MOL、伊エニからスロバキア下流事業を買収
中欧最大の石油会社であるハンガリーのMOLは11日、伊同業のエニからスロバキアの販売事業を100%買収する契約を結んだ。これによって同国のガソリンスタンド網が40店舗から57店舗に拡大するほか、スロベニアの首都リュブリャ […]
中欧最大の石油会社であるハンガリーのMOLは11日、伊同業のエニからスロバキアの販売事業を100%買収する契約を結んだ。これによって同国のガソリンスタンド網が40店舗から57店舗に拡大するほか、スロベニアの首都リュブリャ […]
中欧石油最大手のMOL(ハンガリー)は6日、ノルウェー領北海における探査事業を拡大すると発表した。5鉱区の免許入札への参加に加え、ノルウェー同業から3鉱区の部分権益を取得する。入札結果は来年1月に明らかになる。 免許入札
独エネルギー大手のRWEは20日、ポーランドとハンガリーに新たに開設した風力発電所と太陽光発電所の稼動を開始したと発表した。中欧の再可エネ事業拡大戦略に沿ったもので、ポーランドでは政府による再可エネ政策の変更を見越した動
中欧石油最大手のMOL(ハンガリー)は21日、イタリア同業エニの国内下流事業を買収すると発表した。中東欧事業の拡大戦略に沿ったもので、小売市場でのシェア拡大を通じて流通経路を広げ、中核の石油精製事業の強化につなげる。独禁
ハンガリーのセスターク国家開発相は19日、サウジアラビアのリヤドで同国のアブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市(K.A.CARE)のヤマニ総裁と会談し、原子力エネルギーの開発分野で協力することで合意した。エネルギー調
ポーランドとバルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)および欧州委員会は15日、ポーランドとリトアニアを結ぶ天然ガスパイプラインの建設に関する合意文書に署名した。「ポーランド・リトアニア間ガス相互接続(GIPL)」と
ロシア国営ガス会社ガスプロムは12日、ウクライナへの天然ガス供給を再開したと発表した。同国へのガス供給は6月末に価格改定交渉が決裂して以来。両国は先月25日、欧州連合(EU)の仲介によりブリュッセルで会談し、ウクライナへ
ロシア投資会社レターワン傘下の独石油会社ディーイーエー(Dea)は14日、独エネルギー大手エーオンのノルウェー石油・ガス事業を16億米ドルで買収すると発表した。これによりノルウェーでの1日あたりの生産量が現状の2倍以上の
ポーランド石油最大手のPKNオルレンは13日、カナダ同業のキッキングホース・エナジーと、ポーランド事業に軸足を置く米同業FXエナジーの2社を完全買収すると発表した。北米の上流(探鉱、開発、生産)事業の拡大戦略に沿ったもの
ポーランドとバルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)および欧州委員会は15日、ポーランドとリトアニアを結ぶ天然ガスパイプラインの建設に関する合意文書に署名した。「ポーランド・リトアニア間ガス相互接続(GIPL)」と
エネルギー大手の独エーオンは14日、北海のノウルェー海域に持つ石油・天然ガス田の権益をロシア投資会社レターワン傘下の独ディーイーエー(Dea)に売却することで合意したと発表した。取引金額は16億ドルで、エーオンは債務の圧
独化学大手BASFのクルト・ボック社長は12日サンクトペテルブルク近郊のロモノソフで行われた露ガスプロムトと提携25周年式典で、両社の共同事業にBASFが今後5年間で約20億ユーロを投資することを明らかにした。シベリア産
ロシアのガス最大手ガスプロムのミレル社長は6日、トルコを経由して欧州に天然ガスを供給するパイプラインを敷設する「トルコ・ストリーム」計画について、供給能力を当初予定の年630億立法メートルから320億立法メートルに減らす
独高級車大手アウディのハンガリー子会社アウディ・フンガリアは5日、同国の再生可能エネルギー企業アルテオ・グループ(Alteo、ブダペスト)と提携契約を締結した。エネルギー利用の最適化を図るのが狙い。契約期間は2年間で、1
モスクワ市で6日、電気自動車(EV)向け充電設備が時間制限駐車区間(パーキングメーター区間)に初めて設置され、稼働を開始した。環境負荷の小さい交通機関を促進するモスクワ市の取り組みの一環で、EV普及の障害となっている充電
ポーランドの再生可能エネルギー企業ノヴァヴィス(Novavis)はこのほど、中国電力工程顧問集団(CPECC)の子会社である華北電力設計院(NCPE)と、ポーランドでの太陽光発電プロジェクトに関する独占提携契約を結んだ。
