中東欧マクロ経済

景況感指数が悪化、8カ月連続で

ハンガリーの経済研究所(GKI)が10月24日発表した10月の景況感指数(総合)はマイナス24.0となり、8カ月連続で悪化した。総合指数を構成する企業指数は前月のマイナス11.7からマイナス14.9に、消費者指数はマイナ […]

7-9月期GDP成長率は5.1%

ロシアのクレパッチ経済発展省次官は10月25日、2011年7-9月期の国内総生産(GDP)が前年同期から5.1%増と、四半期ベースで2008年7-9月期以来の高い伸びとなったことを明らかにした。1-9月期のGDP成長率は

ロシア、政策金利据え置き

ロシア中央銀行は10月28日、政策金利の据え置きを決定した。9月に実施した15カ月ぶりの利下げで融資が伸び、インフレの傾向が強まっているため、さらなる金融緩和を見送った形だ。現行利率はリファイナンス金利が8.25%、翌日

ロシア9月小売売上9.2%増。消費環境が改善

ロシア国家統計局が19日発表した9月の小売売上は前年同月比9.2%増で、上げ幅は8月の7.8%を上回り、2008年10月以降で最高となった。ブルームバーグが実施したアナリスト予測の中央値を0.7ポイント上回った。9月には

EBRDが中東欧の成長見通しを下方修正、CIS諸国は堅調

欧州復興開発銀行(EBRD)は18日、東欧と中央アジア29カ国の2011、12年の予想経済成長率を前回(7月)から下方修正した。11年は4.8%から4.5%に、12年は4.4%から3.2%に引き下げた。特に中欧・バルト諸

ポーランド9月鉱工業生産、予想以上の伸び

ポーランド中央統計局(GUS)が19日発表した9月の鉱工業生産(建設業を除く、速報値)は名目ベースで前年同月比7.7%増、前月比13%増となり、ブルームバーグが実施したアナリスト予想の中央値5.2%、10%をそれぞれ大き

賃金の伸び、インフレ率を上回る

ポーランドでは過去6年間、賃金の伸びが物価の上昇率を上回っていることが中央統計局のまとめで明らかになった。同国の消費者物価は2005年9月から2011年9月までに19.3%上昇したのに対して、名目賃金は民間部門で44.6

ハンガリーの8月小売売上高、微増に転じる

ハンガリー中央統計局(KSH)が21日発表した8月の小売売上高(自動車販売を除く)は季節調整済ベースで前年同月から0.4%増加し、7月の1.3%減からプラスに転じた。前月比でも0.4%増となり、2カ月続いた減少にストップ

インフレ減速、9月は3.9%増

ポーランド中央統計局が14日発表した9月の消費者物価指数は前年同月比で3.9%上昇した。前月の4.3%から0.4ポイント減速し、市場予想も下回った。 \ 食品、ノンアルコール飲料と交通・輸送で値下がりした。衣料品・靴は値

チェコのインフレ率、9月は1.8%

チェコ統計局が10日発表した9月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比1.8%で、8月の1.7%を上回った。ただ、中央銀行の予測値を0.4%下回り、インフレ圧力が弱まっていることを示した。前月比ではマイナス0.2%

ルーマニアとブルガリア、インフレ率が減速

ルーマニアとブルガリアでインフレ圧力が弱まってきた。ルーマニア国家統計局(INS)が11日発表した9月の消費者物価指数は、前年同月比で3.45%上昇したものの、上昇率は8月の4.25%を大きく下回り、体制転換以降で最低の

ロシア鉱工業生産の伸び鈍る、9月は3.9%に

ロシア国家統計局(ロススタット)が17日発表した9月の同国鉱工業生産高は前年同月比で3.9%増となり、2009年10月に拡大に転じて以来、最も小幅な伸びにとどまった。ブルームバーグ通信の調べによるアナリスト15人の予測を

鉱工業生産、8月はマイナスに

ハンガリー中央統計局(KSH)が6日発表した8月の鉱工業生産指数(速報値、稼働日調整済み)は前年同月から0.4%低下し、2009年11月以来、初めてマイナスに転じた。前月比(季節・稼働日調整済み)でも1.3%低下と今年2

9月インフレ率、前年同月比3.6%

ハンガリー中央統計局(KSH)が11日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.6%のプラスとなり、上昇幅は8月から横ばいだった。市場は3.7%の上昇を予想していた。 \ 品目別では食品が6.2%、衣料品が2

