石油・石炭・ガス

シーメンス、ポーランドでCHPプラント受注

独総合電機大手シーメンスのエネルギー部門シーメンス・エナジーはこのほど、ポーランド電力大手PGEの子会社PGE GiEKから熱電併給(CHP)プラントを受注した。12年間の保守管理サービスも受注し、受注総額は1億6,00 […]

バイテク産業の振興に向け工程表発表

ロシア政府は先ごろ、バイオテクノロジー(バイオエネルギーを含む)と遺伝子工学の発展に向けた2013年から19年までのロードマップを承認した。天然資源の輸出に依存する経済構造から脱却するため、大きな成長が見込めるバイテク分

ガスプロムとシブール、石化プロジェクトで協力

ロシアの天然ガス最大手ガスプロムと石油化学最大手シブールは4日、極東での天然ガス処理プラントとガス化学コンプレックスの建設で協力することで合意、覚書に調印した。 \ ガスプロムはアムール州ベロゴルスクに年間600億立方メ

ジェット燃料の輸入関税免除、来年以降も継続

欧州委員会は4日、航空用ジェット燃料の輸入関税免除を2014年以降も継続することを提案した。加盟国による承認を経て正式決定する。 \ EUによるジェット燃料の輸入関税免除は今年末が期限となっており、延長されなければ来年1

ロシアとウクライナがまたも対立、天然ガス未払いで

天然ガス料金の支払いをめぐるロシアとウクライナの対立が再燃している。ガスプロムは10月29日、ウクライナが8月供給分の8億8,200万米ドル(6億3,900万ユーロ)をまだ払っていないと発表。契約に基づき、料金の先払いを

ルーマニア、国営ガス会社のIPOで5.3億ドル調達

ルーマニア政府は1日、民営化する国営天然ガス会社ロムガスの新規株式公開(IPO)で5億3,400万米ドルを調達したと発表した。調達額は目標としていた4億2,500万~5億6,700万ドルの上限に近い規模で、IPOに成功し

インフレ率が3カ月連続で低下、10月1.2%に

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上げ幅が1.2%となり、3カ月連続で縮小した。食料品の価格は4.1%上昇したものの、物価に占める比重の大きいエネルギーが0.5%下がり、全

輸入物価9カ月連続減、9月は-2.8%に

ドイツ連邦統計局が10月31日発表した2013年9月の輸入物価指数は105.5となり、前年同月比で2.8%低下した。前年同月を下回るのは9カ月連続。エネルギーと金属が最大の押し下げ要因で、天然ガスと石油製品を除いたベース

ルーマニア、国営ガス会社のIPOで5.3億ドル調達

ルーマニア政府は1日、民営化する国営天然ガス会社ロムガスの新規株式公開(IPO)で5億3,400万米ドルを調達したと発表した。調達額は目標としていた4億2,500万~5億6,700万ドルの上限に近い規模で、IPOに成功し

ウクライナが地域熱供給システム近代化、天然ガス消費削減へ

ウクライナ政府は、天然ガス消費量の削減に向け地域熱供給システムの近代化を計画している。地域発展・建設・公共サービス省は先ごろ、2015年までに熱生産に使用する天然ガスを50%削減させるという政府目標を達成するため、地域熱

BASF SE―7-9月期2ケタ増益に、ユーロ高で増収は小幅―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が25日発表した2013年7-9月期(第3四半期)の最終利益は10億9,600万ユーロとなり、前年同期比で18.5%増加した。機能性材料、石油・天然ガス部門が好調だったほか

ハンガリーMOL、ブタジエン工場を新設

ハンガリー石油最大手MOLの化学子会社ティサイ・ヴェジ・コンビナート(TVK)がブタジエン工場を新設する。費用は350億フォリント(1億1,825万ユーロ)。合成ゴムの主要原料の一つであるブタジエンを国内のタイヤメーカー

チェコ電力大手、携帯電話サービス事業に参入

チェコ電力最大手の国営CEZは15日、携帯電話サービス事業への参入を正式発表した。事業多角化戦略の一環で、業界最大手テレフォニカO2の通信回線を借り受け、独自ブランドでサービスを提供する。近日中にサービス開始の予定で、今

米シェブロン、ルーマニアでのシェールガス開発を延期

米石油2位のシェブロンは17日、ルーマニア東部におけるシェールガス探鉱で予定していた試掘を延期すると発表した。現地住民が強く反発しているためで、「建設的な対話」を通じてプロジェクトの前進を図る立場を示している。 \ 問題

