EU労務・賃金・雇用

ルーマニア、最低賃金1,050レウに引き上げ

ルーマニアは法定最低賃金を7月1日付で975レウから1,050レウ(234ユーロ)に引き上げた。最低賃金引き上げを2段階で行うという政府決定に基づく措置で、年初に900レウから975レウに引き上げていた。 最低賃金の対象 […]

ユーロ圏失業率、5月も11.1%

EU統計局ユーロスタットが6月30日発表したユーロ圏の5月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.1%で、前月と同水準だった。EU28カ国ベースでも横ばいの9.6%となった。(表参照) 失業率はドイツが4.7%で最低。最

ルーマニア失業率上昇、1-3月期は7.4%

ルーマニア統計局が6月23日発表した2015年1-3月期の失業率は7.4%となり、前期から0.7ポイント上昇した。若年層(15~24歳)では23.6%から24.7%に急上昇した。総失業者数は65万5,000人に上った。

ユーロ圏労働コスト上昇率、1~3月期は2.2%

U統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2015年1~3月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで2.2%となり、前期の1.2%から大幅に拡大した。(表参照) 労働コストの大部分を

ポーランドが最低賃金引上げ、1,850ズロチに

ポーランド政府は9日、来年から最低賃金を100ズロチ引き上げ、1,850ズロチ(445ユーロ)とする方針を打ち出した。また、公務員の昇給に向けて20億ズロチの予算枠を設ける意向だ。 堅調な経済成長と財政赤字の改善に加え、

4月のユーロ圏の失業率11.1%、3年ぶり低水準に

ユーロ圏の雇用が景気回復に伴い改善している。EU統計局ユーロスタットが3日発表した4月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.1%で、前月の11.2%(速報値の11.3%から改定)から0.1ポイント低下。2012年4月以

チェコ失業率が低下、4月は6.7%に

チェコ雇用庁が12日に発表した4月の失業率は6.7%となり、前月の7.2%から0.5ポイント改善した。前年同月比では1.2ポイント低下した。求人数は8万3,692人で、2008年12月以降で最高の水準となった。 雇用庁は

エストニアとラトビア、平均賃金が危機前を上回る

バルト3国の平均賃金は昨年、前年比でいずれも増加し、エストニアとラトビアでは金融危機前の2008年の水準を初めて上回った。名目賃金が上昇すると同時に物価上昇率が大きく低下し、購買力も高まっている。スウェーデンの金融機関S

ユーロ圏失業率、3月も11.3%

EU統計局ユーロスタットが4月30日発表したユーロ圏の3月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.3%で、3カ月連続で横ばいとなった。前年同月と比べると0.4ポイント改善した。(表参照) EU28カ国ベースの失業率は9.

ブルガリア、最低賃金引き上げへ

ブルガリア政府は22日の閣議で、最低賃金の段階的な引き上げを盛り込んだ中期予算案(対象期間:2016~18年)を承認した。予算案が議会で可決されると、最低賃金は16年に現在の月360レフ(約180ユーロ)を16.6%上回

ユーロ圏労働コスト上昇率、10~12月期は1.1%

EU統計局ユーロスタットが19日発表したユーロ圏の2014年10~12月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.1%となり、前期の1.4%を下回った。(表参照) 労働コストの大

ユーロ圏失業率、1月は11.2%に低下

EU統計局ユーロスタットが2日発表したユーロ圏の1月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.2%となり、前月の11.3%(速報値の11.4%から修正)から0.1ポイント改善した。失業率の低下は3カ月連続。依然として高いが

EUの男女賃金格差、13年は16.4%

EU統計局ユーロスタット統計局ユーロスタットは5日、2013年の女性の平均賃金が時給換算で男性を16.4%下回ったと発表した。08年の17.3%と比べわずか0.9ポイントの改善にとどまり、男女の賃金格差が依然として根強い

加盟国の最低賃金に大きな格差、最大10倍超に

EU統計局ユーロスタットは2月26日、加盟国の最低賃金に関する最新の統計を発表した。これによると、月額の法定最低賃金は西欧と中東欧諸国で大きな格差があり、最高のルクセンブルクは最低のブルガリアの10倍を超えている。購買力

アップル、欧州にデータセンター開設

米アップルは2月23日、欧州に2カ所のデータセンターを開設すると発表した。「iTunes(アイチューンズ)」や「App Store(アップ・ストア)」など欧州の顧客に向けのオンラインサービスの拠点となる。アップルの欧州で

12月のユーロ圏失業率、11.4%に改善

EU統計局ユーロスタットが1月30日発表したユーロ圏の2014年12月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.4%となり、前月の11.5%から0.1ポイント縮小した。なお高い水準にあるものの、前年同月と比べると0.4ポイ

チェコ運送業界、独最低賃金を批判

ドイツが年初に8.50ユーロの最低賃金を導入したことから、チェコの運送業界から大きな不満が噴出している。ドイツ国内を通過する国際長距離トラック運転手にも同規定が適用されるため、最低賃金がかなり低いチェコの運転手に相応の手

ドイツの最低賃金、ポーランドの運送業者にも適用

ドイツで年初に施行された最低賃金法が、ポーランドの運送業界に波紋を広げている。発着地にかかわらず、ドイツ領を走った時間について、運転手にドイツの最低賃金(時給8.5ユーロ)を支払わなければならないためだ。ドイツ関税局への

ユーロ圏失業率、11月も11.5%

EU統計局ユーロスタットが7日発表したユーロ圏の2014年11月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.5%となり、4カ月連続で同水準だった。EU28カ国ベースの失業率は10%で、前月から0.1ポイント改善した。(表参照