8月の鉱工業生産5.9%増、景気減速が明確に

チェコ統計局(CSU)が7日発表した8月の鉱工業生産高は名目ベースで前年同月から5.9%拡大し、前月実績を1.5ポイント上回った。しかし、労働日数を勘案した季節調整値では3.5%増となり、上げ幅は前月の6.8%から大きく

セルビアが利下げ、10.75%に

セルビア国立銀行は6日、政策金利である14日物レポ金利を0.5ポイント引き下げ、今年最低値の10.75%とした。インフレ圧力が弱まった一方で経済見通しが悪化していることを受けた措置で、6月以来4度目の利下げとなった。 \

ハンガリー景況感が悪化、過去1年半で最低に

ハンガリー経済研究所(GKI)が9月25日発表した9月の景況感総合指数は、前月比2ポイント減のマイナス20.9ポイントとなり、5カ月連続で低下した。これは過去18カ月で最低の水準だ。 \ 事業者の景況感はマイナス11.7

フィッチ、スロベニア国債を格下げ

大手格付け会社のフィッチ・レーティングスは9月27日、スロベニア国債の長期信用格付け(外貨建て・自国通貨建て)を「AA」から「AAマイナス」に引き下げた。銀行業界の財務内容が悪化していることや、財政再建が難航していること

中欧3カ国の景気減速=9月PMI

中欧3カ国の景気減速傾向が続いている。ポーランド、チェコの9月製造業購買担当者指数(PMI)は低下した。ハンガリーもやや持ち直したものの、ぱっとしない数値だ。しかし、いずれも景気判断の分れ目となる50は超えており、まだ成

中銀が政策金利据え置き、8カ月連続で

ハンガリー国立銀行(中央銀行)は20日、政策金利を6.0%に据え置くことを決定した。据え置きは8カ月連続。シモル総裁は、「金融市場の不確実性が高まっている現状では、成り行きを見守る必要がある」と、金利据え置きの理由を説明

7月のハンガリー小売売上、前年同月比1.3%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が21日発表した7月の小売売上高(季節調整済み)は7,000億フォリントで、前年同月を1.3%下回った。6月の0.5%減から一段と落ち込んだ。1~7月累計では前年同期比0.3%減の4兆2,7

チェコ景況感が悪化、事業者・消費者ともに

チェコ統計局(CSU)が26日発表した9月の景況感指数は87.6ポイントなり、前月から2ポイント低下した。前年同期比では4.7ポイントの悪化。ただ、金融危機による打撃が大きかった2009年初めの値は上回っている。 \ 事

チェコ金利据え置き、欧州債務危機の先鋭化受け

チェコ国立銀行は22日、主要政策金利である14日物レポ金利を0.75%に据え置くことを決定した。また、欧州債務危機の先鋭化によって景気見通しが悪化し、インフレ率が縮小する可能性があるとして、金融緩和の可能性を示唆している

ポーランド8月鉱工業生産8.1%増、金属・自動車がけん引

ポーランド中央統計局(GUS)は19日、8月の鉱工業生産(建設業を除く、速報値)が名目ベースで前年同月に比べ8.1%拡大したと発表した。金属および自動車業界がけん引し、ブルームバーグ通信アナリスト予想中央値の2.7%を大

8月の消費者物価4.3%上昇

ポーランド中央統計局(GUS)が12日した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で4.3%の上昇となり、7月の4.1%から伸びが加速した。市場予想は4.2%のプラスだった。ポーランドでは、欧州債務危機の影響による景気

7月の経常赤字、やや縮小

ポーランド国立銀行が12日発表した2011年7月の同国の経常収支は16億1,100万ユーロの赤字となり、前年同月の17億1,000万ユーロから赤字幅はやや縮小した。貿易収支が12億ユーロ、所得収支が11億2,000万ユー

インフレが加速・8月の消費者物価3.6%上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が13日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.6%のプラスとなり、7月の同プラス3.1%からインフレが加速した。市場は3.5%の上昇を予想していた。 \ 品目別では食品が6.

スロバキアの8月インフレ率、今年最高の4%

スロバキア統計局が12日発表した8月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比4%で、5月と並ぶ今年の今年の最高水準となった。 \ 上昇率が最も高かったのは交通費の6.3%で、住宅・水道・光熱費が5.6%でこれに続いた

ルーマニアのインフレ率、8月は4.25%

ルーマニア国家統計局(INS)が12日発表した8月の消費者物価指数は前年同月比で4.25%上昇した。7月の上げ幅4.85%を下回り、2010年3月以来の水準に低下した。豊作に伴う食糧在庫の増加や増税の影響が薄れたことなど