伊藤忠、ロシアからガス火力発電プロジェクトを受注

伊藤忠商事は18日、ニージニー・ノブゴロド州アフトザヴォツカヤにおけるガス火力発電プロジェクトの受注が確定したと発表した。契約規模は550億円(5億6,100万米ドル)で、日本の銀行団が投資額の3分の1を融資する。来年着

ロスネフチ、東シベリア油田開発で中国と合弁

ロシア石油最大手のロスネフチは18日、東シベリアの油田共同開発で中国石油天然気集団公司(CNPC)と覚書を締結したと発表した。重要な戦略市場であるアジアとの関係強化が狙い。 \ ロスネフチが今月14日に完全子会社化したタ

生産者物価2カ月連続低下、9月は前年同月比-0.5%に

ドイツ連邦統計局が21日発表した2013年9月の生産者物価指数(2010年=100)は前年同月比0.5%減となり、2カ月連続で後退した。エネルギーと中間財が下落し、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースで

旧式ボイラーの交換義務づけ

ドイツ政府は16日の閣議で、省エネ政令(EnEV)の改正案を承認した。1985年より前に設置された暖房を原則として2015年までに新式のものに交換することを家主に義務づけることが柱。これまでは1978年より前に設置された

BASF SE―米に合弁設立の方向、アンモニア生産で―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)とノルウェーの窒素肥料大手Yaraは18日、米国のメキシコ湾岸地域に合弁会社を設立することを検討していると発表した。アンモニアを共同生産する方向。生産能力と設置場所について

カザフスタン国営石油KMG、米シュルンベルジェと技術提携

カザフスタンの国営石油・ガス会社であるカズムナイガス(KMG)はこのほど、国内6油田における技術提携で、米国の油田サービス会社シュルンベルジェ、アルマトイと意向書に調印した。油田の査定や生産効率化、シュルンベルジェでの従

8月輸入物価-3.4%に、下落幅は09年11月以来最大

ドイツ連邦統計局が15日発表した2013年8月の輸入物価指数は前年同月比で3.4%減少し、09年11月以降で最大の下落幅となった。前年同月を下回るのは8カ月連続。エネルギー価格が9.0%低下したことが最大の押し下げ要因で

卸売物価、09年11月来の下落幅に

ドイツ連邦統計局が11日発表した2013年9月の卸売物価指数は前年同月比で2.2%減少し、09年11月以来の大きな下げ幅となった。前年同月を下回るのは2カ月連続。石炭・石油製品が7.8%低下したことが最大の押し下げ要因と

Siemens AG―タービン整備子会社を英Woodと合弁化―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)がタービン整備サービス子会社Turbo Careを英Woodとの合弁会社に移管する。ロイター通信がSiemensの広報担当の発言として9日報じたもので、Woodは合弁会社に51%出

Oxea GmbH―オマーン国営会社が買収―

化学大手の独Oxea(オーバーハウゼン)は10日、投資会社のAdvent Internationalが同社をオマーン国営石油会社Oman Oil Company(OOC)に売却すると発表した。取引価格は非公開。業界では債

RWE AG―販売部門で人員削減か―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)が販売部門で人員削減を実施するとの観測が浮上している。電力価格の下落や政府の再可エネ優先政策を背景に原子力・火力発電の経済性が悪化し、大規模なコスト改善を迫られているためだ。同社は採算

ガスプロムが独2社に追加支払要求、ガス田めぐり

ロシア国営天然ガス大手のガスプロムが西シベリアのユジノ・ルスコエ天然ガス田開発に参加する独エーオンとBASFに対し、出資額を追加するよう要求している。新たに調査を行ったところ、埋蔵量が従来見通しを上回るとの結果が出たため

再可エネの利用が家庭でも拡大

再生可能エネルギーの利用がドイツの一般世帯でも拡大している。連邦統計局が9日発表したところによると、同エネルギーの2012年の消費量(気温変化の影響を除いた実質ベース)は全世帯の合計で840億キロワット時(kWh)となり

セルビアNIS、ガスプロム子会社と合弁でガス火力発電所建設

セルビアの石油会社ナフトナ・インドゥストゥリヤ・セルビア(NIS)とロシアの天然ガス最大手ガスプロムの電気事業部門であるガスプロム・エネルゴホールディングは先ごろ、セルビアのボイボディナ自治州パンチェボにガス火力発電所を

生産者物価、8月は0.5%減に

ドイツ連邦統計局が4日発表した2013年8月の生産者物価指数(2010年=100)は106.5となり、前年同月を0.5%下回った。非耐久消費財は上げ幅が大きかったものの、エネルギーと中間財の価格が低下。全体が強く押し下げ

