マクロ経済

スペインも金融支援脱却、アイルランドに続き

ユーロ圏は14日に開いた財務相会合で、スペインへの金融支援を来年1月に終了することを決定した。同支援による銀行の再建が進み、金融危機を脱したと判断したため。債務・金融危機でEUなどから金融支援を受けた国の支援脱却はアイル […]

10月のユーロ圏インフレ率、確定値も0.7%

EU統計局ユーロスタットが15日発表した10月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ0.7%で、前月の1.1%から0.4ポイント縮小した。これは2009年11月以来4年ぶりの低水準、1%を

ハンガリーの貿易黒字拡大

ハンガリー中央統計局(KHS)が8日発表した2013年9月の貿易収支(速報値)は2,539億フォリントの黒字となり、黒字幅は前年同月の2,047億フォリントから拡大した。輸出は13.9%増の2兆2,003億フォリント、輸

ルーマニア中銀が0.25%利下げ、金利は過去最低の4.0%に

ルーマニアの中央銀行であるルーマニア国立銀行は5日の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%引き下げ、過去最低の4.0%とすることを決めた。6日から実施する。インフレ率が1年4カ月ぶりの水準に低下したことを受け、9月以来

税収見積もり上方修正、財務相は財政規律の弛緩を警戒

独連邦財務省は7日、税収見積もり委員会がまとめた2013~18年の税収見通しを発表した。それによると、連邦(国)、州、市町村と欧州連合(EU)向け拠出金を合わせたドイツ全体の税収は5月の見通しを大幅に上回る見通し。経済と

クロアチアへの直接投資が低迷

外国からのクロアチアへの直接投資が低迷している。投資額は2008年に42億4,590万ユーロに達し過去最高となったが、世界金融危機の余波で10年には3億1,780万ユーロに激減。その後回復に転じたものの、昨年は10億6,

クリスマス商戦売上4年連続拡大見通し

独小売業中央連盟(HDE)は7日、クリスマス商戦期の業界売上高が前年同期比1.2%増の806億ユーロとなり、4年連続で拡大するとの予測を発表した。雇用の安定や所得の拡大、歴史的な低金利がプラスに働く。 \ クリスマス商戦

ロシアのインフレ率、10月は6.3%に

ロシア連邦統計局(ロススタット)が6日発表した10月のインフレ率は前年同月比6.3%となり、上げ幅は前月の6.1%から0.2ポイント拡大した。食品・サービス価格が上昇したことが大きい。インフレ率は6月から4カ月連続で低下

貿易黒字が過去最高に、9月204億ユーロ

ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年9月の貿易黒字は前年同月比20.7%増の204億ユーロとなり、これまでの最高(08年6月の198億ユーロ)を上回った。輸出が増えるとともに、輸入が減少したためで、経常黒字も15.9

製造業受注9月は大幅増加、国内設備投資が復調

ドイツ連邦経済省が6日発表した2013年9月の製造業受注指数は物価、営業日数、季節要因調整後の実質で前月比3.3%増となり、3カ月ぶりに上昇した。大型受注が長年の平均を上回ったことが大きい。地域別ではユーロ圏(ドイツを除

9月製造業売上0.8%減少、自動車が足かせに

ドイツ連邦統計局が8日発表した2013年9月の独製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.8%減となり、2カ月ぶりに後退した。自動車・自動車部品が振るわず、足を強く引っ張った格好。地域別では国内とユ

卸売物価が約4年ぶりの下落幅に、10月-2.7%

ドイツ連邦統計局が12日発表した2013年10月の卸売物価指数(2005年=100)は120.8となり、前年同月を2.7%下回った。下げ幅は2009年11月以降で最高。石炭・石油製品の価格が9.1%低下したことが最大の押

欧州中銀が利下げ、過去最低の0.25%に

欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏17カ国に適用される最重要政策金利を現行の年0.5%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の0.25%とすることを決めた。利下げは5月以来6カ月ぶり。ユーロ圏

中東欧の景況感が改善、来年の景気転換に期待

オーストリア管理銀行(OeKB)が6日発表した10月の中東欧景況感指数によると、同地域で事業を展開する外国企業の見通しが改善している。10月の指数は7月の前回調査を1.5ポイント上回る84.1ポイントに上昇し、前回に続い

ユーロ圏小売業売上高、9月は0.3%増

EU統計局ユーロスタットが6日発表したユーロ圏の9月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比で0.3%増となり、4カ月ぶりに伸びを記録した。食品・飲料・たばこが落ち込んだものの、非食品が1.1%増えた。(表参照)

