スイスの食品大手ネスレは21日、ロシア・ウラジミール州東部のヴィヤズニキの新工場が完成したと発表した。国内市場および旧ソ連諸国への輸出向けにマギーブランドのインスタントスープ、ソース、香辛料などを年間約3万トン生産する計画で、600人超の雇用創出を見込む。
\ヴィヤズニキ工場はネスレとしてロシアの11番目の生産拠点で、投資額は7,300万スイスフランに上る。現地では昨年、生産開始の前段階として製品の充填包装を開始した。最新技術を導入し、ロシアの食品製造業の模範的工場を目指す。
\長期的なロシア投資戦略の一環で、ネスレは今年、新工場と物流センターの建設に9,300万スイスフランを、サプライチェーン強化措置に2,900万スイスフラン超を投資する計画だ。ロシアへの投資額は過去17年間で13億スイスフランを超える。
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