2013/10/30

ポーランド

ポーランド、モンゴルとの経済提携強化に関心

この記事の要約

ポーランド情報・外国投資庁(PAIiIZ)の主催によるポーランド・モンゴル経済フォーラムが21日ワルシャワで開かれ、モンゴル進出に関心を持つポーランド企業約40社が参加した。フォーラムでは鉱山機械大手ファムールで総額約1 […]

ポーランド情報・外国投資庁(PAIiIZ)の主催によるポーランド・モンゴル経済フォーラムが21日ワルシャワで開かれ、モンゴル進出に関心を持つポーランド企業約40社が参加した。フォーラムでは鉱山機械大手ファムールで総額約1億米ドルの受注がほぼ確定するなど、鉱山関連の提携にとくに高い関心が集まった。

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ピエチョチンスキ経済相によると、ファムールはモンゴルのバガヌール、ツァガーン・ションコール、ツェツェンス・マイニング・アンド・エナジーと機械納品契約の覚書に調印した。また、ファムールの競合先コペックス、機械大手ダメル、石炭輸出のウェグロコックス(Weglokoks)などもモンゴルへの事業進出に意欲的という。

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今年上半期の対モンゴル貿易高は、輸出が2,324万米ドルで、前年同期比15.8%増。一方、輸入は4万4,000米ドルと低水準ながら2.5倍に拡大した。モンゴルとは技術分野の情報交換や人材育成を含めた多角的な経済提携を進める考えだ。

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