マクロ経済

仏政府が経済活性化法案を発表、日曜営業の拡大など柱

仏政府は10日、経済活性化に向けた法案を発表した。小売店の日曜営業に関する規制緩和や解雇に係る紛争処理の迅速化などが柱だが、労働者の権利を重視する与党・社会党の左派勢力からは早くも批判が噴出。市民による抗議デモも行われる […]

ユーロ圏鉱工業生産指数、10月は0.1%上昇

EU統計局ユーロスタットが12日発表したユーロ圏の10月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で0.1%上昇し、2カ月連続でプラスとなった。ただ、上げ幅は前月の0.5%を大きく下回る水準にとどまった。(表参照)

ロシア中銀が追加利上げ、通貨安・インフレ対策で

ロシア中央銀行は11日、主要政策金利である1週間物入札レポ金利を1ポイント引き上げ、10.5%とすることを決めた。利上げは2カ月ぶり。通貨ルーブル安に歯止めをかけるとともにインフレを抑制することが狙いだ。 ロシアではウク

トルコ成長率、7~9月は1.7%に減速

トルコ統計局が10日発表した同国の2014年7~9月期の国内総生産(GDP)は、実質ベースで前年同期比1.7%増となり、伸び率は前期の2.2%から縮小した。内需の伸び悩み、農業生産の落ち込みが響き、市場予想の約3%を大き

ロシア経済省、来年のマイナス成長を予測

ロシア経済省は2日、同国の2015年の国内総生産(GDP)が0.8%減に落ち込むとの見通しを示した。実現すれば、2009年以来初めてのマイナス成長となる。従来は1.2%増を見込んでいた。 ウクライナ情勢をめぐる欧米の対ロ

ポーランド中銀、政策金利据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は3日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは2カ月連続。消費者物価が下落しているものの、景気の底堅い回復を受けて新たな利下げは見送った。

2カ月連続で輸出記録更新、10月は1,039億ユーロに

ドイツ連邦統計局が9日発表した2014年10月の輸出高(暫定値)は前年同月比4.9%増の1,039億ユーロとなり、2カ月連続で過去最高を更新した。輸出高は7月に初めて1,000億ユーロを突破。8月に0.9%減とやや落ち込

ハンガリー新車登録、11月は19.2%増

自動車専門調査会社のデータハウスがまとめたハンガリーの11月の乗用車新車登録台数は5,901台となり、前年同月に比べ19.2%増加した。1-11月の累計も前年同期比20.1%増の6万1,399台と2ケタ増となっている。

独製造業受注2カ月連続で増加

ドイツ連邦経済省が5日発表した2014年10月の製造業受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比2.5%増(暫定値)となり、2カ月連続で上昇した。上げ幅はロイター通信がエコノミストを対象に実施した事前アンケー

ハンガリーGDP、Q3は0.5%増

ハンガリー中央統計局が3日発表した2014年7-9月期の国内総生産(GDP、暫定ベース)は、前期比(季節・労働日数調整後)で0.5%増となり、第1四半期の1.1%増、第2四半期の0.8%増から減速した。前年同期比では3.

独製造業売上、3カ月ぶりに増加

ドイツ連邦統計局が9日発表した2014年10月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比1.1%増となり、3カ月ぶりに拡大した。ユーロ圏(ドイツを除く)が2.1%増加。ユーロ圏外と国内もそれ

チェコの10月鉱工業生産高3.2%増、大きく減速

チェコ統計局(CSU)が8日発表した10月鉱工業生産高は前年同月比で3.2%増となり、上げ幅は前月の9.5%から大きく縮小した。オーストリアのライファイゼン銀行では、飛び石連休で休暇取得率が高まったことが一因と分析。鉱工

独化学業界、来年は売上成長率1.5%見込む

独化学工業会(VCI)は8日、独業界(製薬を含む)の2015年の売上高が前年比1.5%増の1,965億ユーロに拡大するとの予測を発表した。全体の7割を占める欧州が不振で、小幅な伸びにとどまる。製薬を除くと成長率は1.0%

トルコのインフレ率、3カ月連続で上昇

トルコ統計機構(TUIK)が3日発表した11月のインフレ率は前年同月比9.15%となり、前月の8.96%から0.19ポイント上昇した。9%台となるのは8月以来。相場の下落が続く石油製品等エネルギーを除いたCPIの上昇率は

所得格差の拡大で成長率鈍化=OECD

経済協力開発機構(OECD)は9日発表したワーキングペーパー『所得格差の動向と経済成長への影響』で、「所得格差の縮小している国は所得格差が拡大している国より速く成長する」との分析結果を明らかにした。ドイツは所得格差が拡大

