スロベニア政府は22日、仏自動車大手ルノー傘下のレボズに2,250万ユーロの補助金を交付することを承認した。ステピシュニク経済開発・技術相が記者会見で明らかにした。
\ルノーが独ダイムラーと進める共同開発プロジェクト「エジソン・プロジェクト」では、レボズのノヴォ・メスト工場で「スマート・フォーフォー」と「ルノー・トゥインゴ」の新型車を生産することが決まっている。スロベニア政府は当初、同プロジェクトを支援するため4,550万ユーロを交付する方針だったが、欧州連合（EU）の欧州委員会が、EUの国家補助規則に抵触する可能性があるとして調査に乗り出したことから、補助金額の減額を決めた。
\レボズには補助金を受け取る条件として新たに51人の従業員を採用することが義務付けられる。需要が好調で2交替制生産に移行する場合には、さらに51人を追加採用する。
\補助金は4回にわたって分割で支給され、今年は490万ユーロ、14年は770万ユーロ、残りは15年と16年に支払われる。
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