石油・石炭・ガス

Vattenfall Europe AG―CCS施設の建設断念―

欧州エネルギー大手のVattenfall Europe(ベルリン)は5日、二酸化炭素(CO2)の分離・貯蔵(CCS)技術確立に向けたプロジェクト施設を独東部のイェンシュヴァルデに建設する計画を中止すると発表した。プロジェ […]

米バイオ燃料がダンピングか、欧州委が調査に着手

欧州連合(EU)の欧州委員会は11月25日、米国から輸入されるバイオエタノールについて、反補助金および反ダンピング措置の発動に向けた調査を開始したことを明らかにした。米国のエタノール生産者が政府から不当な補助金を受けて安

PGNiGのシェールガス埋蔵量、9千億立方メートル

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)が探査権を持つシェールガス鉱区の可採埋蔵量は9,000億立方メートルに上ることが分かった。 PGNiGのシェールガスプロジェクトマネージャーを務めるKrogulec氏が21日、明

PGNiGのシェールガス埋蔵量、9千億立方メートル

ポーランド石油・ガス採掘公社(PGNiG)が探査権を持つシェールガス鉱区の可採埋蔵量は9,000億立方メートルに上ることが分かった。 PGNiGのシェールガスプロジェクトマネージャーを務めるKrogulec氏が21日、明

スロヴナフト、チェコ燃料小売市場に進出検討

ハンガリーの石油・ガス最大手MOLのスロバキア子会社スロヴナフトは、チェコの燃料小売市場に進出することを検討している。22日付けのハンガリー経済紙『ナピガズダシャーグ』がスロヴナフトのヴィラジ最高経営責任者(CEO)の話

ガスプロム、ベラルーシ向けガス価格を引き下げ

ガスプロムは25日、来年のベラルーシ向けガス価格を今四半期の1,000立方メートル当たり244米ドルから164.6ドルへ引き下げることで同国と合意した。プーチン首相が発表したもので、割引額は最低20億ドルに上る見通しだ。

トルクメニスタン、中国へのガス供給を拡大

トルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領は23日、訪問先の中国で胡錦濤国家主席と会談し、中国へのガス供給を拡大する契約を締結した。現地の英字新聞『チャイナ・デイリー』がベルディムハメドフ大統領の話として報道したところに

輸入物価10月は6.8%上昇

ドイツ連邦統計局が25日発表した2011年10月の輸入物価指数は前年同月比で6.8%増加した。上げ幅はピーク時の昨年12月(12.0%)から大幅に下がっているものの、依然として大きい。エネルギー価格が高騰し、全体を強く押

小型熱電併給システム、助成金復活の方向

ドイツ政府は家屋などで用いる小型熱電併給システムの設置支援プログラムを2012年度予算で復活させる意向だ。緑の党の質問を受けて明らかにした。プログラムの規模は2,000万ユーロを予定している。助成の受給条件は未定という。

軽油とガソリンの価格差縮まる、新興国・暖房油需要の拡大で

ドイツ国内で軽油とガソリンの価格差がほとんどなくなっている。軽油の国際価格上昇と、ほぼ同じ精製プロセスを踏む暖房油(灯油)の需要増が主因。連邦財務省は「自動車燃料に対する税収はすでに政府予算に組み込まれており、市場動向に

米バイオ燃料がダンピングか、欧州委が調査に着手

欧州委員会は25日、米国から輸入されるバイオエタノールについて、反補助金および反ダンピング措置の発動に向けた調査を開始したことを明らかにした。米国のエタノール生産者が政府から不当な補助金を受けて安値で製品を輸出し、域内メ

クルチク・オイル、ナイジェリアで油田権益取得

石油・ガス上流事業を手がけるポーランドのクルチク・オイル・ベンチャーズ(KOV)はこのほど、ナイジェリア合弁子会社のネコンド・エナジーが、同国で沖合油田の権益を取得したことを明らかにした。 \ ネコンド・エナジーは、ネス

