ロシア、欧米日用化学品の販売を一部禁止
ロシア消費者保護局(ロスポトレブナゾール)は8月25日、流通業者に対し、欧米日用品メーカーの一部製品の販売を禁じた。ウクライナ紛争をめぐって関係が冷却した欧米に対し、通商面で圧力をかける狙いとみられている。ただ、禁止の対 […]
ロシア消費者保護局(ロスポトレブナゾール)は8月25日、流通業者に対し、欧米日用品メーカーの一部製品の販売を禁じた。ウクライナ紛争をめぐって関係が冷却した欧米に対し、通商面で圧力をかける狙いとみられている。ただ、禁止の対 […]
ドイツのクリスティアン・シュミット食糧・農業相は農業科学メーカーに遺伝子組み換え(GM)トウモロコシの国内販売を自主的に見合わせることを要請する考えだ。国内16州の農相に宛てた文書をもとにロイター通信が24日報じたもので
欧州食品安全機関(FESA)は26日、ミツバチの大量死や大量失踪の主な原因とされるネオニコチノイド系農薬3種のリスク評価報告書を公表した。EUでは2年前からミツバチを誘引する植物へのネオニコチノイド系農薬の使用が原則とし
農業化学大手の米モンサントは26日、スイス同業シンジェンタの買収を断念すると発表した。買収額を引き上げたが、シンジェンタが拒否の姿勢を崩さなかったことから実現は不可能と判断し、買収提案を取り下げた。 種子事業で世界最大手
工業ガス大手の独メッサー・グループは25日、中国の蘇州に新工場を開設すると発表した。現地需要の拡大を受けた措置で、電機メーカー向けに各種の工業ガスを供給する。投資額は3,300万ユーロ。 新工場ではフラット画面、半導体、
スイス農業科学大手のシンジェンタ(バーセル)は19日、フラワー種子事業からの撤退方針を明らかにした。最終消費者のニーズの変化を背景に販売チャンネルと小売市場の環境が変化し、業界再編が起きていることを受けた措置と説明してい
ドイツの自動車・産業用フィルター大手マン・ウント・フンメルは17日、米同業アフィーナ・グループを投資会社サイプレス・キャピタルから買収すると発表した。製品の幅を広げる狙い。当局の承認を経て、アフィーナを統合する。 同社は
スイス農業科学大手のシンジェンタは19日、フラワー種子事業から撤退する方針を打ち出した。最終消費者のニーズの変化を背景に販売チャンネルと小売市場の環境が変化し、業界再編が起きていることを受けた措置と説明している。 フラワ
穀物メジャーの米カーギルは17日、養殖魚用飼料の製造・販売を手がけるノルウェーのEWOSを13億5,000万ユーロで買収すると発表した。EWOSはサケ養殖用の飼料に強みを持つ企業。カーギルは同社の買収によって急成長が見込
スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)は21日、英同業グラクソ・スミスクライン(GSK)が開発中の多発性硬化症(MS)治療薬「オファツムマブ」の権利を譲り受けると発表した。MS治療薬事業を強化する。 GSKにまず前払金
石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは7日、75%を出資する中国の潤滑油メーカー、統一潤滑油の株式持分を合弁相手である中国企業の霍氏集団と米投資会社カーライル・グループに売却することで合意したと発表した。下流部門を縮小
高級車大手の独アウディは13日、電力自動車(EV)のSUVを2018年に市場投入する計画を明らかにした。同社がEVを販売するのは初めて。9月のフランクフルト国際モーターショー(IAA)でコンセプトカーを初公開する。フル充
自動車・産業用フィルター大手の独マン・ウント・フンメルは17日、米同業アフィーナ・グループを投資会社サイプレス・キャピタルから買収すると発表した。製品の幅を広げる狙い。当局の承認を経て、アフィーナを自社に統合する。 南米
コスメティック用品・粘着テープ大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)が5日発表した2015年1-6月期(上半期)の営業利益(EBIT)は前年同期比12.4%増の5億800万ユーロとなり、過去最高を更新した。ロシアなどの東欧
メキシコのセメント大手セメックスは12日、オーストリアとハンガリーの事業を独同業ローアドルファー・グループ(Rohrdorfer Group)に売却することでと合意したと発表した。取引額は1億6,010万ユーロで、売却益