ポーランド西部のシフィノウイシチェ港で12日、同国初の液化天然ガス(LNG)受入れ基地の竣工式が行われた。試験段階を経て、12月中旬にカタールから初めてガスが供給される見通し。来年5月の本格稼働、2018年のフル稼働が見
欧州復興開発銀行(EBRD)の理事会は9月30日、ウクライナの国営ガス会社ナフトガスへの融資枠を3億米ドルまで拡大することを承認した。この冬の需要が見込まれる天然ガスを欧州市場で調達する資金に充てられる。 EBRDは昨年
クロアチアの建設会社ヴィアドゥクト(Viadukt)は9月30日、スロベニア東部のブレジツェ水力発電所向けの貯水池整備工事を2,210万ユーロで受注したと発表した。発注したのはスロベニアのエンジニアリング大手リコが率いる
石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルがボスニア・ヘルツェゴビナでの石油資源開発を断念する。原油価格の低迷を受け、採算性を確保するのは難しいと判断した。同社は2011年に同国を構成するボスニア・ヘルツェゴビナ連邦自治政府
ロシア天然ガス大手の国営ガスプロムが、極東サハリンの液化天然ガス(LNG)生産プロジェクト「サハリン2」の生産能力の大幅な拡大を検討している。すでに設置が計画されている第3プラントに加え、第4プラントを設けるもので、実現
ロシアのセルゲイ・ドンスコイ天然資源相は9月28日、ロイター通信とのインタビューで、アラブ諸国と石油・ガス資源の開発で提携する意向を明らかにした。欧米の制裁により、同国の石油・ガス関連企業が資金調達や高度な掘削技術の導入
欧州エネルギー規制連携庁(ACER)は23日、ドイツとオーストリアの電力取引を制限するよう両国に要求した。ドイツからオーストリアへの送電が現状ではポーランドとチェコを経由せざるを得ず、これら2カ国の送電網に過大な負担がか
チェコ電力最大手で国営のCEZがスウェーデン・バッテンフォールのドイツ褐炭発電事業の買収を検討している。CEZ幹部が22日、ロイター通信に対し明らかにしたもので、独東部の同事業の資産価値を精査した上で最終判断する。 CE
ロシア政府は22日、国営石油会社ロスネフチの天然ガス子会社ロスネフチガスに要請し、極東ウラジオストクに近い旧ズヴェズダ海軍工廠を民用造船所に改築すると発表した。投資額は600億ルーブル(9億米ドル)。東アジアにおける資源
EU競争法違反の疑いが浮上しているロシアの国営ガス会社ガスプロムは21日、同問題の決着に向けて、欧州委員会に競争上の是正策を提案したことを明らかにした。欧州委と協議して了解を取り付け、巨額の制裁を回避したい考えだ。 欧州
ロシアとウクライナは25日、ブリュッセルでEUの仲介による閣僚級協議を行い、停止していたウクライナへの天然ガス供給を10月1日から再開することで基本合意した。暖房などで需要が高まる冬場を前に、来年3月末までのガス供給にめ
欧州競争法違反が疑われているガスプロムが21日までに、欧州連合(EU)の欧州委員会に対して示談を申し入れた。長期にわたる法的手続きを避け、早期決着を図りたい意向だ。 アレクサンドル・メドベージェフ社長によると、ガスプロム
トルクメニスタンが12月初めにもTAPI天然ガスパイプラインを着工する見通しだ。アフガニスタン国境までの国内215キロメートル区間を3年かけて建設する。新パイプラインで販路を増やし、中国、ロシアへの依存を弱める狙いだ。ロ
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は17日、トルクメニスタンの国営化学企業トルクメンヒメヤ(Turkmenhimiya)から肥料製造プラント向けの天然ガス焚きガスタービン「H-25型」と発電機をそれぞれ2基受注したと発
ポーランド政府は7日、国営会社保有株の一部を公的投資基金TFシレジアに移管することを閣議決定した。コヴァルチク財務次官が明らかにしたところによると、移管するのはガス会社PGNiG株2%、電力会社PGE株1%、保険会社PZ
オーストリア石油大手のOMVは4日、ロシア国営ガスプロムが計画するバルト海天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」の拡張プロジェクトに参加すると発表した。同プロジェクトには7月に独ヴィンタースハルが参加を決定したほか、
仏石油大手のトタルは1日、トルコの複合企業、デミルオレン(Demiroeren)にガソリンスタンド網や石油販売などの下流事業を3億2,500万ユーロで売却すると発表した。トルコの石油小売市場で採算性を確保するのは難しいと