ロシア中銀、4カ月連続で金利据え置き

ロシア中央銀行は月14日、主要政策金利であるリファイナンス金利を4カ月連続で8.25%に据え置くことを決定した。また、翌日物レポ金利は0.25ポイント引き下げて5.25%、翌日物預金金利は0.25ポイント引き上げて3.7

トルコの4-6月期GDP、8.8%成長

トルコ統計機構(TurkStat)は12日、2011年4-6月期の国内総生産(GDP)が前年同期比で8.8%拡大したと発表した。これは市場予想の6.8%を大幅に上回る水準だ。前期比では季節調整後で1.3%増加した。アナリ

ポーランド中銀、金利据え置き

ポーランド中央銀行(NBP)は7日、政策金利である7日物レファレンス金利を4.5%に据え置くことを決定した。インフレが落ち着く一方で、景気後退の懸念が出てきたことに対応する措置。NBPは今年1月から6月にかけて4回にわた

鉱工業生産、7月は2.7%上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が7日発表した7月の鉱工業生産指数(速報値、稼働日調整済み)は前年同月から2.7%上昇し、前月の1%から伸びが加速した。自動車生産の増加が寄与した。前月比では0.8%の上昇となり、前月の0.

チェコ、7月貿易黒字が今年最高に

チェコ中央統計局が6日発表した7月の貿易収支(速報ベース)は、黒字が前年同月を108億コルナ上回る140億コルナに達し、今年最高となった。7月は例年、自動車、機械、工業製品の輸出が好調で、2008年から黒字を確保している

チェコの8月インフレ率、マイナス0.3%

チェコ統計局が9日発表した8月のインフレ率は前月比でマイナス0.3%となった。食品・非アルコール飲料の価格が大幅に低下し、インフレ圧力が弱まった。前年同期比ではプラス1.7%で、前月と同じ上げ幅となった。 \ 食品・非ア

セルビアが利下げ、11.25%に

セルビア国立銀行は8日、政策金利である14日物レポ金利を11.75%から11.25%へ引き下げた。輸出減速で経済見通しが悪化する一方、インフレ懸念が弱まったことを受けたものだ。今後の金利判断のポイントとしては、国際情勢の

ポーランド・ハンガリーで景況感悪化、チェコは前月並み

英金融大手HSBCと金融情報会社マークイットが1日発表した8月のポーランド製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.8となり、前月の52.9を下回った。内需の力強い成長が続き外需の縮小を補った形だが、増産の勢いは弱まって

ポーランド、Q2も4.3%の成長確保

ポーランド中央統計局(GUS)が30日発表した2011年4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は名目ベースで前年同期から4.3%拡大した。前期、前々期と比べるとやや減速したものの、欧州連合(EU)加盟国中5位の高成長で

4-6月期の国内投資は6.5%減

ハンガリー中央統計局(KSH)が8月31日発表した2011年4-6月期の国内投資額は前年同期比6.5%減の9,346億2,000万フォリントとなり、14四半期連続でマイナスを記録した。設備投資は4.5%増の4,103億6

チェコ小売売上高、7月も停滞

チェコ統計局(CSU)が2日発表した7月の小売売上高(季節・労働日数調整済)は前月比でゼロ成長となった。労働日数調整済みの売上高は前年同月比0.1%増。未調整値では1.7%減となり、2カ月連続で低下した。労働日数が前年同

4-6月期のチェコ実質賃金は0.7%増

チェコ統計局(CSU)が5日発表した今年4-6月期の賃金統計によると、平均賃金(月額)は前年同期比2.5%増の2万3,984コルナとなった。同期の物価上昇分(1.8%)を調整した実質伸び率は0.7%増。季節要因調整済みの

チェコ鉱工業生産、7月は4.4%増

チェコ統計局(CSU)が6日発表した2011年7月の鉱工業生産高は名目ベースで前年同月比4.4%増となり、6月の7.9%(確定値)から大きく減速した。季節調整値では前年同月比6.8%、前月比0.1%の増加だった。新規受注

スロベニア、Q2成長率は0.9%に減速

スロベニア統計局が8月31日発表した今年4-6月期の国内総生産(GDP)は前年同期比0.9%増となり、上げ幅は前期の2.3%から大きく縮小した。同国が加わるユーロ圏の信用不安で欧州経済の先行きが不透明になり、欧州向けの生

クロアチア、4-6月期はプラス成長に

クロアチア統計局が26日発表した今年4-6月期の国内総生産(GDP、速報ベース)は前年同期比0.8%増となり、2年ぶりにプラス成長に転じた。輸出と内需が上昇したことが大きかった。 \ クロアチアのGDPは2000年~07

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