2013/10/30

チェコ・スロバキア

チェコ景況感、改善続く

この記事の要約

チェコ統計局(CSU)が24日発表した10月の景況感指数は88.9(2005年=100)となり、前月の87.5から1.4ポイント改善した。改善は3カ月連続。企業、消費者景況感がともに上向いており、景気の底打ち感が高まって […]

チェコ統計局(CSU)が24日発表した10月の景況感指数は88.9(2005年=100)となり、前月の87.5から1.4ポイント改善した。改善は3カ月連続。企業、消費者景況感がともに上向いており、景気の底打ち感が高まっている。

\

企業景況指数は89.0で、1.5ポイント増加した。業界別では製造業が2.8ポイント増の92.8へと大きく上昇。現状判断が上向いたほか、受注、製品在庫、設備稼働率がそろって改善した。また、今後3カ月間、6カ月間の見通しについても楽観的な事業者が増えた。

\

流通業は現状判断の落ち込みが響き2ポイント減の88.4に低下した。サービス業は現状判断に変化がなかったものの、今後3カ月間、6カ月間の需要見通しが改善し、0.9ポイント増の89.0に上昇した。

\

建設業は0.5ポイント増の53.4とわずかに上昇。現状判断に変化はなかったものの、今後3カ月の新規受注と雇用見通しがやや改善し、数値が上向いた。ただ、需要低迷が続いていることが響き前年同月(60.6)からは7.2ポイント低下した。

\

消費者景況感は88.9で、1.4ポイント上昇した。

\