2013/10/30

ロシア

ロスネフチが製油所を近代化、18年までに9600億ルーブル投資

この記事の要約

ロシアの国営石油会社ロスネフチは、製油所の近代化に2018年までに9,600億ルーブルを投資する。イタル・タス通信がこのほど、ロスネフチの関係者の話として伝えた。\ 17年までに7カ所ある製油所のうち6カ所の近代化を完了 […]

ロシアの国営石油会社ロスネフチは、製油所の近代化に2018年までに9,600億ルーブルを投資する。イタル・タス通信がこのほど、ロスネフチの関係者の話として伝えた。

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17年までに7カ所ある製油所のうち6カ所の近代化を完了し、精製能力を9,020万トンに拡大。精製深度を平均で80.2%に引き上げる。また、自動車用燃料の生産量も年間4,000万トンに拡大する。最大のプロジェクトは、南部クラスノダル地方にある港湾都市トゥアプセ製油所で実施するもので、3,010億ルーブルを投資して加工能力を現行の450万トンから1,200万トンに引き上げ、精製深度を98.5%を目指す。プロジェクト完了後の年産能力はガソリンが230万トン、ケロシンが100万トン、ディーゼルが650万トンとなる。

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