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2010/11/5

一般・技術・その他 (旧)

BMW、ガソリンエンジンのモジュール化を推進

この記事の要約

独高級車メーカーのBMWはエンジンのモジュール化を推し進めている。すでに4気筒と6気筒ディーゼルエンジンで実施している部品や生産ラインの共通化をガソリンエンジンにも導入する方針で、出力200PS の1.5リットル3気筒エ […]

独高級車メーカーのBMWはエンジンのモジュール化を推し進めている。すでに4気筒と6気筒ディーゼルエンジンで実施している部品や生産ラインの共通化をガソリンエンジンにも導入する方針で、出力200PS の1.5リットル3気筒エンジンも同コンセプトに含まれているという。2日発行の独業界紙『オートモビルボッヘ』が報じた。

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同紙によると、BMWは3気筒エンジンでも気筒容量を4気筒および6気筒エンジンと同じ一気筒500ccに統一する方針。同容量では燃焼効率が最も良いためで、ピストンやコネクティングロッドなどの部品を共通化できる利点もあるという。

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また、2011年に発売予定の新型「1シリーズ」ではモジュールシステムを採用した2.0リットル4気筒エンジンを採用する計画。同エンジンには、ターボチャージャーや 可変バルブ機構(バルブトロニック)、ダイレクトインジェクションなどを導入した「TVDI」と呼ばれる新技術が使われている。

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