企業経営者の報酬、独が初めて英を抜く

ドイツが企業経営者の報酬で英国を初めて上回ったことが、ベルギーのブレリック・ビジネススクールがまとめた調査で分かった。5日付の英フィナンシャル・タイムズなどが報じた。 これまで英国の経営者は欧州で最も高い報酬を受け取って

肥満は障害、欧州司法裁が判断

肥満を理由とした解雇は差別に当たるとしてデンマーク人男性が元雇用主を訴えていた裁判をめぐり、欧州司法裁判所はこのほど、肥満が身体的、精神的問題をもたらし就労の妨げになる場合には障害と見なし得るとの判断を示した。 体重約1

ユーロ圏労働コスト上昇率、7~9月期は1.3%

EU統計局ユーロスタットが17日発表したユーロ圏の2014年7~9月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.3%となった。前期は1.4%だった。(表参照) 労働コストの大部分を

ユーロ圏失業率、11月も11.5%

EU統計局ユーロスタットが11月28日発表したユーロ圏の10月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.5%となり、3カ月連続で同水準だった。EU28カ国ベースの失業率も横ばいの10%だった。(表参照) 域内の雇用は改善し

監査役会の女性比率を3割に、ドイツが16年から義務付けへ

ドイツ連立与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と社会民主党(SPD)は11月25日、大手企業に対し監査役会で女性役員が占める割合を30%とすることを義務付ける「クオータ制」を導入する法案で合意した。法案は11

ユーロ圏失業率、9月も11.5%

EU統計局ユーロスタットが10月31日発表したユーロ圏の9月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.5%となり、前月と同水準だった。雇用悪化に歯止めはかかり、失業率は前年同月の12%から大きく縮小したものの、なお高水準に

チェコ航空、来年から最大30%の賃下げ

経営不振のチェコ航空(CSA)は、来年から最大30%の賃下げを実施する方針だ。欧州連合(EU)の対ロシア制裁の影響で主要顧客のロシア人利用者が減少していることが背景にある。労組側も理解を示しており、9月に発表した人員整理

ルーマニア、8月の平均賃金2.1%低下

ルーマニア統計局が7日発表した2014年8月の手取りベースの平均賃金は1,638レフとなり、前月から2.1%低下した。前月が特別手当の支給時期だったことや、8月が休暇シーズンで食事手当などの支給額が減ったことが反映された

EU雇用サミット、若者の就業支援で一致

EUは8日、ミラノで雇用サミットを開き、深刻化する若者の失業対策などについて協議した。ただ、雇用と成長の促進に向け財政規律の緩和を求めるイタリア、フランスと、歳出削減と改革推進を重視するドイツとの対立が鮮明になる中で新た

ユーロ圏失業率、8月も11.5%

EU統計局ユーロスタットが9月30日発表したユーロ圏の8月の失業率(速報値・季節調整済み)は前月と同じ11.5%だった。雇用の悪化には歯止めがかかり、過去最高だった前年同月の12%から改善したものの、依然として高水準にあ

8月の仏失業者数、9カ月ぶり減少

仏労働省が24日発表した同国の8月の失業者数は341万3.300人となり、前月から0.3%減少した。失業者の減少は2013年10月以来9カ月ぶり。ただ、フランスの景気は停滞し、失業率は10%を超えており、雇用改善を最優先

ポルトガルの最低賃金、月505ユーロに引き上げ

ポルトガル政府は24日、月額最低賃金を現行の485ユーロから505ユーロに引き上げると発表した。同国の最低賃金は主に農園の作業員、外食店・ホテルの従業員といった単純労働者に適用されており、60万人以上が賃上げの対象となる

国外下請企業への最低賃金支払い義務付けは違法=欧州裁

欧州司法裁判所(ルクセンブルグ)は18日、公共調達入札で業務を落札した企業に対し、国外下請企業の従業員にも国内の最低賃金水準を満たすよう義務付けることはできないとする判決を下した。 今回の係争はドイツ連邦印刷局が同国ドル

EU雇用サミット、来月8日に開催

イタリア首相府は18日、若者の雇用対策などを話し合うEU雇用サミットを10月8日にミラノで開催することを確認した。同サミットをめぐってはフランス政府と欧州委員会が開催の延期あるいは中止を発表するなど混乱が続いていた。 雇

ユーロ圏労働コスト上昇率、4~6月期は1.2%

EU統計局ユーロスタットが16日発表したユーロ圏の2014年4~6月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比1.2%となり、前期の0.6%から倍増した。(表参照) 労働コストの大部

チェコ最低賃金、来年から8.2%上昇

チェコの左派中道政権は15日、来年から法定最低賃金を現行より8.2%多い月額9,200コルナ(333ユーロ)に引き上げることを閣議決定した。雇用者団体は、人減らしが進むと警告している。 ソボトカ首相(社会民主党)は引き上

7月のルーマニア平均賃金、実質4.1%増

ルーマニア国家統計局(INS)が5日発表した7月の平均手取り賃金は1,719レウ(390ユーロ)となり、名目ベースで前月から1.9%増加した。税込み賃金も1.9%増の2,378レウに上昇した。 平均手取り賃金は前年同月比

ブルガリア暫定政府、最低賃金引き上げを検討

ブルガリア暫定内閣のヨルダン・フリストスコフ社会労働相は27日、法定最低賃金を引き上げる政府の方針を改めて確認した。同時に、闇労働の比率を引き下げ、社会保険の財源を確保する必要性を訴えた。 フリストスコフ社会労働相が民放

ユーロ圏の雇用緩やかに改善、6月失業率は11.5%

ユーロ圏の雇用が緩やかながらも改善している。EU統計局ユーロスタットが7月31日発表した6月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.5%となり、前月の11.6%から0.1ポイント低下。2012年9月以来の低水準に持ち直し

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