ロシア、エネルギー政策でEUと対決

ロシア政府がエネルギー政策をめぐって欧州連合(EU)と対決する姿勢を強めている。エネルギー市場自由化の徹底に向けて、生産事業と輸送網運営事業を分離するEUの方針を、ガスプロムに対する「強奪行為(プーチン首相)」とみて、徹

生産者物価、10月は+5.3%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した2011年10月の生産者物価指数は前年同月比を5.3%上回った。上げ幅は4月の6.4%をピークに縮小傾向にあるものの、依然として大きい。エネルギーが全体を強く押し上げており、エネルギーを除

RWE AG―家庭向け熱電併給事業に参入―

エネルギー大手のRWE(エッセン)は16日、一般世帯向けの熱電併給システム事業に参入すると発表した。ドイツのエネルギー政策転換を受け、分散型エネルギーのニーズが拡大すると予想。暖房・給湯機メーカーのVaillantと提携

ガスプロム、上期は56%増益

ロシアの天然ガス最大手である国営ガスプロムが9日発表した2011年上半期連結決算(国際会計基準IFRS)は、純利益が前年同期比56%増の7,717億ルーブル(25億米ドル)に拡大した。売上高は37%増の2兆3,470億ル

10月卸売物価、前月比で大きく低下

ドイツ連邦統計局が10日発表した2011年10月の卸売物価指数は前年同月比の上昇率が5.0%となり、前月の同5.7%から縮小した。景気減速が反映された格好。ピーク時の3月には上げ幅が10.9%に達していた。前月比では1.

ロシアが独とのエネルギー協定に意欲

ロシア政府がドイツにガス発電所を多数建設することに意欲を示している。ロシアのセルゲイ・シマトコ・エネルギー相が『南ドイツ新聞(SZ)』に対し明らかにしたもので、2国間協定の形でエネルギーパートナーシップを深化させたいとの

Siemens AG―成長鈍化見込む、今期利益は横ばいに―

電機大手のSiemens(ミュンヘン)は10日の決算発表で、2012年9月通期の業績が伸び悩むとの見方を示した。世界的な景気減速の影響を受けるためで、継続事業の利益は横ばいにとどまると予想。売上成長率も3~5%程度を見込

ビール価格の低迷続く、2010年は0.5%の小幅上昇に

ドイツ連邦統計局がニュルンベルクのビール見本市Brau Beviale(9~11日)の開幕に合わせて発表したところによると、国内ビール価格の2010年の上昇率は前年比で0.5%にとどまり、インフレ率(1.1%)を大きく下

バルト海天然ガスパイプライン稼働、ウクライナに痛手も

ロシアとドイツを直結するバルト海の天然ガス海底パイプライン「ノルド・ストリーム」が8日、稼働した。ドイツ北東部のルプミンで開かれた式典にはメドベージェフ露大統領、メルケル独首相、フィヨン仏首相、ルッテ蘭首相、欧州連合(E

ガスプロム、独電力供給会社を買収

ロシアの天然ガス最大手ガスプロムは10日、ドイツの小規模電力供給会社Envacom Servieを買収した。Envacomのティルマン・ライト社長が提携先に充てたメールを基に、地元紙『フランクフルター・ルントシャウ』が報

ロシアと欧州結ぶ新送ガス管が開通

ロシア産の天然ガスをバルト海経由でドイツに供給するパイプライン「ノルド・ストリーム」が8日、稼動を開始した。ドイツ東北部のルプミンで同日開催された開通式には独メルケル首相とロシアのメドベージェフ大統領が出席。同パイプライ

バルト海ガスパイプラインが開通

シベリア産の天然ガスをバルト海経由で西欧に輸送するパイプライン、ノルド・ストリームの開通式が8日、ドイツ東北部のルプミンで開催された。式典にはメルケル首相とロシアのメドベージェフ大統領が出席。同パイプラインは欧州のエネル

