ギリシャの財政改革めぐる調整難航、新協議での進展なし
EUのギリシャに対する金融支援をめぐる調整が難航している。ギリシャのチプラス首相とEU主要国の首脳らは19日夜から20日未明にかけて、支援延長の条件となっている同国の財政改革について協議したが、ギリシャ側が近日中に詳細な […]
EUのギリシャに対する金融支援をめぐる調整が難航している。ギリシャのチプラス首相とEU主要国の首脳らは19日夜から20日未明にかけて、支援延長の条件となっている同国の財政改革について協議したが、ギリシャ側が近日中に詳細な […]
EUは19日、ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナで停戦合意が履行されるまで、ロシアに対する経済制裁を継続することで合意した。7月末に期限が切れる制裁の延長については意見が分かれたため、次回6月の首脳会議に判断を先送
スウェーデン中央銀行は18日、政策金利のレポ金利を0.15ポイント引き下げ、過去最低のマイナス0.25%にすると発表した。通貨安を誘導し、物価を引き上げるのが目的。同時に国債を買い取る量的金融緩和の拡大も表明した。 スウ
チェコ連立政権を構成する社会党(CSSD)は14日に閉幕した党大会で、2020年前後の欧州単一通貨ユーロ導入を目指す方針を採択した。投資対象としての魅力を保ち、為替リスクを縮小する効果を見込む。 また、安全保障の観点から
ロシア中央銀行は13日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を15%から1ポイント引き下げ、14%にすると発表した。利下げは2カ月ぶりで、市場の予想通り。インフレ率の鈍化を受け、低迷する自国経済のテコ入れに乗り出した格好
ロシアで1月に施行された外国企業登録の新規則をめぐり、現地進出企業に混乱が広がっている。政府機関への再登録を急ぐものの、煩雑な手続きと行政側の対応の不備により登録作業が進まないためだ。4月1日の登録期限が迫るのを前に、企
ロシア第2位の金融機関であるVTB銀行が13日発表した2014年12月期の純利益は8億ルーブル(1,230万ユーロ)にとどまり、前年実績を99.2%下回った。9-12月期に限ると46億ルーブルの損失を計上した。四半期決算
ドイツのショイブレ財務相は17日、中国の馬凱副首相とベルリンで会談し、中国の主導で設立予定のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立メンバーになる意向を表明した。AIIBは米国の影響力が強い世界銀行および、日米が最大の出
独2位銀行のコメルツ銀行(フランクフルト)は12日、米当局に制裁金14億5,200万ドル(11億9,600万ユーロ)を支払うことで合意したと発表した。米国の資金洗浄規制とイランなどに対する制裁規定に違反したため。今回の合
米投資会社カワ・キャピタル・マネジメントの独ソーラー発電子会社コナジー(ハンブルク)は17日、エネルギー大手の独RWEが投資子会社RWEサプライ&トレーディングを通して同社に資本参加したと発表した。RWEから得た資金を買
スイスの時計大手スウォッチは12日、決済機能付きスマートウォッチを発売すると発表した。IT大手が相次ぎスマートウォッチを市場投入していることに対応。デジタル腕時計「スウォッチタッチ」の新モデルとして販売する。決済サービス
化学大手の蘭DSMは16日、ポリマー中間体、コンポジットレジン事業を合弁化すると発表した。経営資源を食品添加剤、高性能樹脂に絞り込む戦略の一環で、投資会社CVCと共同で合弁会社を設立。CVCは同合弁の資本65%を取得し、
格付け大手のフィッチは12日、経営危機に陥り国有化された墺ヒポ・アルペ・アドリア銀行の受け皿機関ヘタ・アセット・レゾリューションで債務削減(ヘアカット)が行われた場合、ドイツの銀行が被る損失総額はオーストリアの銀行を上回
米連邦準備理事会(FRB)は11日、米国で事業を展開する大手銀行を対象に実施したストレステスト(健全性審査)の第2弾の結果を発表した。計31行のうち三菱UFJフィナンシャルグループの米子会社(MUFGアメリカズ・ホールデ
国際通貨基金(IMF)は11日の理事会で、深刻な経済危機に陥っているウクライナに対する175億米ドルの追加支援を正式に承認した。このうち約50億ドルの融資は直ちに実行し、年内にさらに50億ドルを供与する。 支援期間は4年
