マクロ経済

消費者景況感が3カ月ぶりに改善

市場調査大手のGfKが24日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値は8.5となり、10月の確定値(8.4)を0.1ポイント上回った。同指数の改善は3カ月ぶり。景気の見通しに関する指数がほぼ下げ止まったことが大き

輸入物価21カ月連続で低下、9月-1.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2014年9月の輸入物価指数は前年同月比1.6%減となり、1年前の水準を21カ月連続で下回った。エネルギーが10.7%減とこれまで同様大きく下落して全体が強く押し下げられた格好。エネルギー

独銀は資本積み増しの必要なし=健全性検査

欧州中央銀行(ECB)は26日、ユーロ圏の主要130銀行を対象に実施した包括的な健全性検査の結果を公表した。資本不足で「不合格」となったのは25行で、ドイツの銀行でもミュンヒェナー・ヒポテーケンバンクが該当したものの、同

チェコ財務省、今年の経済予測を下方修正

チェコ財務省は24日、今年の経済成長予測を従来の2.7%から2.4%へ下方修正した。欧州の新しい国民経済計算基準(ESA 2010)の適用に伴う措置だ。2015、16の両年はいずれも2.5%の予測。輸出高の伸びはゼロに近

7~9月期の英成長率は0.7%、前期から鈍化

英政府統計局が24日発表した2014年7~9月期の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.7%増となり、7期連続でプラス成長を記録した。ただ、上げ幅はユーロ圏経済の停滞の影響で、前期の0.9%から縮小した。

ユーロ圏財政赤字、4~6月はGDP比2.5%に縮小

EU統計局ユーロスタットが24日発表した最新の財政統計によると、2014年4~6月期のユーロ圏18カ国の財政収支は域内総生産(GDP)比2.5%の赤字だった。赤字幅は前期の同2.6%を0.1ポイント下回った。EU28カ国

ユーロ圏建設業生産高、8月は0.3%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の8月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.3%減となり、3カ月連続で落ち込んだ。7月は速報値で0.4%減となっていたが、0.5%減に下方修正された。(表

9月のEU新車販売6.4%増、13カ月連続で拡大

欧州自動車工業会(ACEA)が17日発表したEU(マルタを除く27カ国)の9月の新車販売(登録)台数は123万5,501台となり、前年同月から6.4%増加した。販売増加率は前月に2.1%増と、今年に入って最低の水準に縮小

ポーランド鉱工業生産4.2%増

ポーランド中央統計局(GUS)が17日発表した9月の鉱工業生産高(建設業を含む)は前年同月比で4.2%拡大し、市場予想(2.6%)を大きく上回った。前月比では16.5%の上昇。1-9月期では前年同期から2.4%増加した。

スズキのハンガリー工場、年末まで操業を短縮

スズキのハンガリー子会社であるマジャール・スズキはこのほど、年末まで操業短縮を継続すると発表した。生産モデル変更によるもので、来年初めには従来の2交代制に復帰するという。現地経済紙『ナピ・ガズダシャーグ』が14日付で伝え

スロバキア鉱工業生産、8月は2.7%増

スロバキア統計局が10日発表した2014年8月の鉱工業生産指数(稼働日調整済み)は前年同月比で2.7%増にとどまり、年初来最低となった。 部門別の成長率は、鉱業が前年同月比19.8%と今年最大の伸びを見せた一方、製造業は

ルーマニア鉱工業生産、1-8月期9.0%増

ルーマニア統計局が10日発表した2014 年1-8月期の鉱工業生産高は労働日数・季節調整後で前年同期比9.0%の大幅増となった。製造業が10.6%増と好調だった半面、鉱業は1.1%増にとどまり、エネルギーは2.3%減と低

生産者物価3カ月連続上昇、エネルギーを除いたベースで

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年9月の生産者物価指数は前年同月比1.0%減となり、14カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が3.8%下落したことが響いた格好。エネルギーを除いたベースでは0.1増とな

9月のユーロ圏インフレ率、確定値も0.3%

EU統計局ユーロスタットが16日発表した9月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比0.3%となり、前月の0.4%から0.1ポイント縮小した。価格変動が激しいエネルギー、食品・アル

9月のEU新車販売6.4%増、13カ月連続で拡大

欧州自動車工業会(ACEA)が17日発表したEU(マルタを除く27カ国)の9月の新車販売(登録)台数は123万5,501台となり、前年同期から6.4%増加した。販売増加率は前月に2.1%増と、今年に入って最低の水準に縮小

