ドイツ自動車部品工業界の動き

Thyssenkrupp AG―自動車鋼板子会社を武漢鋼鉄に売却―

鉄鋼大手の独Thyssenkrupp(エッセン)は9月28日、自動車鋼板子会社Tailored Blanksを中国競合・武漢鉄鋼(Wisco)に売却することで合意したと発表した。売上規模で計100億ユーロの事業を分離する […]

Bosch

自動車部品大手Boschのフェーレンバッハ監査役会長(前社長)は『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版)』紙主催の経営者表彰式典で、太陽光発電事業から撤退する可能性があると明言した。再生可能エネルギーの大幅強化に向けた独

独ラミルクス、フロスト&サリバンから技術革新賞

独繊維強化樹脂メーカーのラミルクスは、今年の「欧州新革新製品賞」を受賞した。同賞は米市場調査会社のフロスト&サリバンが革新的な新製品を開発した企業に毎年贈っているもので、授賞式は19日、ハノーバーで開催中のIAA国際商用

Bosch

独自動車部品大手ボッシュ の韓国法人は25日、韓国事業への投資規模を2013年は2012年の600億ウォン(約4,140万ユーロ)から2倍に引き上げると発表した。自動車だけでなく他の事業分野も含まれているという。25日付

Duerr

独産業設備機械大手のデュル は、インド北西部のグジャラート州のサナンドにあるフォード工場に塗装設備を供給する。塗装設備に加え、搬送や排気浄化システムも含むものでインドでも最大規模の塗装システムになるという。フォードは20

Schaeffler AG―Continental株10%を売却―

ベアリング大手Schaeffler AGの統括会社Schaeffler Verwaltungs GmbH(ヘアツォーゲンアウラハ)は24日、投資銀行2社に預けていた自動車部品大手Continentalの株式10.4%を私

Knorr-Bremse AG―JR東日本から新幹線向けブレーキ受注―

ブレーキ大手の独Knorr-Bremse(ミュンヘン)は20日、JR東日本からブレーキを受注したと発表した。北陸新幹線に投入する次世代車両「E7系」向けに納入する。同社はJR東日本の「E5系」「E6系」にもブレーキを納入

ノイマイヤー・テクフォア、再度経営危機に

独自動車部品会社のノイマイヤー・テクフォア(オッフェンブルク)は14日、企業再建促進法(ESUG)に基づく保全手続きの適用をオッフェンブルク破産裁判所に申請した。対象はホールディング会社と国内の全拠点。資金繰りに行き詰ま

独パイカー、4Gワイヤレス接続システムを供給

車載ハンズフリー機器メーカーのパイカー・アクースティック(Peiker acustic)はこのほど、第4世代移動通信規格(LTE)対応の車載無線LAN(W-LAN)システムを独高級車メーカーに供給すると発表した。今年第4

独マン・ウント・フンメル、タイに新工場

独自動車・産業用フィルター大手のマン・ウント・フンメル(M+H)は19日、タイに新工場を建設すると発表した。乗用車およびトラック向けの空気清浄システムと吸気マニホルドを生産する。新工場の建設はアジアの顧客へのサービスをよ

スマホをかざして自動車施錠、フランスで実証試験

スマートフォンを自動車の施解錠・認証手段として活用するカーシェアリングプロジェクトが仏トゥールーズで進められている。近距離無線通信(NFC)技術を利用したもので、ユーザーは専用アプリをスマホにインストールしたうえで、予約

ZF Friedrichshafen AG―調達コスト5億ユーロ圧縮へ―

自動車部品の独3位メーカーZF Friedrichshafen(フリードリヒスハーフェン)は13日、部品調達コストを2014年末までに5億ユーロ削減すると発表した。顧客の自動車メーカーから年3%の値下げを求められているほ

Continental AG―再生タイヤとリサイクルの統合施設建設へ―

自動車部品大手の独Continentalは18日、古タイヤのリサイクリング施設と再生タイヤの生産施設をあわせ持つ工場を本社所在地ハノーバーに設置すると発表した。原料となる資源の減少を受けた措置で、タイヤに含まれる再生ゴム

Neumayer Takfor Holding GmbH―経営権温存型の会社再建へ―

中堅自動車部品メーカーの独Neumayer Takfor(オッフェンブルク)は14日、経営権温存型会社再建手続きの適用をオッフェンブルク区裁判所に申請した。現時点で資金繰りに行き詰っていないものの、経営が一段と悪化する前

独マン・ウント・フンメル、上半期は5.8%増収

独自動車・産業用フィルター大手のマン・ウント・フンメル(M+H)は12日、2012年上半期の売上高が12億7,000万ユーロとなり、前年同期に比べ5.8%の増収となったと発表した。従業員数も世界で約5%増え、約1万5,0

