2011/1/12

ハンガリー

ハンガリー失業率、9-11月期は10.7%

この記事の要約

ハンガリー中央統計庁(KSH)が5日発表した2010年9-11月期の平均失業率は10.7%で、8-10月期の10.9%からわずかに改善した。同国の失業率は1-3月期に11.8%と過去16年間で最悪を記録したが、その後は8 […]

ハンガリー中央統計庁(KSH)が5日発表した2010年9-11月期の平均失業率は10.7%で、8-10月期の10.9%からわずかに改善した。同国の失業率は1-3月期に11.8%と過去16年間で最悪を記録したが、その後は8-10月期を除き改善傾向にある。ただ、9-11月期は前年同期と比べ0.2ポイント高く、失業率は依然として高い水準にある。

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CIBバンクのアナリスト、バルタ氏は、9-11月期の失業率が微減した理由を、クリスマスを前に小売業界で雇用が増えたためと説明。2011年の失業率については、公務員削減やエネルギー、金融、通信、小売企業向けの特別税導入など赤字削減策が雇用にマイナスに作用するとして、2桁台が続くと予想している。

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