ユーロ圏鉱工業生産指数、8月は1.8%低下

EU統計局ユーロスタットが14日発表したユーロ圏の8月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比1.8%の低下となり、前月の0.9%上昇からマイナスに転じた。分野別では中間財、資本財、非耐久消費財が落ち込んだ。(表

8月のユーロ圏貿易収支、92億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが16日発表した8月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は92億ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同月の73億ユーロを上回った。輸出が3%減の1,404億ユーロ、輸入が4%減

「均衡財政達成よりも景気促進策を」、秋季予測が提言

Ifoなど有力経済研究所は9日に公表した共同作成の秋季経済予測で、今年と来年の独国内総生産(GDP)予測を下方修正した。4月に発表した春季予測では内需主導の経済回復が加速するとしていたが、景気がその後、大幅に冷え込んだと

製造業売上5年半来の大幅下落に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年8月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を2.6%下回り、5年半ぶりの大きな下落となった。減少は3カ月ぶり。8月は製造業受注と第二次産業生産指数も

卸売物価、10月以降は上昇に転じる可能性も

ドイツ連邦統計局が13日発表した2014年9月の卸売物価指数(2010年=100)は106.4となり前年同月比で0.9%低下した。1年前の水準を下回るのは15カ月連続。これまでに引き続き石炭・石油製品が5.2%減と大きく

「1ユーロが1ドル未満に」、ドイツ銀が予測

1ユーロの価値が2017年には0.95ドルとなり、02年夏の水準まで低下するとの予測を、ドイツ銀行の通貨ストラテジストが発表し、注目を集めている。現在は約1.2674ドル(8日)を付けているが、欧州経済の極端な低成長とユ

IMF、中東欧経済成長予測を下方修正

国際通貨基金(IMF)は10日発表した最新の世界経済見通しで、中東欧・トルコの今年の予想成長率を1.2%とし、前回(4月)の1.9%から0.7ポイント下方修正した。来年はウクライナ情勢の緊張がやや緩み、1.7%まで回復す

ポーランド中銀が利下げ、史上最低の2%に

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は8日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の2%とした。利下げ幅は市場が予想していた0.25ポイントを上回る規模。NBPは大幅な利下げで、低迷する景気のテコ入れをはかる。

ルーマニア、8月の平均賃金2.1%低下

ルーマニア統計局が7日発表した2014年8月の手取りベースの平均賃金は1,638レフとなり、前月から2.1%低下した。前月が特別手当の支給時期だったことや、8月が休暇シーズンで食事手当などの支給額が減ったことが反映された

セルビア経済成長率、今年はマイナス1%―経済研が予測

セルビア経済研究所は7日に発表した『マクロ経済分析動向(MAT)』の最新号で、今年の同国の成長率が1%程度のマイナスに落ち込むとの見通しを示した。8月までの数カ月間で鉱工業生産と輸出が大きく落ち込んだことを材料としている

ユーロ圏の住宅価格持ち直し、4~6月期は下落に歯止め

低迷していたユーロ圏の住宅価格が持ち直しつつある。EU統計局ユーロスタットが9日発表した統計によると、2014年4~6月期の価格は前年同月から横ばいとなり、前期の0.4%下落から改善。統計が開始された12年7~9月期から

ポーランド中銀が利下げ、史上最低の2%に

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は8日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、史上最低の2%とした。利下げ幅は市場が予想していた0.25ポイントを上回る規模。NBPは大幅な利下げで、低迷する景気のテコ入れをはかる。

IMFがユーロ圏成長率を下方修正、14年は0.8%に

国際通貨基金(IMF)は7日発表した最新の「世界経済見通し」で、ユーロ圏の2014年の予想成長率を0.8%とし、前回(7月)の1.1%から0.3ポイント下方修正した。需要の停滞、物価が上がりにくい状況が続いていることを受

チェコGDP、4―6月期は0.3%増

チェコ統計局が1日発表した新欧州基準(ESA 2010)に基づく2014年4―6月期の国内総生産(GDP)は前期比0.3%増となり、横ばいだった速報値(8月発表)から上方修正された。前年同期比では2.5%増で、0.1ポイ

ブルガリアGDP、Q2は拡大

ブルガリア経済が順調に成長を続けている。統計局が10月1日発表した2014年第2四半期(4―6月期)の国内総生産(GDP)は、前期比1.6%増に拡大し、第1四半期の同1.2%増に引き続き大きな伸びを示した。前年同期比では

