパックロイド―事業統合のシナジー予測を引き上げ―

海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)は8月26日の決算発表で、チリ同業CSAVのコンテナ事業統合に伴うシナジー効果を当初予測の年3億ドルから4億ドルに引き上げた。統合は予想していたよりも順調に進んでおり、同シナジー効

フォルクスワーゲン―グループ販売が一段と悪化―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が8月25日発表した2015年1-7月期のグループ販売台数は前年同期比1.0%減の583万台となり、減少幅は1-6月期(上半期)の0.5%から膨らんだ。7月実績が

ダイムラー―北京汽車が出資見通し―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)に中国の戦略提携先である北京汽車(BAIC)が資本参加するもようだ。BAICの徐和誼社長が『京華時報』に明らかにしたもので、出資交渉は年末までに終了する見通しだと語った。ダイム

シューラー―独3工場を閉鎖―

墺アントリッツの独プレス機械子会社シューラー(ゲッピンゲン)は8月26日、ドイツにある工場7カ所のうち3カ所を閉鎖すると発表した。新興国での生産が増し国内生産の重要性が相対的に低下しているため。過去の買収で国内工場数が増

メッサー―中国に新工場―

工業ガス大手の独メッサー・グループ(バート・ゾーデン)は8月25日、上海に隣接する蘇州に新工場を開設すると発表した。現地需要の拡大を受けた措置で、電機メーカー向けに各種の工業ガスを供給する。投資額は3,300万ユーロ。

デルファイ―独で自動運転テスト―

自動車部品大手の米デルファイがドイツで自動運転テストを実施する。広報担当者への問い合わせをもとに経済誌『マネージャー・マガチン』が報じたもので、テストは高速道路よりも交通事情が複雑な一般道で行う。 年末までにプロトタイプ

ダイムラー―ブラジルで従業員1,500人削減へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)がブラジルで人員削減に踏み切る。現地のトラック需要が大幅に減少しているためで、サンパウロ近郊のサンベルナルド・ド・カンポにある工場で1,500人を整理する。dpa通信が広報担当

プツマイスター―雇用保障協定を締結―

3年半前に中国の建機大手、三一重工の子会社となったコンクリートポンプ製造の独プツマイスター(アイヒタール)は18日、金属労組IGメタルとの間で雇用保障協定を締結したと発表した。買収当初は大幅な人員削減への懸念が従業員の間

SMAソーラー―米国で大型受注―

ソーラーインバーター大手の独SMAソーラー(ニーステタール)は19日、米国のメガソーラー向けにセントラル・インバーター317基を受注したと発表した。受注額は明らかにしていない。 米国のプロジェクト事業者スイナートン・リニ

シンジェンタ―フラワー事業放出へ―

スイス農業科学大手のシンジェンタ(バーセル)は19日、フラワー種子事業からの撤退方針を明らかにした。最終消費者のニーズの変化を背景に販売チャンネルと小売市場の環境が変化し、業界再編が起きていることを受けた措置と説明してい

ノバルティス―MS治療薬を拡充、GSKからの買収で―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は21日、英同業グラクソ・スミスクライン(GSK)が開発中の多発性硬化症(MS)治療薬「オファツムマブ」の権利を譲り受けると発表した。MS治療薬事業を強化する。 GSKにまず前払金

フランケ―ビール樽子会社の売却など模索―

業務用キッチンシステムなどを手がけるスイス企業フランケ・ホールディング(アールブルク)が、業務用金属製ビール樽を製造する独子会社フランケ・ベバリッジ・システムズの売却ないし合弁化を模索している。広報担当者の確認を得た情報

RWE―英子会社のトップ入れ替え―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)は24日、英子会社Nパワーの社長交代を発表した。英国事業の不振を受けた措置で、同子会社の財務担当取締役も入れ替える。 英国の一般世帯向け電力・ガス販売市場では顧客の獲得をめぐる競争が激

ドイツポスト―墺に小包配達網構築へ―

物流大手のドイツポスト(ボン)は18日、オーストリアに小包配達網を構築すると発表した。ネット通販市場の拡大を受けて小包需要が拡大していることに対応。ベネルクス諸国、ポーランド、チェコ、スロバキアに続き市場参入を果たす。

アリアンツ―ロンドンの下水道建設を共同落札―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は24日、ロンドンの下水道建設プロジェクト「テムズ・タイドウェイ・トンネル」を、同社を中心とする企業連合が落札したと発表した。金融市場での運用が難しくなっていることから、保険業界では長