ユーロ圏生産者物価、9月は0.9%低下

EU統計局ユーロスタットが4日発表したユーロ圏の9月の生産者物価指数(建設業を除く)上昇率は前年同期比マイナス0.9%となり、2カ月連続で低下した。(表参照) \ 分野別では、中間財が1.5%、エネルギーが2.7%の幅で

中堅・中小企業の経営体力がやや低下

独復興金融公庫(KfW)は10月29日、国内の中堅・中小企業(年商500万ユーロ未満。以下:SME)を対象に実施したパネル調査結果を発表した。それによると、2012年のSMEの就業者数(フルタイム換算)は2.1%増となり

独消費者景況感、高水準保つ

市場調査大手のGfKが10月31日発表したドイツ消費者景況感指数の11月向け予測値は7.0となり、10月の確定値(7.1)から0.1ポイント低下した。所得見通しと高額商品の購入意欲に関する指数がやや落ち込んだことが響いた

ハンガリー利下げ、15カ月連続

ハンガリー国立銀行(MNB)は10月30日、主要政策金利を0.2ポイント引き下げ、史上最低の3.4%に設定した。利下げは15カ月連続。低インフレ率に加え、景気回復が遅れていることが理由だ。 \ 国立銀によれば、年末には景

小売売上が3カ月連続増加、9月は実質0.2%増に

ドイツ連邦統計局が10月31日発表した9月の小売売上指数は前年同月を名目で1.3%上回り、物価を加味した実質でも0.2%増加した。実質増は3カ月連続。営業日数は前年同月と同じ25日だった。営業日数と季節要因を加味した前月

チェコの9月小売売上高、0.5%増

チェコ統計局(CSU)が5日発表した9月の小売売上高は前年同月比で3.7%増加した。比較対象の12年9月に比べ営業日が2日多かったことが大きい。営業日数調整済みベースでは0.5%の増加だった。前月比(季節・物価変動調整済

インフレ率が3カ月連続で低下、10月1.2%に

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上げ幅が1.2%となり、3カ月連続で縮小した。食料品の価格は4.1%上昇したものの、物価に占める比重の大きいエネルギーが0.5%下がり、全

トルコの貿易赤字が拡大

トルコ統計局が10月31日発表した9月の貿易収支は75億200万ドルの赤字で、赤字幅は前前年同月の69億7,100万ドルから拡大した。輸出高は1.2%増の131億2,100万ドル、輸入高は3.5%増の206億2,300万

輸入物価9カ月連続減、9月は-2.8%に

ドイツ連邦統計局が10月31日発表した2013年9月の輸入物価指数は105.5となり、前年同月比で2.8%低下した。前年同月を下回るのは9カ月連続。エネルギーと金属が最大の押し下げ要因で、天然ガスと石油製品を除いたベース

トルコの消費者信頼感が改善

トルコ統計局が10月30日発表した10月の消費者信頼感指数は75.5となり、前月から3.4ポイント上昇した。 \ 今後12カ月間の一般的な経済状況に関する期待指数は前月から5.8ポイント上昇して101.6となり、楽観的な

ドイツの経常黒字を米財務省が批判

米財務省は10月30日公開した為替報告書のなかで、ドイツの経済政策を強い調子で批判した。莫大な経常黒字を計上する一方で、内需拡大に向けた努力が足りず、これがユーロ圏と世界経済のマイナス要因になっていると指摘。是正を求めた

9月機械業界受注、前年の反動で実質6%減に

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が10月30日発表した独業界の2013年9月の新規受注高は前年同月比で実質6%減少した。国内受注は21%増加したものの、国外が16%落ち込んで足を強く引っ張った。 \ VDMAのエコノミスト

10月のユーロ圏インフレ率は0.7%、4年ぶり低水準に

EU統計局ユーロスタットが10月31日発表した同月のユーロ圏のインフレ率(速報値)は前年同月比0.7%で、前月の1.1%から0.4ポイント縮小した。インフレ率の低下は3カ月連続で、2009年11月以来4年ぶりの低水準とな

ユーロ圏景況感、10月も上昇

欧州委員会が10月30日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は97.8となり、前月の96.9から0.9ポイント上昇した。景況感の改善は6カ月連続。長期平均の100に迫る水準まで改善が進んでおり、4-

企業投資に活発化の兆し、ユーロ経済底打ちで慎重姿勢緩む

ドイツ経済の明るさが増してきた。独商工会議所連合会(DIHK)がこのほど発表した会員企業アンケート調査報告によると、これまで低調だった企業投資は今後、拡大へと転じる可能性が高い。ユーロ経済が底を打つなど投資環境が整ってき

独企業景況感6カ月ぶりに悪化

Ifo経済研究所が25日発表した2013年10月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は107.4となり、前月の107.7を0.4ポイント下回った。同指数の低下は6カ月ぶり。今後6カ月の事業見通しを示す期待指数と現