エストニア鉱工業生産高、7カ月連続のプラス成長

エストニア統計局が2日発表した10月の鉱工業生産高(稼働日調整済)は前年同月比で2.7%増となり、7カ月連続のプラスとなった。9月は前年比4.0%増だった。 年初からプラス成長を続ける製造業が前年比4.4%増と好調を維持

ロシアのインフレ加速、過去3年で最高の9.1%に

ロシア連邦統計局(ロススタット)が4日発表した11月のインフレ率は前年同月比9.1%となり、前月の8.3%から0.8ポイント上昇した。これは2011年6月以来の高水準。 原油価格が過去4年でほぼ最低の水準に下落したのに加

ロシアのサービス業景況感が悪化、過去5年半で最低に

英大手銀行HSBCと調査会社マーキット・エコノミクスが3日発表したロシアのサービス業景況感指数は44.5となり、前月の47.4から低下した。これは過去5年半で最低の水準。欧米による制裁やルーブル安、政治的な先行き不透明感

ECBが「来年初め」にも量的緩和実施、ドラギ総裁が表明

欧州中央銀行(ECB)は5日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏18カ国に適用される最重要政策金利を過去最低となる現行の0.05%に据え置くことを決めた。金利据え置きは3カ月連続。一方、ドラギ総裁は理事会後の記者会見で、ユ

ユーロ圏の設備投資低迷、低成長の主因に

EU統計局ユーロスタットは5日、ユーロ圏の2014年7~9月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。これによると設備投資が前期に続いてマイナスとなり、低成長の大きな要因となった。(表参照) 同期の設備投資は前期比0

ユーロ圏小売業売上高、10月は1.4%増

EU統計局ユーロスタットが3日発表したユーロ圏の10月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で1.4%増加し、10カ月連続でプラスとなった。上げ幅は前月の0.5%から大きく拡大した。(表参照) 分野別では食品・

ポーランド中銀、政策金利据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は3日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは2カ月連続。消費者物価が下落しているものの、景気の底堅い回復を受けて新たな利下げは見送った。

インフレ率が10年2月以来の低水準に

ドイツ連邦統計局が11月27日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比の上昇率が0.6%(速報値)にとどまり、2010年2月以来の低い伸び率となった。エネルギー価格が2.5%低下。これまで同様、物価を強く押し下げた。食料

ハンガリー中銀、政策金利2.1%で据え置き

ハンガリー国立銀行(MNB)の金融政策理事会は11月25日、主要政策金利を2.1%に据え置くことを決定した。4カ月連続で史上最低水準の金利が維持される。据え置きは市場の予想通り。 理事会は会合後の声明の中で、今後も経済成

2015年予算案可決、46年ぶりの無借金財政に

独連邦議会(下院)は11月28日、2015年度連邦予算案を与党の賛成多数で可決した。収支均衡を46年ぶり(1969年以来)に実現する計画で、ショイブレ財務相は採決直前の演説で、「将来の世代に対する責任を真剣に考えるのであ

ハンガリーの新1万フォリント紙幣、1日に流通開始

ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は11月26日、新1万フォリント(約32.6ユーロ)紙幣の流通を12月1日から開始すると発表した。当面は旧紙幣と併用する。現金自動預払機(ATM)の新紙幣への対応は現在調整中としてい

チェコGDP、7-9月期は2.4%増

チェコ統計局(CSU)が11月28日発表した2014年7-9月期(第3四半期)の国内総生産(GDP)実質伸び率は前年同期比2.4%となり、速報値(14日発表)の2.3%から0.1ポイント上方修正された。前期比も0.3%増

ロシア中銀総裁、来年下期の金融緩和を視野に

ロシア中央銀行(CBR)のナビウリナ総裁は26日、金融政策緩和を検討していることを明らかにした。「インフレとインフレ期待の持続的低下傾向がみられるようになった場合、中銀は金融緩和を開始する用意がある」と発言。来年下半期に

ロシア経済、来年ゼロ成長=OECD最新予測

経済協力開発機構(OECD)は11月25日に発表した最新経済見通しの中で中東欧の加盟9カ国に言及し、ロシア経済が来年はゼロ成長になるとの予測を示した。欧米による制裁やルーブル安の影響が尾を引くとし、国内経済の柔軟な対応が

