2013/11/20

チェコ・スロバキア

シュコダ自、10月の販売は7.5%増

この記事の要約

チェコのシュコダ自動車は14日、2013年10月の世界販売が8万3,800台となり、前年同月に比べ7.5%増加したと発表した。欧州が13.7%増の5万5,700台と好調だった。1-10月の累計は、一部の車種でモデルチェン […]

チェコのシュコダ自動車は14日、2013年10月の世界販売が8万3,800台となり、前年同月に比べ7.5%増加したと発表した。欧州が13.7%増の5万5,700台と好調だった。1-10月の累計は、一部の車種でモデルチェンジに伴い生産が減少したことが影響し、前年同期比3.3%減の76万8,700台にとどまった。

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地域別の10月の販売台数は、西欧が3万2,400台(17.3%増)、中欧が約1万2,000台(21.6%増)。本拠地チェコでは8.2%増の5,700台を販売し、市場シェア37.3%を確保した。

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一方、東欧は1.7%減の1万1,400台と苦戦。カザフスタン、バルト3国、ルーマニア、セルビアで2ケタ増と好調だったものの、同社にとって3番目の市場であるロシアが14.5%減の7,100 台に落ち込み、足を引っ張った。

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中国は2万1,500台で6.0%の減少。先ごろ新型オクタビアの販売を開始したインドでは16.1%増の約2,300台と2ケタ増となった。

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■クバシニ工場で「イエティ」の生産開始

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同社は11日、チェコのクバシニ工場で大幅改良した小型SUV(スポーツ多目的車)「イエティ」の生産を開始したと発表した。10月から予約を受け付けており、来年1月から販売を開始する。

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改良モデルでは、市街地走行に適した「イエティ」のほか、オフロード用の「イエティ・オフロード」の2モデルを生産・販売する。また、シュコダのモデルでは初めてリアビューカメラをオプションで搭載できる。

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クバシニ工場では現在、従業員約4,500人が勤務しており、イエティのほか、中型乗用車「スペルブ」、コンパクトMPV(多目的車)「ルームスター」を生産している。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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