2013/11/20

ハンガリー

タカタ、ハンガリーに新工場

この記事の要約

自動車用安全システムメーカー・タカタがハンガリーに進出する。同社は15日、同国北部のミシュコルツに欧州自動車メーカー向けにエアバッグおよびエアバッグ部品を生産する新工場を設置すると発表した。投資額は6,830万ユーロで、 […]

自動車用安全システムメーカー・タカタがハンガリーに進出する。同社は15日、同国北部のミシュコルツに欧州自動車メーカー向けにエアバッグおよびエアバッグ部品を生産する新工場を設置すると発表した。投資額は6,830万ユーロで、2014年10月に操業開始の予定。雇用規模は1,000人を見込む。同社によると、日本企業による対ハンガリー投資としては最大規模だ。

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ハンガリーに工場設置を決めたのは、教育水準の高い人材が獲得しやすいため。また、ミシュコルツには独自動車部品大手ボッシュが工場を持つほか、ハンガリー北部最大の大学で工学系に強いミシュコルツ大学がある。タカタのシュテファン・シュトッカー最高執行責任者(COO)は15日の記者会見で、同大学との長期的な協力関係構築にも意欲を示した。

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