チェコ中央銀行のトムシック副総裁は10日、自身のブログで「通貨コルナが1ユーロ=27コルナに近づけば中銀が市場介入する可能性が強まる」と述べ、中銀のコルナ安誘導戦略を改めて強調した。コルナは今月初めに27.50コルナ台を
EU加盟国は10日の財務相理事会で、フランスの財政赤字是正に関する欧州委員会の勧告を承認した。フランスは15年までに赤字を国内総生産(GDP)比3%以内に削減することを求められていたが、同期限が17年まで2年延長される。
EU28カ国は10日に開いた財務相理事会で、欧州委員会が域内の景気浮揚策の柱として打ち出した大型投資計画の制度設計で合意した。これによって同計画は目標とする今夏の実施に向けて前進した。 この投資計画は、昨年11月に発足し
スペイン大手銀行のバンコ・サバデルは12日、英大手銀行ロイズ・バンキング・グループ傘下のTSB銀行に買収を打診し、協議を行っていることを明らかにした。ロイズとTSBは受け入れる意向を表明しており、買収は実現する見通しだ。
独2位銀行のコメルツ銀行は12日、米当局に制裁金14億5,200万ドル(11億9,600万ユーロ)を支払うことで合意したと発表した。米国の資金洗浄規制とイランなどに対する制裁規定に違反したため。今回の合意を受けて同行は2
国際通貨基金(IMF)は11日の理事会で、深刻な経済危機に陥っているウクライナに対する175億米ドルの追加支援を正式に承認した。このうち約50億ドルの融資は直ちに実行し、年内にさらに50億ドルを供与する。 支援期間は4年
ロシア中央銀行は13日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を15%から1ポイント引き下げ、14%にすると発表した。利下げは2カ月ぶりで、市場の予想通り。インフレ率の鈍化を受け、低迷する自国経済のテコ入れに乗り出した格好
アイスランド政府は12日、EU加盟申請を撤回することを決め、EUに通知したと発表した。同国は2009年に加盟を申請し、加盟交渉を進めたが、EU入りの大きな動機となった金融危機が終息し、加盟に批判的な空気が強まったことから
ギリシャがEUによる金融支援延長の条件として実施する財政改革の詳細を詰める実務協議が11日、ブリュッセルのEU本部で開始された。ギリシャは4月末までに承認を取り付ける必要があるが、改革案をめぐるEUとの溝は大きく、協議は
洗剤・接着剤大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が4日発表した2014年12月期の営業利益(EBIT、調整済み)は25億8,800万ユーロとなり、前期比で2.9%増加した。ウクライナ問題を受けて東欧事業は低迷したものの、
独バイオ企業キュアヴァク(チュービンゲン)は5日、米富豪ビル・ゲイツ氏が会長を務める慈善団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」から資金支援を受けると発表した。感染症治療・予防薬の開発を加速。開発した製品を途上国に低
NYSEユーロネクストとの合併計画を欧州連合(EU)の欧州委員会が承認しなかったのは不当としてドイツ取引所が提訴していた係争で、欧州司法裁判所(ECJ)の一般裁判所は9日、訴えを退ける判決(訴訟番号:T-175/12)を
ウクライナ中央銀行は3日、政策金利を10.5ポイント引き上げて30%とすることを決め、4日に新金利を適用した。国内通貨フリブナの下落を食い止めるのが狙いだが、大幅利上げは先月の5.5ポイント引き上げに続くもので、ゴンタレ
ポーランド中銀の国立銀行(NBP)は4日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の1.5%とした。利下げは5カ月ぶり。物価下落に歯止めをかけるため、市場予想の0.25ポイントを上回る利下げに踏み切った。ロンバート
スペインのデギンドス経済相が2日、ユーロ圏がギリシャに対する最大500億ユーロ規模の第3次支援を検討していると述べた。追加支援の可能性は以前から取り沙汰されていたが、閣僚レベルで公言したのは初めて。ギリシャはEUから現行
欧州銀行監督機構(EBA)は4日、EU域内の銀行を対象とする賞与(ボーナス)規制の運用ルールを定めた新たな指針案を公表した。英国に拠点を置く大手行を中心に、人材流出を懸念する多くの銀行が幹部行員にさまざまな形の「手当」を