ベラルーシの商用車大手ミンスク・オートモービル・プラント(MAZ)が電気バスを開発している。このほど国営BelTA通信が同社関係者の話として伝えたもので、すでに該当車両の要求仕様の設計が完了し、来春までには試作車が完成す
クロアチアの製薬大手ベルポ(Belupo)は先ごろ、本社がある同国北部のコプリヴニツァに工場を建設すると発表した。新工場の敷地面積は約8万平方メートルで、投資額は3億9,000万クナ(約5,160万ユーロ)に上る。 新工
アイルランド製薬大手のシャイアーは4日、米同業バクスアルタに買収を提案したことを明らかにした。希少病治療薬の強化が狙いで、買収額は約300億ドルに上る。バクスアルタは買収拒否を表明している。 シャイアーは7月10日に買収
石油大手の英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは7日、75%を出資する中国の潤滑油メーカー、統一潤滑油の株式持分を合弁相手である中国企業の霍氏集団と米投資会社カーライル・グループに売却することで合意したと発表した。下流部門を縮小
メキシコのセメント大手セメックスは12日、オーストリアとハンガリーの事業を独同業ローアドルファー・グループに売却することでと合意したと発表した。取引額は1億6,010万ユーロで、売却益は債務返済に充てる。売却手続きは当局
ベルギーの化学大手ソルベイは7月29日、複合材料大手の米サイテックを55億ドルで買収すると発表した。航空機、自動車産業で使われる軽量素材事業の強化が目的。ソルベイは航空機用複合素材で世界2位に浮上する。 ソルベイはサイテ
ベルギーの化学大手ソルベイ(ブリュッセル)は7月29日、複合材料大手の米サイテックを55億ドルで買収すると発表した。航空機、自動車産業で使われる軽量素材部門の強化が目的。ソルベイは航空機用複合素材で世界2位に浮上する。
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は4日の決算発表で、2015年12月期の営業利益(EBITDA、調整済み)を従来予測の22億ユーロ以上から約24億ユーロへと上方修正した。上半期の業績が好調だったためで、売上高につい
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が7月29日発表した2015年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBITDA、調整前)は前年同期比33.2%増の28億9,900万ユーロと大幅に伸びた。ユーロ安が強力な追い風
独化学大手BASFのエネルギー子会社ヴィンタースハル(カッセル)は7月31日、バルト海ガスパイプライン「ノルド・ストリーム」の拡張計画に参加することで、同パイプラインを主導する露ガスプロムと基本合意した。独エーオン、オー
ドイツ連邦統計局が7月31日発表した2015年上半期(1~6月)の小売売上指数(自動車販売店を除く)は物価調整後の実質で前年同期を2.5%上回り、1994年の統計開始後で最大の伸びとなった。雇用の安定や所得の拡大、低イン
欧州委員会は7月20日、インド製の約700種類の後発医薬品のEU内での販売を一時的に停止すると発表した。臨床試験のデータ改ざんが発覚したことを受けたもので、加盟国は8月20日までに販売を停止することを求められる。 欧州医
セメント世界3位の独ハイデルベルクセメントは7月28日、同5位の伊イタルチェメンティを買収することで合意したと発表した。誕生する新会社はラファージュホルシムに次ぐ2位となり、セメント業界の再編が一段と進む。 ハイデルベル
ベルギーの化学大手ソルベイは7月29日、複合材料大手の米サイテックを55億ドルで買収すると発表した。航空機、自動車産業で使われる軽量素材部門の強化が目的。ソルベイは航空機用複合素材で世界2位に浮上する。 ソルベイはサイテ
英国の製薬大手ヒクマ・ファーマシューティカルズは7月28日、独同業ベーリンガー・インゲルハイムから米後発医薬品子会社2社を買収すると発表した。ベーリンガーは米国事業再編の一環として同2社の売却を模索していた。 ヒクマはベ
製薬・化学大手の独バイエルが7月29日発表した2015年4~6月期(第2四半期)決算の営業利益(EBITDA、調整前)は28億9,900万ユーロとなり、前年同期比から33.2%増加した。ユーロ安を追い風に、売上高が18.