S&P、ハンガリー格付け見通しを「ネガティブ」に据え置き

大手格付け会社の米スタンダード&プアーズ(S&P)は25日、ハンガリーの信用格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」に据え置いた。景気回復見通しの弱さに加え、行政チェック機能の弱体化につながる政府与党の政策、通貨

大都市の住宅、適正価値を最大2割上回る=中銀

独連邦銀行(中銀)が21日発表した月報によると、国内の大都市の住宅不動産価格は2010年からこれまでに25%以上上昇し、全国平均の同8%を大きく上回った。特に大都市中心部の分譲マンションは人気が高く、物件の取引(実勢)価

チェコ景況感、改善続く

チェコ統計局(CSU)が24日発表した10月の景況感指数は88.9(2005年=100)となり、前月の87.5から1.4ポイント改善した。改善は3カ月連続。企業、消費者景況感がともに上向いており、景気の底打ち感が高まって

ベラルーシ鉱工業生産、9月も3%減

ベラルーシ国家統計委員会がこのほど発表した9月の鉱工業生産指数は前年同月比で3%減少した。前年同月実績を下回るのは、今年2月以来、8カ月連続。前月比では2.3%上昇した。1-9月期では前年同期より0.2%増加した。 \

スペインが景気後退脱却、7-9月GDPは0.1%増

スペイン経済が復調している。スペイン中央銀行は23日、今年7-9月期の国内総生産(GDP)が前期比0.1%増だったと発表した。同国は不動産バブル崩壊、債務危機でマイナス成長が続いていたが、9四半期ぶりにプラス成長となり、

英の7-9月GDPは0.8%増、3年ぶりの高成長

英政府統計局が25日発表した2013年7-9月期の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.8%増となり、3期連続でプラス成長となった。全分野でプラス成長を記録。成長率は前期の0.7%を上回り、2010年4-6

ユーロ圏建設業生産高、8月は4.7%減

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表した8月のユーロ圏の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で4.7%減となり、6カ月連続で落ち込んだ。前月は2.2%減だった。(表参照) \ 分野別では建築が4.3%減、土

独企業景況感、6カ月ぶり悪化

ドイツのIfo経済研究所が25日発表した10月の独企業景況感指数(2005年=100)は107.4となり、前月の107.7を0.4ポイント下回った。同指数の低下は6カ月ぶり。今後6カ月の事業見通しを示す期待指数と現状判断

東欧からの移民続く、高学歴層中心に

東欧からの頭脳流出が続いている。若く、高学歴の人を中心に、経済的理由による移民が後を絶たない。ポーランド、ブルガリア、ルーマニアなどで深刻な問題となっているが、国を離れる事情はそれぞれ異なっているようだ。 \ \ ■若年

平均賃金、9月は3.6%上昇

ポーランド中央統計局(GUS)が16日発表した2013年9月の民間部門(従業員10人以上の事業所が対象)の平均賃金(名目、ボーナス・特別手当含む)は3,770.91ズロチで、前年同月比で3.6%上昇した。前月比では0.4

内需主導で景気回復進む=共同予測

Ifoなど有力経済研究所は17日に公表した共同作成の秋季経済予測で、ドイツ経済の回復が内需主導で進むとの見方を示した。これまでは景気が低迷していたものの、現在はすでに拡大局面に入っており、この傾向が来年も続くとみている。

平均賃金、8月は4.7%上昇

ハンガリー中央統計局(KSH)が19日発表した2013年8月の名目賃金は平均22万4,846フォリントとなり、前年同月比で4.7%上昇した。税金と社会保険料を除いた手取りは6.2%増の14万7,275フォリント。経済ニュ

生産者物価2カ月連続低下、9月は前年同月比-0.5%に

ドイツ連邦統計局が21日発表した2013年9月の生産者物価指数(2010年=100)は前年同月比0.5%減となり、2カ月連続で後退した。エネルギーと中間財が下落し、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースで

セルビア利下げ、政策金利10.5%に

セルビア国立銀行は18日、主要政策金利を0.5ポイント引き下げ、10.5%に設定した。利下げは今年6月以来、4カ月ぶり。年間インフレ率が4.9%に低下し、中銀目標の範囲内(2.5~5.5%)に収まったことが利下げ判断につ

ベラルーシの9月CPI、前月比1.7%上昇

ベラルーシ国家統計委員会が10日発表した2013年9月の物価統計によると、消費者物価指数(CPI)は、前月から1.7%上昇した。工業生産者物価指数は前月比0.2%の上昇で、内訳は投資財が0.5%、中間財が0.3%減、消費

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