シェブロン、シェールガス採掘開始

米石油大手のシェブロンが2日、ポーランドでのシェールガスの試験採掘作業を開始した。同社は南東部の4地域でのガス開発権を取得済みで、今回着手した第1試掘井は約45日間で試掘を完了させ、来年春に新たな掘削作業にかかる計画だ。

ロシア原油生産、ソ連崩壊後の最高記録を更新

ロシアのエネルギー省は2日、10月の原油生産が日量1,034万バレルに上ったと発表した。日量1,030万バレルだった9月に続き、ソ連崩壊後の最高記録を更新した。10月から施行された輸出関税の引き下げが原油生産を押し上げた

アゼル産ガスのパイプライン、企業連合が建設へ

アゼルバイジャン国営石油(SOCAR)は2日、同国で産出する天然ガスをトルコ経由で欧州に輸送するパイプラインを建設するプロジェクトで、トルコの国営パイプライン会社Botas Boru Hatlari lle Petrol

ロイヤル・ダッチ・シェル(2011年7-9月期決算)

英蘭石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル がこのほど発表した2011年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は69億8,000万ドルとなり、前年同期の34億6,000万ドルから倍増した。原油高に加え、精製部門の収益が拡大し、

10月インフレ率2.5%に

ドイツ連邦統計局が10月27日に発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が2.5%だった。上げ幅は前月の同2.6%をやや下回ったものの、適正水準とされる2%弱を依然として上回っている。灯油やガスなど家庭

9月輸入物価、前年同月比6.9%上昇

ドイツ連邦統計局が10月26日発表した2011年9月の輸入物価指数は前年同月比の上昇率が6.9%となり、2カ月ぶりに膨らんだ。エネルギーが全体を強く押し上げた格好で、エネルギーを除いたコアの変動率は+3.6%にとどまった

BASF SE―7-9月期減益に―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が10月27日発表した2011年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITベース、特別項目を除く)は19億6,400万ユーロとなり、前年同期比で11.3%減少した。内

Eon AG―ガスパイプラインの売却検討―

エネルギー大手の独Eon(エッセン)は天然ガス子会社Eon Ruhrgasのガスパイプライン網を売却する意向だ。同社のヨハネス・タイセン社長が『ファイナンシャル・タイムズ(ドイツ版、FTD)』紙のインタビューで明らかにし

ABB Ltd―第3四半期の最終増益2%に―

スイスの重機大手ABB(チューリヒ)が10月27日発表した2011年7-9月期(第3四半期)決算の最終利益は前年同期比2%増の7億9,000万米ドルと、小幅な伸びにとどまった。エネルギー技術分野で値下げ圧力が強いほか、為

石油大手オルレン、シェールガスの試験掘削開始

ポーランド石油大手オルレンが10月24日、国内東部ルビン郡のシチン村でシェールガスの試験掘削作業を開始した。同社は国内に8つの油田・ガス開発権を取得しているが、シェールガス開発に着手するのは初めて。年内に第2試掘井の工事

ガスプロム、ドイツ・日本事業を活発化

天然ガス世界最大手のガスプロムが独BASF子会社ヴィンタースハルとの提携を強化する。両社は10月28日、北海油田とシベリアガス田の資産交換で契約に調印した。今年3月の基本合意に基づくもので、ウレンゴイ・アチモスガス田の共

海底油田・ガス田の安全規制強化、欧州委が新ルール提案

欧州委員会は27日、EU域内の海底油田およびガス田での事故防止を目的とする新たな規制案を発表した。掘削施設の設計から撤去に至る探査・生産活動の全プロセスをカバーする域内共通ルールを定めて海底油田・ガス田の安全性を高め、大

