2013/11/20

ポーランド

政府、中小企業向け融資保証プログラムを拡大

この記事の要約

ポーランド政府は13日、今年5月にスタートした中小企業向け融資に対する政府保証プログラム(de minimis-Garantie)の新スキーム導入を発表した。当初のスキームでは運転資金の調達を目的としたローンが保証の対象 […]

ポーランド政府は13日、今年5月にスタートした中小企業向け融資に対する政府保証プログラム(de minimis-Garantie)の新スキーム導入を発表した。当初のスキームでは運転資金の調達を目的としたローンが保証の対象だが、今回は投資目的のローンが対象となる。国営銀行BGKは同日、22の民間銀行と新スキームの契約を交わした。

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新スキームによる保証最高額は350万ユーロ、もしくは融資額の最高60%で、年間保証料率は0.5%。保証期間は最長99カ月。特に製造業の利用が活発化することを期待し、15年末までスキームを実施する。

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政府保証プログラムの狙いは、景気低迷が長引く中で担保不足で資金繰りに苦心する中小企業の経営を支援し、景気高揚につなげること。5月の導入から10月末までに適用を受けた企業は2万6,000社を超える。保証総額はBGKの当初予測の51億5,000万ズロチを大きく上回る90億ズロチに上る。新スキームの導入により15年には220億ズロチに増える観測だ。

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(1PLN=32.39JPY)

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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