ベラルーシの石油化学大手ベルネフチキム(Belneftekhim)のパブロフ社長は2日、国営通信社ベルタに対し、ロシアから輸入する石油の支払い通貨であるルーブルの下落により為替損失が発生していることへの懸念を示した。ただ
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は4日、ロシア国営天然ガス大手のガスプロムと資産交換を行うと発表した。両社はウクライナ問題を受けて欧州連合(EU)とロシアの関係が悪化したため、同取引を昨年末に破棄した経緯
ロシア石油最大手で国営のロスネフチが8月31日発表した2015年4-6月期の純利益は1,340億ルーブル(25億米ドル)となり、前期の560億ルーブルの1.4倍に急増した。原油安の影響を受けているものの、通貨安でドル建て
カザフスタンのカリム・マシモフ首相は20日、外国為替制度の変更を発表した。同日付で通貨テンゲの変動に許容幅を設定する仕組みを廃止し、完全変動相場制に移行する。原油価格の低迷や、ロシアと中国の通貨安に対応することが狙いで、
ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)はこのほど、独東部ブランデンブルク州のリュベン鉱区における探査・採掘事業を共同で実施することで、ドイツ・カナダ系同業のセントラル・ヨーロピアン・ペトロリアム(CEP)と契約を交わ
仏石油大手のトタルは17日、ブルガリア領黒海のハン・アスパルフ(Khan Asparuh)鉱区での試掘準備を進めていることを明らかにした。来年初めの試掘開始を目指す。同社は2012年、オーストリアのOMV、スペインのレプ
ロシア国営ガス会社のガスプロムが10日発表した2015年1-3月期決算の純利益は3,821億ルーブル(約55億ユーロ)となり、前年同期から71%増加した。ルーブル安が燃料価格の低迷や輸出量の減少の影響を相殺した。 売上高
独化学大手BASFのエネルギー子会社ヴィンタースハル(カッセル)は7月31日、バルト海ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」の拡張計画に参加することで、同パイプラインを主導する露ガスプロムと基本合意した。独エーオン、オー
米液化天然ガス(LNG)大手のシェニエールが中東欧市参入を計画している。ウクライナ紛争をめぐって欧州とロシアの関係が冷え込むなか、ロシアへのエネルギー依存を弱めたい中東欧諸国と、ロシアへの政治的圧力を高めたい米国の思惑が
ロシア国営ガスプロムが計画するバルト海天然ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」の拡張プロジェクトに、独ヴィンタースハルも参加することが決まった。親会社のBASFが7月31日発表した。同プロジェクトにはすでに独電力大手の
仏公益事業会社ヴェオリアのハンガリー子会社で、電力事業を受け持つヴェオリア・エネルギア(Veolia Energia)は先ごろ、仏同業GDFスエズからブダペスト南部サーサロンバッタの地域暖房供給プラントを買収することで合
中欧石油最大手のハンガリーMOLは7月31日、イタリア同業のエニから「アジップ」ブランドのガソリンスタンドを含むチェコとスロバキアの下流事業買収を完了したと発表した。これにより小売網を11カ国1,900店舗に拡大。中東欧
ポーランド石油大手PKNオルレンのチェコ子会社ウニペトロルに対し、チェコのエネルギー大手EPHと投資会社PPFが共同買収提案を行ったもようだ。チェコ経済紙『ホスポダーシュスケー・ノヴィニ』が7月28日、匿名筋の情報として
ポーランド初となる原子力発電所の建設計画が2029年にずれ込む見通しとなった。同プロジェクトの母体である国営電力会社ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)が21日明らかにしたもので、当初の完成予定の25年から4年
アイルランドに本社を置く石油ガス開発会社のサンレオン・エナジーは22日、ポーランドのシェールガス採掘事業の大半から撤退することを明らかにした。6月にまとめた新たな長期事業戦略に基づくもの。これによってコストの大幅削減によ
ロシア最大手銀行のズベルバンクは22日発表したレポートで、国営ガス会社ガスプロムの今年の生産量が過去最低水準になるとの見通しを示した。輸出の落ち込みに加え、7月からのウクライナへの輸出停止や市場価格の下落などを背景に、生
欧州復興開発銀行(EBRD)は15日、トルコの再生可能エネルギーの普及を支援するため、地元銀行のガランティ(Garanti)とヤピクレディ(Yapı Kredi)に新たに合計1億8,000万米ドルを融資すると発表した。両