2013/11/20

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

英ジョンソン・マッセイ、マケドニアに自動車触媒の新工場開設

この記事の要約

英国の特殊化学品大手、ジョンソン・マッセイは8日、マケドニアの首都スコピエのブナルジック産業開発区で、グルエフスキ首相出席のもと自動車触媒の第2工場の開所式を行った。投資額は6,000万ユーロ。第1工場を合わせた生産能力 […]

英国の特殊化学品大手、ジョンソン・マッセイは8日、マケドニアの首都スコピエのブナルジック産業開発区で、グルエフスキ首相出席のもと自動車触媒の第2工場の開所式を行った。投資額は6,000万ユーロ。第1工場を合わせた生産能力は約1,000万個となる。

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ジョンソン・マッセイは2010年4月、ブナルジック産業開発区に触媒工場を開設した。14年1月にNOx(窒素酸化物)の排出大幅削減を求めるユーロ6排ガス規制が発効し、需要急拡大が予想されるため、昨年5月に第2工場の建設に着工した。新世代のディーゼルエンジン用触媒を生産する。従業員数は新工場の200人を含めて650人となる。

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マケドニア工場は過去3年間で約1,000万個の触媒を生産。ジョンソン・マッセイが近年開設した生産拠点の中で最大の生産規模を誇ると同時に、国内最大の輸出企業でもある。新工場を合わせたこれまでの投資額は1億3,200万ユーロに上る。

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