ポーランド

S&P、ポーランドを格下げ

大手格付け会社の米スタンダード&プアーズ(S&P)は15日、ポーランドの格付けを「Aマイナス」から「BBBプラス」に1段階引き下げた。見通しは「弱含み」。市場の予想に反する格下げで、通貨ズロチは対ユーロで一時、 […]

仏電力公社、ポーランド資産売却へ

仏電力最大手のフランス電力公社(EDF)がポーランドの石炭火力発電所の売却を検討している。現地紙プルスビズネスが13日、消息筋の情報として伝えたもので、推定売却額は20億ズロチ(約4億5,800万ユーロ)。EDFは売却益

ポーランドCPI、12月はマイナス0.5%

ポーランド中央統計局は5日、2014年12月の消費者物価指数(CPI、速報値)は前年同月比で0.5%下落したと発表した。物価下落は18カ月連続。下げ幅は前月の0.6%から縮小した。 デフレが長期化している上、鈍化のスピー

ポーランド石油大手ロトス、ノルウェー領北海の資産買収

ポーランド石油2位のロトスは1月4日、米エクソンモービルからノルウェー領北海のスレイプニル油田の権益を1億6,000万米ドルで買収する手続きを完了したと発表した。昨年10月の契約に基づく。取得した鉱区の1つについては、ノ

ポーランドのペカオ銀、BPH銀売却先候補に浮上

ポーランドの中堅銀行、BPH銀行の売却をめぐり、新たな売却先候補として伊ウニクレディト傘下のペカオ(Pekao)銀行が浮上している。ペカオ銀は昨年、買収に名乗りを上げたもの、BPH銀の親会社である米ゼネラル・エレクトリッ

米ウクライナ系IT企業、ポーランドのソフト開発拠点拡張

米ウクライナ系IT企業のソフトサーヴ(Softserve)は先ごろ、ポーランド西部ヴロツワフにあるソフトウエア開発拠点の拡張を終え、開所式を行った。同拠点は昨年に開設したばかり。従業員数は現在の約70人から、2016年末

ポーランド、香港企業と共同でシリコン太陽電池生産へ

ポーランドの産業研究開発センター(CBRTP)は先ごろ、香港の陽光能源(ソーラーギガ)と共同で欧州初のシリコン太陽電池工場を開設すると発表した。投資規模は1億2,000万ズロチ(2,780万ユーロ)。2017年夏に量産を

ポーランド大統領、年金支給年齢引き下げ法案を提出

ポーランドのドゥダ大統領(法と正義:PiS)は1日、年金支給年齢の引き下げと、所得税の基礎控除額引き上げを盛り込んだ法案を議会に提出した。5月選挙時の公約に基づくものだ。 法案によると年金支給年齢を現行の67歳から男性6

ポーランド経済好調、Q3成長率は3.7%

ポーランド中央統計局(GUS)が11月30日発表した2015年7~9月期の国内総生産(GDP、推定値、季節調整済)の実質伸び率は前年同期比3.7%となり、速報値から0.1ポイント上方修正された。前期比では0.9%だった。

ポーランド新内閣、メディア再編を計画

ポーランドで16日発足した保守派のベアータ・シドゥウォ新内閣(法と正義:PiS)が、メディア再編を計画している。国営放送に対する統制を強化するほか、民間新聞社の「ポーランド化」を目指す。来年上半期中に実行に移す予定だ。

ポーランド次期政権、銀行・小売業界を対象に特別税導入

ポーランドの与党「法と正義(PiS)」は、来年から外資系銀行と大手小売店に特別税を課す方針だ。ハンガリーのオルバン政権がとった措置にならうもので、課税対象となる企業は大きな負担を背負うことになる。 3日の独『南ドイツ新聞

独炭素製品大手のSGL、ポーランドから大型受注を獲得

炭素製品大手の独SGLグループは9日、ポーランド銅大手のKGHMポルスカミエズ(KGHM Polska Miedz)から9月に大型受注を獲得していた事実を発表した。具体的な受注額は公表していないが「百万ユーロ台の比較的小

ポーランド倒産件数がさらに減少、好景気を反映

フランスの信用保険会社コファスが先ごろ発表した今年1~6月期のポーランドの企業倒産件数は前年同期比で3.3%減少し、昨年からの改善傾向が継続した。経済が3.4%成長し、倒産件数の安定に必要な3.1%を上回ったためと説明し

