2010/8/4

ポーランド

通信最大手TP、4-6月期は減収減益

この記事の要約

ポーランド通信最大手のポーランドテレコム (TP)が7月28日発表した2010年4-6月期決算は、売上高が前年同期比4.7%減の39億8,000万ズロチ、純利益が13%減の3億2,400万ズロチとなった。市場の事前予想は […]

ポーランド通信最大手のポーランドテレコム (TP)が7月28日発表した2010年4-6月期決算は、売上高が前年同期比4.7%減の39億8,000万ズロチ、純利益が13%減の3億2,400万ズロチとなった。市場の事前予想は8%の減収、20%の減益だった。

\

TPによると、収益は改善基調にあり、下期の減収幅は前年同期比4%程度に縮小する見通し。また、10年通期のフリーキャッシュフローを23億ズロチと、従来の20億ズロチから上方修正した。

\

TPの携帯電話子会社であるセンターテル(ブランド名;オレンジ)の4-6月期決算は、売上高が前年同期比0.2%減の19億5,000万ズロチ、営業利益は69%増の2億8,500万ズロチだった。6月末時点の加入者数は1,400万人で、3月末から25万5,000人増加した。また、モバイルインターネットの利用者は43万3,000人と3万3,000人拡大した。(1PLN=28.35JPY)

\