2013/11/20

総合・マクロ

独製薬大手シュターダ、1-9月は増収増益

この記事の要約

独後発医薬品(ジェネリック薬)大手のシュターダが13日発表した2013年1-9月期決算の最終利益は9,020万ユーロとなり、前年同期比で32%増加した。東欧・旧ソ連邦諸国(CIS)とアジア太平洋事業が好調だったことが大き […]

独後発医薬品(ジェネリック薬)大手のシュターダが13日発表した2013年1-9月期決算の最終利益は9,020万ユーロとなり、前年同期比で32%増加した。東欧・旧ソ連邦諸国(CIS)とアジア太平洋事業が好調だったことが大きく、本業のもうけを示す営業利益(EBITDA、特別要因除く)も12%増の2億6,800万ユーロに拡大。売上高は8%増の14億3,700万ユーロに伸びた。

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東欧・CIS市場の売上高は24%増の4億4,000万ユーロで、売上全体に占めるシェアは26.7%から30.6%に拡大した。国別の内訳はロシア2億9,200万ユーロ(25%増)、セルビア6,160万ユーロ(20%増)、ウクライナ2,530万ユーロ(21%増)、カザフスタン1,500万ユーロ(39%増)、ボスニア・ヘルツェゴビナ1,000万ユーロ(8%増)となっている。

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アジア・太平洋市場の売上高は5,190万ユーロと規模は小さいものの、前年同期(1,860万ユーロ)の2.8倍に拡大した。けん引役はベトナムで、4倍の4,400万ユーロに増加している。

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ドイツ本国では苦戦しており、売上高は7%減の3億3,700万ユーロに後退。西欧地域も2%増の6億800万ユーロと低い伸びにとどまった。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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