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2010/4/28

ハンガリー

マレーヴ航空、12年に黒字復帰へ

この記事の要約

マレーヴ・ハンガリー航空のガウス最高経営責任者(CEO)は22日、2010年1-3月期のロードファクター(座席占有率)が58%と、前年同期から6.1ポイント改善したと発表した。搭乗客が9%増加した一方で、運航便数は11% […]

マレーヴ・ハンガリー航空のガウス最高経営責任者(CEO)は22日、2010年1-3月期のロードファクター(座席占有率)が58%と、前年同期から6.1ポイント改善したと発表した。搭乗客が9%増加した一方で、運航便数は11%減少し、航空機の稼働率が向上。乗務員の勤務効率も改善した。

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同社は業績悪化を受けてコスト削減に取り組んでおり、フリート縮小や人員削減、海外事務所の閉鎖などを進めている。この結果、1-3月期は前年同期と比べ33億フォリントの節減を実現した。ガウスCEOは今後もコスト削減を推進し、2012年には黒字に復帰できるとの見通しを示した。

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マレーヴは、14日にアイスランドで発生した火山噴火の影響で見合わせていた運航を20日には一部を除き再開した。噴火により536便をキャンセルし、3万8,743人が影響を受けた。(1HUF=0.47JPY)

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