独ボイゼン、将来に自信

独排ガス処理システムメーカー・ボイゼンの事業が好調だ。同社のロルフ・ガイゼル社長は、2013年のグループ売上高が10億ユーロの大台に乗るとの見通しを明らかにした。14年以降も成長を維持し、15年には15億ユーロの売上を達

スマートフォンの自動音声読み上げ機能を導入

ドイツテレコムはこのほど、アンドロイド(Android)スマートフォンを対象とした自動音声読み上げ機能のアプリ「AutoRead」を導入した。標準版は無料だが、有料でより高性能な機能も提供する。 \ 同アプリは、ジェスチ

独スヴォボダ、ルーマニア自動車部品メーカーを買収

独自動車部品メーカーのスヴォボダ(Swoboda)は12日、ルーマニアのニューテクイノベーション(NewTecInnovation)を買収したと発表した。全ての従業員を引き継ぎ、事業を拡大していく方針を示している。また、

BASF

化学大手の独BASFは自動車産業向け事業の売上高を2020年までに現在の95億ユーロから1.8倍の170億ユーロに拡大する意向だ。クルト・ボック社長がロンドンの投資家向け説明会で明らかにしたもので、新興諸国の自動車市場拡

Boysen

自動車部品メーカーの独Boysen(アルテンシュタイク)は6日、米アラバマ州ブルックウッドで新工場の建設を2週間以内に開始すると発表した。投資総額は3,400万ユーロで、来年に完成。高級車大手Daimlerが近隣の工場で

独ボッシュ、サムスンとの合弁解消

独自動車部品大手のボッシュはこのほど、韓国サムスンの子会社サムスンSDIと設立したリチウムイオン電池の合弁会社SBリモーティブを解消すると発表した。今後はハイブリッド車や電気自動車向けのリチウムイオン電池事業を独自に拡大

独ティッセンクルップ、Li-ion電池の技術センターを開設

独鉄鋼大手ティッセンクルップの産業設備製造子会社であるティッセンクルップ・システムエンジニアリングはこのほど、ケムニッツ近郊のプライサにリチウムイオン電池の技術センターを開設すると発表した。同センターでは、電極の生産、セ

Hella KGaA Hueck & Co.―TMD Frictionと販売合弁―

自動車部品大手のHella(リップシュタット)は4日、同業TMD Frictionと共同で合弁会社を設立すると発表した。交換用ブレーキ部品を世界で共同販売していく。新会社はカルテル当局の承認を経て来年1月1日から事業を開

Mahle

自動車部品大手の独Mahleは3日、南欧の工場で操業時間を短縮していることを明らかにした。現地自動車メーカーの販売不振で部品需要が鈍っているためで、従業員合わせて1,000人を対象としている。同社の予想では欧州の今年の新

コンティネンタル、ブラジルの研究センターが稼働

独自動車部品大手のコンティネンタルは23日、ブラジル・サンパウロ州のサルト市に2,800万レアル(約1,100万ユーロ)を投じて建設していたテクノロジーセンターの開所式を行った。同センターではエンジンの性能試験のほか、デ

独マーレ、アジア事業を強化

独自動車部品メーカーのマーレはアジア事業を強化する。アジア諸国の自動車生産の増加や日本メーカーの生産移管に対応するもので、中国の研究開発センターを拡張するほか、日本では九州に新工場を建設する。また、タイでは既存の2工場を

ボッシュ・レックスロス、全駆トラック向けの技術開発

独自動車部品大手のボッシュの駆動部品・制御装置部門であるボッシュ・レックスロスは20日、全輪駆動トラックのエネルギー効率を改善する新たな駆動システムを開発したと発表した。「油圧けん引アシスタント(Hydraulic Tr

コンチテック、米パーカーのエアコンホース事業買収

自動車部品大手のコンティネンタルは13日、ゴム・プラスチック子会社のコンチテック(ContiTech)が油空圧装置大手の米パーカー・ハネフィン(以下:パーカー)から自動車向け空調ホース事業を買収することで合意したと発表し

ボッシュ、中国の寧波北斗科技と合弁設立で合意

独自動車部品大手ボッシュは13日、電動二輪車向けモーターの生産を手がける中国の寧波北斗科技有限公司と合弁会社を設立することで合意したと発表した。電気自動車(EV)分野での技術、管理面での強みを電動二輪車の分野で生かし、事

独ヘラー、中国に新工場

独自動車照明・電子部品大手のヘラーは16日、中国福建省の厦門に新工場を開設したと発表した。現地法人ヘラー・エレクトロニクス・デバイスを新たに設立し、新工場を自動車用リレー部品の生産でアジアの中核工場にする。 \ 新工場で