オーストリア政府はこのほど、経営破綻した地銀ヒポ・アルペ・アドリア銀行の不良資産を引き継いだ「バッドバンク」のヘタ・アセット・レゾリューションの救済を放棄すると発表した。これを受けて、ユーロ圏の銀行の破綻処理を一元化する
欧州銀行監督機構(EBA)は3日、EUの銀行に対するストレステスト(健全性審査)を今年は実施しないと発表した。前年に包括的なテストを実施したことで域内銀行の資本増強が進んだと判断したためで、今年はバランスシート、ポートフ
ポルトガル大手銀行バンコBPIの大株主であるアンゴラの大富豪イサベル・ドス・サントス氏が、同行とポルトガル大手銀ミレニアムBCPの合併を提案していることが3日分かった。スペインのカイシャバンクによるBPI買収に同意せず、
アイルランド大手銀行のアライド・アイリッシュ・バンクは5日発表した2014年12月通期決算で、9億1,500万ユーロの純利益を計上し、前期の赤字(15億9,000万ユーロ)から黒字に転じた。アイルランド経済の復調に支えら
ウクライナ中央銀行は3日、政策金利を10.5ポイント引き上げて30%とすることを決め、4日に新金利を適用した。国内通貨フリブナの下落を食い止めるのが狙いだが、大幅利上げは先月の5.5ポイント引き上げに続くもので、ゴンタレ
ポーランド中銀の国立銀行(NBP)は4日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の1.5%とした。利下げは5カ月ぶり。物価下落に歯止めをかけるため、市場予想の0.25ポイントを上回る利下げに踏み切った。ロンバート
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は5日、キプロスで開いた定例政策理事会後の記者会見で、ユーロ参加国の国債などを買い取る量的金融緩和を9日に開始すると発表した。総額1兆1,000億ユーロに上る同措置の実施によって、消費者
市場調査大手GfKが2月26日発表したドイツ消費者景況感指数の3月向け予測値は9.7となり、2月の確定値9.3を0.4ポイント上回った。石油価格の大幅下落が追い風となり、2001年10月以来の高水準を記録した。 景気の見
印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネン(ハイデルベルク)は3日、提携先の消耗品・サービス販売事業者プリンティング・システムズ・グループ(PSG)を米投資会社CoBeキャピタルから買収すると発表した。印刷機械
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が2月26日発表した2014年12月期決算の営業利益は前期比3.3%増の104億200万ユーロに拡大した。生命・医療保険部門が好調で全体が強く押し上げられた格好。売上高は10.4%増の
レンタカー大手の独シクストは2月24日、リース子会社シクスト・リーシングの新規株式公開(IPO)を検討していると発表した。主力のレンタカー事業の資金力に影響を与えることなくリース事業を拡大することが狙い。シクストは同子会
ドイツ連邦統計局が2月25日発表した建設業界の2014年の売上高(従業員数20人以上の企業が対象)は659億3,700万ユーロとなり、前年比で4.3%増加した。独建設業全国連盟(HDB)によると、上半期が12.8%増と好
エネルギー大手の独RWEは2日、石油・天然ガス採掘子会社RWE Deaをロシア系投資会社レターワンに売却する手続きをすべて終了したと発表した。同取引に対しては英国政府が反対の意向を示していたが、これを無視する形で売却を強
オーストリア政府は1日、国有化したヒポ・アルペ・アドリア銀行の受け皿機関ヘタ・アセット・レゾリューションを清算すると発表した。年初に発効した新しい銀行清算手続き法を適用することで債権者にも負担を求める。これにより、財政へ
ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は2月24日の金融政策理事会で、主要政策金利の2週間物預金金利を2.1%に据え置くことを決定した。金利据え置きは7会合連続。15年末まで金利を維持するという既定方針に沿った決定だが、
国際通貨基金(IMF)は先ごろ、財政が悪化しているセルビアに対する約12億ユーロのスタンドバイ融資を承認した。引き出し期間は3年。セルビア政府は融資取り付けにあたり、財政再建、金融業界の安定性向上、雇用創出と経済の安定的