2011/1/12

総合・マクロ

中東欧株価の見通し良好=エルステ銀予測

この記事の要約

中東欧8カ国で事業を展開するオーストリアのエルステ銀行はこのほど、今年の中東欧株価が堅調に伸びるとの見通しを明らかにした。投資戦略としては、業界による配分よりも、地域や事業内容で銘柄を選択することを推奨している。\ エル […]

中東欧8カ国で事業を展開するオーストリアのエルステ銀行はこのほど、今年の中東欧株価が堅調に伸びるとの見通しを明らかにした。投資戦略としては、業界による配分よりも、地域や事業内容で銘柄を選択することを推奨している。

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エルステ銀によると、中東欧地域の経済成長率は今年2.9%、来年3.8%となる見通し。金融危機前のレベル(5%)に比べると低いが、経済過熱をもたらさないレベルで健全な成長を示すもようだ。企業利益が今年、前年比で23%拡大する見通しであるため、景気循環株への投資が狙い目という。

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株価は回復してきているものの、過去の平均を20%下回っている。上昇の余地は十分あり、中東欧株は今年、ポジティブに展開する見通し。特に南東欧株は過小評価されており有望とされている。

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