10月失業率は11.3%、8カ月連続で低下

ポーランド統計局が11月25日発表した2014年10月の失業率は11.3%となった。失業率は8カ月連続で低下し、2月の13.9%から大きく改善した。10月末時点の総失業者数は178万4,800人で、前年同月比で14%、前

消費者景況感2カ月連続で改善

市場調査大手のGfKが11月27日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値は8.7となり、11月の確定値(8.5)を0.2ポイント上回った。同指数の改善は2カ月連続。地政学リスクとユーロ圏経済の低迷を受けて景気の

失業者数がさらに減少、11月272万人弱に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が11月27日発表した同月の失業者数は271万7,000人で、前月を1万6,000人下回った。減少は3カ月連続。季節要因を除いた実質ベースでも1万4,000人減となっており、BAのフランクユルゲン

ハンガリー鉱工業生産者価格、10月は0.7%上昇

ハンガリー統計局が11月26日発表した鉱工業生産者価格は前年同月比で0.7%上昇した。今年、前年同月を上回ったのは2月の0.2%についで2度目となる。前月比では0.9%下落し、4カ月連続の上昇にブレーキがかかった。 製造

OECDがユーロ圏の低成長懸念、財政規律の緩和促す

経済協力開発機構(OECD)は11月25日に公表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の景気回復がもたついていることについて、世界経済の成長の「大きなリスクになっている」と懸念を示し、EUが財政規律を柔軟に運用することなど

11月のユーロ圏インフレ率、0.3%に縮小

EU統計局ユーロスタットが11月28日発表した同月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.3%となり、前月の0.4%から0.1ポイント縮小した。インフレ率が前月を下回るのは2カ月ぶり。約5年ぶりの低水準だった9月に並んだ。

ユーロ圏失業率、11月も11.5%

EU統計局ユーロスタットが11月28日発表したユーロ圏の10月の失業率(速報値・季節調整済み)は11.5%となり、3カ月連続で同水準だった。EU28カ国ベースの失業率も横ばいの10%だった。(表参照) 域内の雇用は改善し

ユーロ圏景況感指数、11月は0.1ポイント上昇

欧州委員会が11月27日発表したユーロ圏の同月の景況感指数(ESI、標準値100)は100.8となり、前月の100.7から0.1ポイント上昇した。ESIの改善は2カ月連続で、8月以降で最高の水準まで持ち直した。 ESIは

第3四半期GDP、個人消費が0.7%伸びてけん引

ドイツ連邦統計局が25日発表した2014年第3四半期(7~9月)国内総生産(GDP)統計の詳細によると、前期比の実質成長率(物価・季節要因・営業日数調整値)は速報値と同じ0.1%だった。伸び率が最も大きかった項目は個人消

輸出成長率、来年は4%に=業界団体

独卸売・貿易業者連盟(BGA)は19日、ドイツの2015年の輸出高が前年比4%増の1兆1,717億ユーロとなり、これまでに引き続き過去最高を更新するとの予測を発表した。米国や中国などのアジア諸国がけん引車となり世界の景気

独工作機械業界、14年売上予測引き下げ

独工作機械工業会(VDW)は24日、独業界の2014年売上予測を下方修正した。1-9月期の売上高が前年同期を6%下回ったうえ、受注も弱含んでいるためで、13年実績(146億ユーロ)を3%上回るとした従来予測を、「13年と

ポーランド鉱工業生産、10月は1.6%増

ポーランド中央統計局(GUS)が20日発表した2014年10月の鉱工業生産(速報値、季節調整前)は前年同月比で1.6%増加し、上げ幅は市場予測の1.4%を上回った。前月比では3.5%増となったものの、上げ幅は前月の16.

チェコ景況感が改善

チェコの景況感が改善している。同国統計局(CSU)が24日発表した11月の国内景況感指数は前月から1.3ポイント上昇した。企業景況感が0.8ポイントの改善にとどまったが、消費者景況感が3.3ポイント上昇し、全体を押し上げ

ブルガリアの経常黒字縮小、1-9月期は4.3億ユーロ

ブルガリア国立銀行が17日発表した9月の経常収支は4,810万ユーロの赤字となった。昨年9月は2,780万ユーロの黒字だった。 貿易収支は2億7,200万ユーロの赤字で、赤字幅は前年同期の2億9,960万ユーロから縮小し

ロシアGDP、1-10月は0.8%増

ロシア連邦統計局(ロススタット)が21日発表した2014年1-10月期の国内総生産(GDP)は前年同期比で0.8%増加した。ウクライナ問題をめぐる欧米による制裁で小幅の伸びにとどまった。 昨年の経済成長をけん引した投資は

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