航空

英イージージェット、モスクワ―ロンドン線の運航中止へ

英格安航空のイージージェットは11日、来年3月20日でモスクワ―ロンドン間の定期便運航を中止すると発表した。利用客の減少が大きく、減便だけでは対応しきれないと判断した。需要が回復すれば再就航したい意向だ。 イージージェッ […]

パイロットストは違法、裁判所が差し止め命令

独パイロット労組VCがルフトハンザ航空を対象に8日再開したストライキは違法として同社が差し止めを求めていた係争で2審のヘッセン州労働裁判所は9日、1審判決を破棄しVCにストの即時停止を命令した。ストの目的が労組の権限を逸

格安航空のウィズエアー、エアバス機を110機発注

中欧最大の格安航空会社であるウィズエアー(WizzAir)がエアバスの中型機「A321ネオ」を110機、正式に発注した。契約規模は明らかにされていない。「A321ネオ」の単独発注数として過去最大で、これにより、エアバスの

デンマークがドイツとの国境を閉鎖、難民増加で

デンマーク政府は9日、ドイツとの国境を閉鎖した。鉄道を使って難民が大量に流入したことを受けた措置で、一時は高速道路も閉鎖した。 政府は9日、デンマーク国鉄(DSB)に対しドイツとの間の鉄道運行を停止するよう命じた。難民数

仏航空部品のニムロド、ポーランドに工場設置

仏航空部品メーカーのニムロドグループ(Nimrod)は先ごろ、エアバスの次世代中型機「A350 XWB」の部品受注に対応するため、ポーランド中部ウッチに金属部品工場を新設すると発表した。投資規模は明らかにされていない。

アエロフロート、国内2位のトランスアエロを買収

ロシアの国営航空会社アエロフロートが経営破たんの危機にある国内2位のトランスアエロを買収する。複数の現地メディアが1日報じたもので、アエロフロートは発行済み株式の75%プラス1株を1ルーブルで買い取る。シュヴァロフ第1副

ストによる損失、第三者企業に損賠請求権なし

ストライキの対象となっていない企業がストで損害を受けてもストそのものに問題がない限り損害賠償を請求する権利はない――。最高裁の連邦労働裁判所(BAG)が8月25日に下した判決(訴訟番号:1 AZR 754/13)でそんな

ロシア、独自の航空券予約システムを開発

ロシア政府は8月28日、独自の航空券予約・発券システム(GDS)を開発している事実を明らかにした。今月1日の個人情報法発効を機に、外国のGDS運営業者がロシア市場から撤退しているためだ。 現地経済紙『ベドモスチ』によると

アエロフロートの赤字拡大、外貨建て経費が膨らみ

ロシアのフラッグキャリアであるアエロフロート航空が8月31日発表した2015年1-6月期の純損失は35億4,000万ルーブル(4,700万ユーロ)となり、前年同期の19億ルーブルから85.9%増加した。景気の冷え込みによ

フラポートのギリシャ空港運営権取得を政府が承認

ギリシャ政府は18日、国内14空港の運営権を独フランクフルト空港の運営会社フラポートに付与することを決定した。同運営権の付与はギリシャに対する新たな財政支援の条件となっていたことから、国営資産の民営化に否定的だった同国の

ギリシャ政府、地方14空港の運営権を独企業に売却

ギリシャ政府は18日、EUによる金融支援の条件となっている国営事業民営化の一環として、地方の14空港の運営権をドイツの空港運営会社フラポートに12億3,000万ユーロで売却することを承認したと発表した。現政権下で決まった

国際航空会社、ロシア事業を縮小

ロシアに就航する航空会社各社が同国事業を縮小している。通貨ルーブル下落により運賃が高騰し、需要が大きく後退しているためだ。各社は運航本数の削減や目的地の絞込みなどで対応しているが、例年旅客数が減る10月以降は事業のさらな

ベルギーのソルベイ、複合素材の米サイテックを買収

ベルギーの化学大手ソルベイは7月29日、複合材料大手の米サイテックを55億ドルで買収すると発表した。航空機、自動車産業で使われる軽量素材事業の強化が目的。ソルベイは航空機用複合素材で世界2位に浮上する。 ソルベイはサイテ

ソルベイ―複合素材の米サイテックを買収―

ベルギーの化学大手ソルベイ(ブリュッセル)は7月29日、複合材料大手の米サイテックを55億ドルで買収すると発表した。航空機、自動車産業で使われる軽量素材部門の強化が目的。ソルベイは航空機用複合素材で世界2位に浮上する。