ポーランド鉱工業生産、9月は4.2%増

ポーランド中央統計局(GUS)が19日発表した9月の鉱工業生産指数(速報値、季節調整済み)は前年同月比で4.2%上昇し、上げ幅は市場予測の4%を上回った。上昇は13カ月連続。 34業種のうち24業種で上昇した。上げ幅は金

PKNオルレン、加キッキングホースと米FXエナジーを買収

ポーランド石油最大手のPKNオルレンは13日、カナダ同業のキッキングホース・エナジーと、ポーランド事業に軸足を置く米同業FXエナジーの2社を完全買収すると発表した。北米の上流(探鉱、開発、生産)事業の拡大戦略に沿ったもの

三菱電機、ポーランド鉄道電機品メーカーに出資

三菱電機は15日、鉄道車両用電機品製造のポーランド企業メドコム(MEDCOM Sp.Z.o.o.)に資本参加すると発表した。欧州の同事業を強化する狙いで、同社の株式49%を取得する。競争当局の承認を経て取引が成立する。

ポーランド4G免許、5社が取得

ポーランド電気通信庁(UKE)は19日、第4世代(4G)移動通信規格LTE(ロングターム・エボリューション)の周波数免許を、オレンジ・ポルスカ、ポルコムテル、P4、Tモバイル、ネットネットの5社に付与したと発表した。期間

ポーランド初のLNG受入れ基地が完成

ポーランド西部のシフィノウイシチェ港で12日、同国初の液化天然ガス(LNG)受入れ基地の竣工式が行われた。試験段階を経て、12月中旬にカタールから初めてガスが供給される見通し。来年5月の本格稼働、2018年のフル稼働が見

再可エネのノヴァヴィス、中国電力工程の子会社と提携

ポーランドの再生可能エネルギー企業ノヴァヴィス(Novavis)はこのほど、中国電力工程顧問集団(CPECC)の子会社である華北電力設計院(NCPE)と、ポーランドでの太陽光発電プロジェクトに関する独占提携契約を結んだ。

ポーランド最低賃金、1850ズロチに引き上げ

ポーランド政府はこのほど、2016年から最低賃金を100ズロチ引き上げ、1,850ズロチ(約435ユーロ)とすることを閣議決定した。ポーランドでは毎年9月15日までに翌年の最低賃金を決定しており、15年の引き上げ額は70

PKNオルレン、南部2鉱区の探査免許を買収

ポーランド石油最大手PKNオルレンは24日、独同業ディーイーエー(Dea)からポーランド南部2鉱区の探査権を100%買収することで合意した。取引額などの詳細は明らかにされていない。資産取得と自力成長の双方に力を入れてグル

化学大手グルパ・アゾティ、ナイロン6工場に着工

ポーランドの化学大手グルパ・アゾティ(Grupa Azoty)は21日、本社を置くタルヌフで、新工場の建設に着手した。総額70億ズロチ強を投じる成長戦略の一環で、ナイロン6(PA6)の生産能力を拡充し、需要拡大に対応する

ポーランドのオフィス家具大手、スイス同業を買収

スイスのオフィス家具大手シタグ(Sitag)は7日、ポーランド同業のノヴィ・スツィール(Nowystyl)が同社を完全買収すると発表した。ノヴィ・スツィールは今回の買収により欧州での販路拡大を図る。スイス国内での生産は継

輸送容器製造の蘭シェーラー、ポーランドに新工場を建設

輸送容器メーカーの蘭シェーラー・アリバート(Schoeller Allibert)はこのほど、ポーランド南部のカトヴィツェ経済特区に位置するザブジェで新工場の定礎式を行った。現地子会社のマチェイ・ツィーテク社長によると、

ポーランド化学大手アゾティ、4-6月期は減収増益

ポーランド化学大手アゾティ・グループ(Grupa Azoty)が先ごろ発表した2015年第2四半期決算の売上高は22億8,100万ズロチ(約5億3,885万ユーロ)となり、前年同期(23億7,000万ズロチ)比で約1億ズ

仏航空部品のニムロド、ポーランドに工場設置

仏航空部品メーカーのニムロドグループ(Nimrod)は先ごろ、エアバスの次世代中型機「A350 XWB」の部品受注に対応するため、ポーランド中部ウッチに金属部品工場を新設すると発表した。投資規模は明らかにされていない。

