2013/11/20

総合・マクロ

墺公益事業のEAG、東欧廃棄物事業を売却

この記事の要約

オーストリアの公益事業者であるエネルギーAGオーバーエスタライヒ(EAG)は12日、チェコ産業グループのEPインダストリーズ(EPI)に東欧の廃棄物処理事業を売却する手続きが完了したと発表した。対象となったのはチェコ、ス […]

オーストリアの公益事業者であるエネルギーAGオーバーエスタライヒ(EAG)は12日、チェコ産業グループのEPインダストリーズ(EPI)に東欧の廃棄物処理事業を売却する手続きが完了したと発表した。対象となったのはチェコ、スロバキア、ハンガリー、ルーマニアおよびウクライナの事業。モルドバについては、現地提携企業のウンゲニに売却した。

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今年6月に契約が結ばれた時点ではモルドバも取引対象となっていた。当時発表された売却額は1億800万ユーロだった。

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オーストリア事業は引き続き廃棄物子会社のAVEが運営する。現在、グループ内プロジェクトの一環として戦略・組織的改編作業を進めているという。

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EAGはAVEの業績が期待を下回っていることから、以前から資本撤退の可能性を探ってきた。しかし、従業員代表機関や労組がAVE全体の売却を強く批判したため、本国事業が売却大勝から外れることになった。

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一方のEPIはチェコの大手産業グループで、電力・鉄道インフラのエンジニアリングやバス生産を手がけている。

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ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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