シェフラー―産業向け部門を再編―

ベアリング大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は20日、産業向け部門の再編計画を発表した。好調な自動車向け部門とは対照的に業績が低迷していることに対応。製品ポートフォリオの見直しや事業効率の改善、顧客志向の強化を

ダイムラー―「グーグルとの合弁はあり得る」=社長―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が米IT大手との提携を視野に入れている。ディーター・ツェッチェ社長が事業家・投資家向けサイト「ドイチェ・ウンターネーマーベルゼ(DUB)」のインタビューで明らかにしたもので、ア

RWE―組織再編へ―

エネルギー独2位のRWE(エッセン)は10日、抜本的な組織再編計画を発表した。組織をスリム化することで市場の変化に迅速に対応できるようにし、低迷する業績の再建につなげる考えだ。2017年1月1日までに新体制に移行する。競

エーオン―イタリアの水力発電事業を売却―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)は6日、イタリアの水力発電事業を現地の再生可能エネルギー電力事業者ERGパワー・ジェネレーションに売却することで合意したと発表した。昨年11月に打ち出した組織再編計画に基づく

アウディ―EV投入を計画、航続距離は500キロに―

高級車大手の独アウディは13日、電力自動車(EV)のSUVを2018年に市場投入する計画を明らかにした。同社がEVを販売するのは初めて。9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)でコンセプトカーを初公開する。フル充

マン・ウント・フンメル―米同業を買収―

自動車・産業用フィルター大手の独マン・ウント・フンメルは17日、米同業アフィーナ・グループを投資会社サイプレス・キャピタルから買収すると発表した。製品の幅を広げる狙い。当局の承認を経て、アフィーナを自社に統合する。 南米

ミシュラン―独に投資、労働時間は柔軟化―

タイヤ大手の仏ミシュランが独化学労組IG BCEとの間で新たな労使協定を締結した。マインツの地方紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』が報じ、IG BCEが追認したもので、労働時間柔軟化の見返りとして、経営上の理由による整理

ユングハインリヒ―倉庫・保管設備メーカー買収―

フォークリフト世界3位の独ユングハインリヒ(ハンブルク)は11日、倉庫内の輸送・管理設備を手がける独MIASグループを買収することで合意したと発表した。物流システム事業の強化戦略に基づく措置。買収金額は公表しないことで合

エアバス―部品の10%を3Dプリンターで製造へ―

欧州航空宇宙大手のエアバスが部品製造で今後、3Dプリンターを積極的に活用していく考えだ。航空機製造への3Dプリンター導入を担当するペーター・ザンダー氏が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、同社はすで

WMF―業務用コーヒーメーカーの合弁を印に設立―

高級キッチンウエアで有名な独WMF(ガイスリンゲン)は11日、インドのコーヒーチェーン、コーヒー・デイと共同で同国に合弁会社を設立したと発表した。事業の国際化戦略の一環で、コーヒー市場が拡大するインド、東南アジア向けに業

アディダス―フィットネスアプリ企業を買収―

スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は5日、フィットネスアプリ開発の墺ランタスティック(Runtastic)を完全買収したと発表した。アプリを積極的に活用するスポーツ愛好家やアスリートが増えていること

ドイツテレコム―ポータルサイトなど売却―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は13日、ポータルサイト「Tオンライン」とデジタル・マーケティング子会社インターアクティブメディアを独広告大手シュトレーアーに売却すると発表した。他の事業との相乗効果がないため、売却先

電気化学工業―独バイオ医薬品研究開発会社を買収―

電気化学工業(デンカ)は7日、バイオ医薬品の研究開発を手がける独アイコン・ジェネティクスを独ノマッド・バイオサイエンスから完全買収すると発表した。健康・医療分野に経営資源を集中する戦略に基づく措置。買収金額は最大で7,5

バイヤスドルフ―上期営業益、過去最高に―

コスメティック用品・粘着テープ大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)が5日発表した2015年1-6月期(上半期)の営業利益(EBIT)は前年同期比12.4%増の5億800万ユーロとなり、過去最高を更新した。ロシアなどの東欧

フライシュマン―企業年金の負担に耐えられず―

鉄道模型を製造する墺モデルアイゼンバーン・ホールディングの独子会社フライシュマン(ハイルスブロン)は4日、会社更生手続きの適用を裁判所に申請した。退職者に支払う企業年金の負担に耐え切れないため、同負担を企業年金保険機関P

シーメンス―洋上風力発電の中核部品、独港湾に工場設置へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は5日、エルベ川河口のクックスハーフェンに洋上風力発電の心臓部に当たるナセルの工場を設置すると発表した。約2億ユーロを投資して年内に着工。2017年半ばの生産開始を見込む。 ナセルは風

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