2013/10/30

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

リュブリャナ空港の株主連合発足、民営化に向け

この記事の要約

スロベニアのリュブリャナ空港を運営するアエロドロム・リュブリャナの民営化に向けて、株主連合が発足した。合計73.34%の株式を売却する方向で、スロベニア補償基金(Sod)が11月末までにアドバイザーを決定する。\ 株主連 […]

スロベニアのリュブリャナ空港を運営するアエロドロム・リュブリャナの民営化に向けて、株主連合が発足した。合計73.34%の株式を売却する方向で、スロベニア補償基金(Sod)が11月末までにアドバイザーを決定する。

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株主連合に参加するのは政府(出資比率:50.67%)、年金基金(Kad)、補償基金(Sod)、トリグラウ保険、投資会社のKDファンドとNFDだ。

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メディア報道によると、イタリアでベネチア空港とトレビーゾ空港を運営するSAVEグループが買収に関心を示している。また、中国南方航空が買収する可能性を指摘する声もある。

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一方でアエロドロム側は独フランクフルト空港を運営するフラポートへの売却を希望している。半径500キロメートル内で他の空港を運営する事業者が買収すると、リュブリャナ発着便が減らされる懸念があるためだ。

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アエロドロムは、財政赤字削減策として政府が民営化を優先して進める15企業のうちの1つ。

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