家庭の暖房費、2年連続で大幅上昇の見通し

家庭の暖房費は昨年に引き続き今年も大きく上昇する。第1四半期の寒波が厳しかったうえ、燃料費も高騰しているためで、独借家人同盟(DMB)は1日、暖房費が10%以上、高くなるとの見通しを示した。 \ 暖房費は昨年、平均9%上

ハンガリーMOL、天然ガス備蓄会社から資本撤退

ハンガリーの石油大手MOLは8日、天然ガス備蓄会社(MMBF)の保有株式を炭化水素備蓄機関(MSZKSZ)およびハンガリー開発銀行(MFB)に売却することで合意したと発表した。非中核事業を縮小する戦略の一環。年内の手続き

エストニア国営エネルギー会社、米シェールガス開発に投資

エストニア国営エネルギー会社エスティ・エネルジアが、米国でのシェールガス開発プロジェクトに数10億米ドル規模の投資を計画している。エストニア国営放送LETAが2日、米子会社エネフィット・アメリカンオイルのフレンコ社長が米

ガスプロムへの法的手続き準備、中東欧で競争阻害=欧州委

欧州委員会のアルムニア副委員長(競争政策担当)は3日、ロシアの国営ガス会社ガスプロムがEU競争法に違反した疑いが強まったとして、同社に対する法的手続きの準備を進めていることを明らかにした。欧州委がどの段階で法的手続きに入

水素スタンド網構築へ、ダイムラーなどが全国400カ所に

自動車大手のダイムラーは9月30日、石油・工業ガス大手5社と共同でドイツ国内に水素燃料スタンド網を構築すると発表した。燃料電池車の普及促進を狙った取り組みで、現在16カ所にとどまる国内の同スタンド数を2023年までに約4

中東欧大手企業の利益3割減、欧州経済危機の影響で

フランスの取引信用保険大手コファスが9月24日に発表した最新のリポート「中東欧大手500社」によると、2012年の中東欧大手企業の総利益は200億ユーロで、前年から32%近く落ち込んだ。欧州債務危機が影響したもようだ。一

PKNオルレン、小包配送サービスを開始

ポーランドの石油最大手PKNオルレンはこのほど、ポーランド国内にある自社ガソリンスタンド網を活用して、スタンド間の小包配送サービスを開始すると発表した。対象は約1,770の店舗のうち650店で、顧客がスタンドから発送した

Rheinmetall AG―石油プラント事業に参入―

軍需大手の独Rheinmetall(デュッセルドルフ)が石油・天然ガスプラント事業に参入する。中東、北アフリカ、南米では軍需と石油・天然ガスビジネスが密接に関連しているためで、産業サービス大手の独Ferrostaalと共

Siemens AG―1.5万人削減へ―

電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は9月29日、世界全体で従業員1万5,000人を削減することを明らかにした。昨年11月に打ち出した組織再編計画「Siemens 2014」に基づく措置で、経営上の理由による解雇は回

PKNオルレン、加トライオイルを買収

ポーランドの石油最大手PKNオルレンは16日、カナダの石油開発企業トライオイル・リソーシズ(TriOil Resources)を買収することで合意したと発表した。トライオイル・リソーシズの株主総会での承認を経て、今年11

Deutsche Lufthansa AG―AirbusとBoeingに長距離機発注―

航空大手の独Lufthansa(フランクフルト)は19日、AirbusとBoeingに長距離機を計59機発注すると発表した。燃費性能の低い古い機材と順次交換。燃料コストを引き下げる狙いだ。 \ Boeing「777-9X

送電網などを再公有化、ハンブルクが住民投票で決定

民営化した送電網、ガス輸送網、熱供給網の再公有化を求める住民投票が22日、北ドイツのハンブルクで行われ、賛成50.9%で再公有化が決まった。州政府は財政リスクが大きいとして反対してきたものの、投票結果を受けて完全再公有化

ロスネフチ、極東に石化コンビナートに建設

ロシアの石油大手ロスネフチは、極東ナホトカに建設する石油化学コンビナートに1兆3,000億ルーブル(294億8,000万ユーロ)を投資する計画だ。インタファクス通信が、関係者の話として伝えた。 \ 石化コンビナートはナホ

カシャガン油田で生産開始、来月にも商業生産

カザフスタン領のカスピ海に位置するカシャガン油田で11日、原油生産が始まった。開発を進めてきた企業連合が発表したもので、当初は日量18万バレル、来年からは37万バレルを生産する計画だ。来月上旬にも商業生産に移行する。 \

RWE AG―IT業務の一部をアウトソーシング化―

エネルギー大手の独RWE(エッセン)はIT事業の一部をDeutsche Telekomへの業務委託に切り替える予定だ。コスト削減の一環。RWEは自社でなければできない業務にIT分野の経営資源を絞り込む考えで、今後もアウト

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