ポーランドの4-6月期成長率3.6%、内需が貢献

ポーランド中央統計局が8月28日発表した2015年4-6月期の国内総生産(GDP、名目ベース、季節調整値)の第2速報値は、前年同期比で3.6%の増加となり、14日発表の第1速報値と同じ水準となった。前期比では0.9%増加

ポーランド失業率、5カ月連続で改善

ポーランド中央統計局が8月25日発表した今年7月の失業率は10.1%となり、前月の10.3%から0.2ポイント改善した。失業率の低下は5カ月連続。前年同月は11.8%だった。 総失業者数は159万人と先月の162万人から

英ロールスロイスと西イスパノ・スエザ、ポーランドで協業

航空機エンジン大手の英ロールスロイスと、仏サフラングループ傘下で航空機向けパワートランスミッション大手の西イスパノ・スエザは先ごろ、ポーランド南東部のポドカルパチキエ地方で新工場を建設・運営する合弁会社「アエロギアボック

グダニスク港、今後5年で総額80億ズロチを投資

ポーランド・グダニスク港を運営するポート・グダンスクはこのほど、今後5年の開発費が総額80億ズロチ(20億ユーロ弱)に上るとの見通しを示した。うち港内で活動する企業による投資が約70億ズロチと大部分を占める見通しだ。 ポ

ポーランドPGNiG、ドイツ鉱区の権益を獲得

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)はこのほど、独東部ブランデンブルク州のリュベン鉱区における探査・採掘事業を共同で実施することで、ドイツ・カナダ系同業のセントラル・ヨーロピアン・ペトロリアム(CEP)と契約を交わ

ポーランドPKO銀、インターネットバンクの取得に意欲

ポーランドの銀行最大手PKOバンクがノンバンクの取得に意欲を示している。消費者金融事業への参入が狙い。ネットバンキングに強く、手続きが容易なノンバンクを利用する消費者の増加を背景に、今後インターネットによる現金貸付が増加

シントスとNCBR、研究開発支援プログラムを発足

ポーランドの国立研究開発センター(NCBR)と合成ゴムメーカーのシントス はこのほど、オープンイノベーションベースの研究開発支援プログラムの発足に関する合意書に署名した。 NCBRとシントスがそれぞれ1億ズロチ(約2,4

ポーランド初の原発建設計画が遅延

ポーランド初となる原子力発電所の建設計画が2029年にずれ込む見通しとなった。同プロジェクトの母体である国営電力会社ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)が21日明らかにしたもので、当初の完成予定の25年から4年

サンレオン、ポーランドのシェールガス採掘権を返上

アイルランドに本社を置く石油ガス開発会社のサンレオン・エナジーは22日、ポーランドのシェールガス採掘事業の大半から撤退することを明らかにした。6月にまとめた新たな長期事業戦略に基づくもの。これによってコストの大幅削減によ

ポーランドの物価下落縮小、6月インフレ率はマイナス0.8%

ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した6月のインフレ率は前年同月比マイナス0.8%となった。物価下落は12カ月連続。ただ、下げ幅は縮小傾向にあり、2月の1.6%を大きく下回った。 デフレの緩和は、値下がりが続いて

欧州投資銀、ポーランドの道路整備に8億ユーロを融資

欧州投資銀行(EIB)は20日、ポーランド政府系の国家経済銀行(BGK)に対し34億ズロチ(8億ユーロ)を融資すると発表した。政府が計画する道路整備プロジェクト2件が対象。首都の渋滞緩和や老朽箇所の補修とともに、高速道路

ユナイテッド・インターネット―ポーランド企業買収―

インターネット・プロバイダー大手の独ユナイテッド・インターネット(モンタバウア)は10日、ポーランドのホスティングサービス最大手home.plの資本を、投資会社ファンズV4Cイースタン・ヨーロッパを中心とする出資者グルー

ポーランドの卸電力価格安、20年まで継続=米ムーディーズ

米格付け大手のムーディーズは6月30日、ポーランドの卸電力価格が2020年まで低水準で推移するとの予測を発表した。電力会社への影響の度合いは各社の事業構造によって異なるものの、信用格付けに当たっては財務が健全なことが評価

ポーランド航空、事業規模倍増を計画

ポーランド国営のLOT航空は6月22日、2016~20年の新戦略を発表した。事業拡大に向けて今後5年で保有機材数を46機から70~80機に拡大。現在は450万人の年間輸送旅客数を1,000万人の大台に乗せることを目指す。