独ボッシュ、新たなESPを発売

独自動車部品大手のボッシュはこのほど、第9世代の横滑り防止システム(ESP)「ESP9」シリーズから新たなバリエーション「ESP9プレミアム」を発売する。ブレーキ圧を迅速かつ少ない振動で制御できるため、精度や快適性が向上

コンティネンタル、運転支援システムの新たな開発拠点計画

独自動車部品大手のコンティネンタルは17日、来年初めにもドイツのウルムに運転支援システムの新たな開発拠点を開設する計画を明らかにした。これにより当該分野のドイツにおける開発を強化するとともに、同社の世界的なネットワークも

Robert Bosch GmbH―電動スクーター用モーターで合弁―

自動車部品大手の独Bosch(シュツットガルト)は13日、電動スクーター用モーター市場に参入すると発表した。電動スクーターは電気自動車に先駆けて市場が拡大しているためで、中国企業Ningbo Polaris Techno

独SHW、増収増益

独自動車部品メーカーのSHWが6日発表した2012年6月中間決算の営業利益(EBITDAベース)は前年同期比22.8%増の2,320万ユーロに拡大した。新製品の投入効果に加え、安定した需要が収益改善に貢献した。売上高は1

独コンティネンタル、通期予想を上方修正

独自動車部品大手のコンティネンタルは2日の決算発表で、2012年通期の業績予想を上方修正した。売上高は前年比7%増の325億ユーロ以上、営業利益(EBIT)は好調だった前年の実績を上回ると見込んでいる。同社はこれまで、売

独エルリングクリンガー、上半期は増収増益

独自動車部品メーカーのエルリングクリンガーは3日、2012年上半期(1~6月)の売上高が前年同期比14.2%増の5億6,980万ユーロに拡大したと発表した。営業利益(EBIT)も22.9%増の7,560万ユーロに拡大した

独プフォルツハイム大学、材料・材料技術研究所を設立

独プフォルツハイム大学にこのほど、材料・材料技術研究所(IWWT)が設立された。7人の研究チームが、既存の材料や新たな材料の分析・試験、生産工程などを研究する。 \ 例えば銅は、ケーブル、ワイヤー、レール、銅板などに使用

独PWO、増収増益

独自動車電子部品メーカーのプログレスヴェルク・オーバーキルヒ(PWO)が2日発表した2012年4-6月期(第2四半期)決算の最終利益は210万ユーロとなり、前年同期の2.4倍に拡大した。国内が苦戦した一方、国外事業が好調

バッテリー上がりの早期警告システム開発

カーバッテリーの容量低下や充電不足を早期に検出し、ドライバーに警告することでバッテリー上がりによるエンジン始動不良などのトラブルを未然に防ぐバッテリー管理システムを、ボーフム大学(RUB)と自動車向け精密部品メーカーIs

Hofer Powertrain

独エンジニアリング会社のホーファー・パワートレイン はこのほど、シュツットガルト近郊のニュルティンゲンで新たな開発センターの定礎式を行った。新拠点はオフィス棟、試験場、生産棟を備え、より迅速かつ柔軟なサービスを提供できる

独ドレクスルマイアー、マケドニアに進出

独自動車部品メーカーのドレクスルマイアーは19日、マケドニアのカヴァダルツィに生産拠点を開設すると発表した。同国に工場を持つドイツ系自動車部品メーカー向けにワイヤーハーネス部品を供給する。11月に一部のラインを稼働させ、

ZFサービス部門、成長鈍化の見通し

独自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンのアフターサービス子会社(ZFサービシズ)のアロイス・ルートヴィヒ社長は21日、今後数年の平均成長率が5%程度にとどまるとの見通しを明らかにした。これはグループ全体の成長見通し

コンティネンタル、リチウムイオン電池の合弁設立

独自動車部品大手のコンティネンタルと韓国のエネルギー・石油化学大手のSKイノベーションは23日、自動車向けのリチウムイオン電池モジュールを開発・生産・販売する合弁会社の設立に関する契約を締結した。 \ 合弁会社の出資比率

独レオニ、光ファイバー事業部門を強化

自動車用のワイヤーハーネス(電線)などを生産する独レオニは23日、高出力レーザーアプリケーション用の光ファイバーを製造する米リチャード・ロッシュの資本を実質上すべて7月2日付けで取得したと発表した。高い技術力を必要とする

独レーハウ、ハンガリーに新工場

独ポリマー樹脂加工大手のレーハウは7月12日、ハンガリーのジュールに建設する新工場の定礎式を行った。投資規模は約6,000万ユーロ。2013年に操業を開始する計画で、従業員数は当初約200人を予定している。 \ レーハウ

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