2011/1/12

チェコ・スロバキア

2010年のチェコ自動車生産が100万台を突破

この記事の要約

チェコ自動車工業会(SAP)が5日発表した速報値によると、2010年国内自動車生産台数は前年比7.4%増の103万9,000台に達した。今年は5%の成長が見込まれるという。\ チェコでは、シュコダ自動車、現代自動車(ノシ […]

チェコ自動車工業会(SAP)が5日発表した速報値によると、2010年国内自動車生産台数は前年比7.4%増の103万9,000台に達した。今年は5%の成長が見込まれるという。

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チェコでは、シュコダ自動車、現代自動車(ノショヴィツェ工場)、トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA、コリーン工場)の3社が製造している。11月までの各社の生産台数は、シュコダ自が53万台、現代自が20万台弱、TPCAが24万台強だった。TPCAは、各国の新車買い替え奨励制度の打ち切りで小型車需要が落ち込み、約10%後退した。

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業界専門家によると、これらのメーカーでは生産能力が限界に近く、国内の熟練労働者も不足がちであるため、今後、大幅な増産は難しい。SAPによると、現状では10%引き上げるのが精一杯とみられる。

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