ルフトハンザ―石油安など追い風に―

独航空大手のルフトハンザ(フランクフルト)が7月30日発表した2015年1-6月期(上半期)の営業利益(EBIT、調整済み)は前年同期比162.9%増の4億6,800万ユーロと大幅に拡大した。ユーロ安のほか、石油価格の下

スイスポート―中国企業が買収―

空港グランドハンドリング世界最大手のスイスポートは7月30日、中国の海航集団(HNAグループ)が同社を仏投資会社PAIパートナーズから完全買収すると発表した。取引金額は27億3,000万スイスフラン。 スイスポートはもと

欧州委が仏政府を提訴、違法な補助金めぐり

欧州委員会は7月27日、フランスがEUから違法な公的支援と認定された格安航空2社への補助金の回収を怠ったとして、同国政府を欧州司法裁判所に提訴したと発表した。 問題となっているのは、仏政府がアイルランドのライアンエアーと

ベルギーのソルベイ、複合素材の米サイテックを買収

ベルギーの化学大手ソルベイは7月29日、複合材料大手の米サイテックを55億ドルで買収すると発表した。航空機、自動車産業で使われる軽量素材部門の強化が目的。ソルベイは航空機用複合素材で世界2位に浮上する。 ソルベイはサイテ

ルフトハンザがエコノミーを細分化

独航空大手のルフトハンザグループが事業見直しの一環としてルフトハンザ本体のエコノミークラスに新たなサービス体系を導入する。ライアンエアなどの格安航空会社(LCC)や中東系航空会社に押されて業績が低迷していることに対応。サ

ターキッシュ・エアラインズ―LCCの独就航を計画―

ターキッシュ・エアラインズ(旧トルコ航空)が格安航空(LCC)子会社アナドルジェット(Anadolu Jet)のドイツ路線就航を計画している。ターキッシュ・エアラインズのコチル最高経営責任者(CEO)が独『ハンデルスブラ

ルフトハンザ売上10億ユーロ減も、新発券手数料導入で

ルフトハンザ航空の売上高が大幅に落ち込む恐れが出てきた。アマデウス、セーバーといった予約・発券システム(GDS)を通して航空券を購入した顧客から手数料を徴収する方針に対し企業顧客が反発しているためで、独企業550社が加盟

パイロットの精神チェック強化などをEU作業部会が勧告

今年3月にフランス南東部で発生した独ジャーマンウイングス機の墜落事故を受けて発足した欧州連合(EU)の作業部会は17日、航空会社に対し、パイロットの精神面のチェック体制を強化することや、薬物およびアルコール検査の実施を義

ロシアがイランに旅客機売り込み

ロシアのマクシム・ソコロフ運輸相は15日、同国製の中型旅客機「スホーイ・スーパージェット」のイランへの販売に向けた交渉を行っていることを明らかにした。協議には「イラン側が興味を示す数件の技術供与」も含まれているという。

チェコ航空が黒字転換、上半期利益47万ユーロ

チェコ航空(CSA)は17日、2015年1-6月期の最終利益で1,290万コルナ(47万ユーロ)を計上し、黒字転換を達成したと発表した。前年同期は4億420万コルナ(1,490万ユーロ)の赤字だった。通期でも黒字を確保で

IAGのエアリンガス買収、欧州委が承認

欧州委員会は14日、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とスペインのイベリア航空の親会社であるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)がアイルランドの航空会社エア・リンガスを買収する計画を承認したと発表した

フラポート―荷扱い子会社を合弁化―

フランクフルト国際空港の運営会社フラポートは8日、荷扱い子会社フラポート・カーゴ・サービシズ(FCS)を世界的な荷扱い事業者であるWFSとの合弁会社に切り替えると発表した。国際的な競争が強まるなかでFCSの競争力を長期的

IAGのエアリンガス買収、実現へ前進

アイルランドの航空会社エア・リンガスの筆頭株主である欧州格安航空最大手ライアンエアー(アイルランド)は10日、インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)によるエア・リンガス買収を受け入れると発表した。これによっ

ライアンエアーがイスラエル乗り入れ、11月から運航

欧州格安航空(LCC)最大手のライアンエアー(アイルランド)は7日、イスラエル便を就航すると発表した。欧州3都市からエイラート近郊のオブダ空港に乗り入れる。イスラエルは同社にとって31カ国目の乗り入れ地となる。 ライアン