英製薬大手アストラゼネカが7月30日発表した2015年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は6億9,700万ドルとなり、前年同期から12%減少した。主要薬である潰瘍治療薬「ネクシウム」の米国での特許が失効し、後発薬に押さ
後発医薬品世界最大手のテバ・ファーマシューティカルズ(イスラエル)は7月27日、米製薬大手アラガンの後発薬事業を買収することで合意したと発表した。買収額は405億ドルで、イスラエル企業による買収としては史上最大規模となる
欧州委員会は23日、チェコ政府が韓国ネクセンタイヤのジャテツ工場建設事業を支援する措置を承認したと発表した。地域振興に貢献する一方で、欧州連合(EU)域内市場の競争を阻害する危険はないと判断した。 政府はネクセンに総額約
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が24日発表した2015年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBIT、特別要因を除く)は前年同期比2%増の20億4,300万ユーロと小幅な伸びにとどまった。石油価格の下落
化学大手の独BASFは22日、顔料(ピグメント)事業を対象とする事業単位(ビジネス・ユニット)を立ち上げると発表した。顧客のニーズにきめ細かく対応できる体制を構築することが狙いで、来年1月に同事業単位を設立。同下半期には
ランニングシューズを専門に製造するスイスのスタートアップ企業オン(チューリヒ)が好調だ。創業者の一人であるダーフィット・アレマン社長によると、世界のランナー70万人が愛用。意欲の高いランナーに限ると、同社のシェアはトップ
化学大手の独ランクセスは23日、2015年4-6月期(第2四半期)の営業利益(EBITDA、特別費計上前)が2億7,000万ユーロとなり、前年同期の2億3,900万ユーロから13%増加する見通しだと発表した。ドル高とコス
独化学工業会(VCI)は22日、独業界(製薬を含む)の2015年の売上成長率を上方修正した。下半期に景気が加速すると予想しているためで、従来見通しのマイナス0.5%からプラス0.5%へと引き上げた。 15年上半期の売上高
欧州医薬品庁(EMA)は24日、英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)が開発した世界初のマラリアワクチン「モスキリックス」の承認を勧告した。EMAの勧告を受け、欧州委員会が数カ月以内にワクチンの販売を承認する見通し
仏エンジニアリング大手のシュナイダー・エレクトリックは20日、産業用ソフトウエア大手の英アヴィバを買収することで合意したと発表した。自社のソフト部門と統合させる形で実施する。 合意によると、まずアヴィバがシュナイダーのソ
スイスの製薬大手ロシュは23日、同社初のがん免疫治療薬「アテゾリズマブ」を来年にも投入する意向を表明した。ライバルの米ブリストル・マイヤーズ・スクイブとメルクはすでにがん免疫治療薬を販売しており、追撃する形となる。 がん
スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)が21日発表した2015年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は18億5,600万ドルとなり、前年同期から32%減少した。決算通貨であるドル相場の上昇や眼科部門アルコンの不振が響い
化学大手の独BASF(が24日発表した2015年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は12億6,500万ユーロとなり、前年同期から横ばいだった。石油価格の下落と世界経済の減速が響き、利益が伸び悩んだ。売上高は3%増の19
化学大手のBASFは21日、マレーシアの同業ペトロナス・ケミカルズ・グループ(PCG)と共同で同国東部のクアンタンに高反応性ポリイソブチレン(HR-PIB)の工場を建設すると発表した。同物質の安定供給能力を高める狙いで、
化学大手の独BASFがガソリンなどの化石燃料を動力源とする社用車100台を電気自動車(EV)へと切り替える。2011年から行ってきたEVのテスト利用で良好な結果が得られたためで、年内にも切り替えを実施。これに伴いエネルギ
米コンタクトレンズ製造大手のクーパービジョン(CooperVision)がハンガリー工場を拡張する。ハンガリー外務貿易省がこのほど明らかにした。今後3年間で4,000万ドルを投じて生産量を倍増させる。 クーパービジョンは
クロアチアの製薬会社ヤドラン・ガレンスキ・ラボラトリー(Jadran Galenski Laboratorij:JGL)はこのほど、アドリア海に面したリエカに新生産拠点「ファーマバレー」を開設したと発表した。投資額は3億
ドイツのガブリエル経済相は19~21日の3日間、イランを訪問した。核開発問題をめぐる同国と欧米など6カ国の最終合意成立後にイランを訪れた西側の閣僚は同経済相が初めて。訪問中はロウハニ大統領などと会談し、人権やイスラエル問