ルーブルの下落止まらず、対ドル最安値を更新

ロシア通貨ルーブルの下落が止まらない。対米ドル為替相場は6日、一時1ドル=40.05ルーブルとなり、史上最安値を更新した。心理的に重要とされる40ルーブルのラインを超えたことで、アナリストらは、貯金を外貨に換える動きが広

製造業の不振が鮮明に、受注・生産指数がともに大幅減

独製造業の減速が鮮明になってきた。8月の製造業受注指数と第二次産業生産指数はともに5年7カ月ぶりの大幅減少を記録。夏休みの設定という特殊要因が影響したという事情はあるものの、それだけでは説明できないとの見方が有力だ。エコ

独機械業界、来年は生産成長率2%見込む

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は1日、国内の機械・設備生産高が来年は物価調整後の実質で今年を2%上回るとの予測を発表した。景気の先行き不透明感は強いものの、2大輸出先国である米国と中国向けが増加に転じているため、プラス成

9月のユーロ圏インフレ率は0.3%、約5年ぶり低水準に

EU統計局ユーロスタットが9月30日発表した同月のインフレ率(速報値)は前年同月比0.3%となり、前月の0.4%から0.1ポイント縮小した。これは2009年10月以来、約5年ぶりの低水準で、デフレ懸念が一層強まってきた。

ユーロ圏失業率、8月も11.5%

EU統計局ユーロスタットが9月30日発表したユーロ圏の8月の失業率(速報値・季節調整済み)は前月と同じ11.5%だった。雇用の悪化には歯止めがかかり、過去最高だった前年同月の12%から改善したものの、依然として高水準にあ

ユーロ圏小売業売上高、8月は1.9%増

EU統計局ユーロスタットは3日、ユーロ圏の8月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で1.9%だったと発表した。同売上高の増加は8カ月連続。上げ幅は前月の0.5%を大きく上回った。(表参照) 分野別では食品・飲

ルーマニア中銀が再利下げ、政策金利・史上最低の3%に

ルーマニア中央銀行の国立銀行(BNR)は9月30日、主要政策金利を0.25ポイント引き下げ、3%にしたと発表した。利下げは2カ月連続で、史上最低水準を更新した。レウ建て預金準備率は今月24日から2ポイント減の10%へ引き

独企業景況感5カ月連続悪化、13年4月以来の低水準に

Ifo経済研究所が9月24日発表した2014年9月のドイツ企業景況感指数(2010年=100)は前月の106.3から104.7へと1.6ポイント低下し、13年4月以来の低水準に落ち込んだ。同指数は5カ月連続で悪化しており

消費者景況感2カ月連続で悪化、景気低迷響く

市場調査大手のGfKが9月26日発表したドイツ消費者景況感指数の10月向け予測値は8.3となり、前月(9月)の確定値(8.6)から0.3ポイント低下した。同指数の悪化は2カ月連続。ウクライナ問題などの地政学リスクとユーロ

独インフレ率、3カ月連続で0.8%に

ドイツ連邦統計局が9月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が0.8%となり、これまで同様、低水準にとどまった。インフレ率が0.8%となるのは3カ月連続。エネルギーが2.2%減となり、全体が強く

操短検討の企業が増加

操業時間の短縮を検討する企業がドイツで増えているもようだ。連邦雇用庁(BA)の統計データをもとに9月29日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、「操短手当への問い合わせ件数がここ数週間で増えた」と回答した

「反ユーロ政党AfDの躍進が財政悪化国に影」S&P

ドイツで反ユーロ政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進を続けると、欧州連合(EU)の財政悪化国は厳しい状況に追い込まれる恐れがある――。格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、こんな見

「景気拡大には国内の努力が必要」=ハンガリー経済相

ハンガリーのミハーリ・ヴァルガ経済相は23日、現地経済紙『ナピ・ガズダシャーグ』が主催した会議で、経済政策の課題について演説した。具体的には、経済成長促進・雇用創出に向けて投資・融資拡大に取り組むほか、歳出削減で財政赤字

チェコ、来年度予算案を閣議決定

チェコ中道左派政権は22日、来年度予算案を閣議決定した。財政赤字は1億コルナ(39億ユーロ)で、国内総生産(GDP)比2.3%に抑える。同時に公務員賃金と年金の増額で消費を促す。連立政権が下院で安定多数を占めるほか、ゼマ

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