スロバキア政府、「空飛ぶ車」開発を支援

スロバキア政府は1日、同国のエアロモービル社が進める「空飛ぶ車」の開発プロジェクト(834万ユーロ規模)に約600万ユーロを拠出する計画を承認した。同社は2017年から空飛ぶ車の一般販売を予定しており、実用化へ向けた研究

ホーホティーフ―リヤド空港拡張工事を受注―

建設大手の独ホーホティーフ(エッセン)は6月30日、サウジアラビアの首都リヤドにあるキング・ハーリド国際空港の拡張工事を、同社を中心とする合弁会社が民間航空総局(GACA)から受注したと発表した。受注総額は約13億ユーロ

ポーランド航空、事業規模倍増を計画

ポーランド国営のLOT航空は6月22日、2016~20年の新戦略を発表した。事業拡大に向けて今後5年で保有機材数を46機から70~80機に拡大。現在は450万人の年間輸送旅客数を1,000万人の大台に乗せることを目指す。

比航空会社の乗り入れ禁止、EUが全面解除

欧州委員会は25日、フィリピンの航空7社に適用していたEUへの乗り入れ禁止措置を解除したと発表した。これによって同国の航空会社に対する同措置が全面解除されたことになる。 EUは2006年3月から安全基準を満たしていない航

レーベ―旅行子会社がクオニイの欧州パック旅行事業買収―

独小売大手レーベ(ケルン)は22日、旅行子会社DERツーリスティクがスイスの同業クオニイから欧州パック旅行事業を買収すると発表した。スイス、英国、ベネルクス諸国で事業を強化するほか、ホテルや航空会社との価格交渉力を高める

米シエラネバダ社、トルコ国産ジェット開発に協力

米国の航空宇宙システム開発企業シエラネバダが、トルコ国産航空機の開発に乗り出す。同社が16日明らかにしたところによると、完全子会社の「TRジェット」を現地に設立し、同国初となる小型ジェット旅客機(リージョナルジェット)の

ITセキュリティ法案、一部修正で下院が可決

ドイツの下院である連邦議会は12日、ITセキュリティの強化に向けた連邦政府の法案を一部修正のうえで可決した。同法案は州政府の代表で構成される連邦参議院(上院)でも承認されると成立する。 ITセキュリティ法案はハッカー攻撃

ポルトガル、国営航空会社の株式61%売却

ポルトガル政府は11日、経営難に陥っている国営TAPポルトガル航空の株式61%を米国人実業家のデビッド・ニールマン氏が率いる企業連合「ゲートウェイ」に売却することを決めたと発表した。売却額は3億5,400万ユーロ。TAP

ルフトハンザ―GDS利用の発券に手数料、9月導入へ―

欧州航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は2日、アマデウス、セーバーといった予約・発券システム(GDS)を通して航空券を購入した顧客から手数料を徴収する方針を明らかにした。コスト削減が狙いで、9月1日から1件当たり

トルコ、国産航空機を開発へ

トルコ初の国産航空機を開発するプロジェクトが5月27日に始動した。国内線利用者数の増加や防衛装備品の国産化を推進する政策に沿ったもので、旅客機のほか軍用輸送機を開発する。プロジェクトは運輸省と首相府防衛産業庁が主導し、2

米ヘリコプター大手ベル、露で現地生産へ

米ヘリコプター製造大手ベルは5月26日、ロシアのウラル民間航空機工場(UWCA)とヘリコプターのライセンス契約を締結したと発表した。UWCAに対し今年中に新型モデルの部材を引き渡し、ロシアでの組み立てを開始する。ベルはロ

アイルランド政府、IAGのエアリンガス買収を容認

アイルランドの航空会社エア・リンガスの大株主であるアイルランド政府は5月26日、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とスペインのイベリア航空の親会社であるインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)による同社の

トルコ、国産航空機を開発へ

トルコ初の国産航空機を開発するプロジェクトが5月27日に始動した。国内線利用者数の増加や防衛装備品の国産化を推進する政策に沿ったもので、旅客機のほか軍用輸送機を開発する。プロジェクトは運輸省と首相府防衛産業庁が主導し、2

欧州独自の軍用ドローン開発、独仏伊が基本合意

ドイツ、フランス、イタリアの3カ国は18日、欧州独自の軍用無人機(ドローン)を共同開発することで基本合意した。独自開発により米国製ドローンへの依存度を引き下げるのが狙いで、2025年までの投入を目指す。 3カ国は偵察・情

上部へスクロール