オイルサンド禁止めぐり加盟国対立、採決を延期

欧州委員会が提案したオイルサンド(油砂)からの石油採取禁止をめぐり、EU加盟国の意見が分かれている。加盟国は25日に開いた環境専門家の会合で、同措置の可否を決める予定だったが、消息筋がロイター通信に明らかにしたところによ

ロイヤル・ダッチ・シェル(2011年7-9月期決算)

2011年7-9月期(第3四半期)決算の純利益は69億8,000万ドルで、前年同期の34億6,000万ドルから倍増。原油高に加え、精製部門の収益が拡大し、大幅増益となった。売上高は36%増の1,234億ドル。 \

ロシア企業連合、ロッテルダム港の石油ターミナル建設を受注

ロシアのスムマ・グループとオランダのVTTIから成る企業連合「シュタンダルト」が、オランダ・ロッテルダム港の新石油ターミナル「タンク・ターミナル・ユーロポート・ウェスト(TEW)」の建設工事および運営業務を受注した。ロシ

Gazprom、独消費者向け市場に参入へ

天然ガス世界最大手の露ガスプロムがドイツの小規模エネルギー販売会社Envacomを買収する見通しだ。独で一般消費者向けエネルギー販売市場に参入することが狙い。Envacomの広報担当者が独経済誌『ハンデルスブラット』紙に

Gazprom―独消費者向け市場に参入へ―

天然ガス世界最大手の露Gazprom(モスクワ)がドイツの小規模エネルギー販売会社Envacom Servie GmbHを買収する見通しだ。独で一般消費者向けエネルギー販売市場に参入することが狙い。Envacomの広報担

BASF

化学大手のBASFは24日、坑道の安全性を高める化学ソリューション分野で中国企業 Ji’Ning Hock Mining & Engineering Equipment Company Limited (Hoc

欧州委、LNG基地建設に補助金交付

欧州連合(EU)の欧州委員会はこのほど、ポーランドが北西部シフィノウィシチェに建設している液化天然ガス(LNG)ターミナルに、9億2,500万ズロチ(2億1,110万ユーロ)の補助金を交付することを決定した。ポーランド日

欧州初のGTL精製施設を計画

ポーランドの国営ガス・石油大手PGNiGがGTL(ガス・ツー・リキッド)技術を利用した欧州初のシェールガス精製施設の建設を計画している。数十億米ドルと予想される総コストは同社の資金調達能力を超えているため、提携相手を探す

仏エア・リキード、独アウルビスのブルガリア工場から受注

産業ガス世界最大手の仏エア・リキードは11日、欧州最大の銅精錬会社、独アウルビスのブルガリア子会社と、酸素ガスの追加供給で15年契約を結んだと発表した。契約金額は明らかになっていない。エア・リキードは受注に対応するため、

Wintershall Holding GmbH―リビアで石油採掘再開―

BASFのエネルギー子会社Wintershall Holding GmbH(カッセル)は18日、リビアでの石油採掘を再開したと発表した。内戦がピークを過ぎ安全操業のメドが立ったため。施設は被害を受けていないという。 \

Siemens AG―ロシア投資強化―

電機大手Siemens(ミュンヘン)のペーター・レッシャー社長は17日モスクワでロシアのプーチン首相と会談し、同国への投資に意欲を示した。現地提携先と共同で今後3年間に計10億ユーロを投資、4,000人の雇用を創出する。

Siemens

電機大手の独Siemensが民主化運動の弾圧で国際的な批判を受けるシリア政府からガス発電所を受注したことが明らかになった。シリアの閣僚が発表し、同社が追認した。首都ダマスカス北方のNasseriehに発電所を建設するプロ

9月の石油生産が増加・体制転換後最高に

ロシアのエネルギー省が3日発表した9月の資源・エネルギー統計(速報値)によると、9月の石油(ガスコンデンセートを含む)の生産量は前月比0.2%増の日量1,028万バレル(bpd)となり、月間ベースでソビエト連邦解体後の最

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