農林水産

EUがスズキの遠洋トロール漁禁止、産卵期対象に

欧州委員会は19日、乱獲で個体数の減少が懸念されるスズキ(シーバス)を保護するため、スズキのEU内での遠洋トロール漁を制限すると発表した。産卵期の1月末~4月末を対象に実施する。 国際的な漁業管理組織の国際海洋利用審議会 […]

モンサント、数年以内にロシアに初の工場開設

種子大手の米モンサントは、今後数年以内にロシアに初の工場を開設する計画だ。欧州・中東事業の責任者であるゴンサルベス氏が22日、ロイター通信とのインタビューで明らかにした。 モンサントは現在、ロシアで現地の提携企業を通じて

インフレ率3年連続低下、14年は0.9%に

ドイツ連邦統計局は16日、2014年消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(消費者物価の変動率)は0.9%で、前年の同1.5%から低下。3年連続で落ち込んだ。エネルギー(光熱費と自動車燃料)価格が平均2

14年生産者物価、10年以降最大の下落幅に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年の生産者物価指数は前年比1.0%減となり、2年連続で低下した。下落幅は10年以降で最大。エネルギーが3.1%減となり全体を強く押し下げた格好で、エネルギーを除いたベースでは0.1

体感インフレ率が5年ぶりマイナスに

消費者が肌で感じるインフレ率(体感インフレ率)は昨年12月にマイナス1.2%となり、5年ぶりにマイナスの領域に落ち込んだ。自動車燃料価格が前年同月比で12.1%下落したほか、食料品の価格も下がったことが反映された格好。伊

有機農家が10年で30%増加

欧州連合(EU)基準に合致したドイツの有機農家(企業を含む)の数は2013年に1万8,000へと達し、03年比で30%増加した。連邦統計局がホームページに掲載したデータで明らかにしたもので、国内の全農家(28万5,000

GM作物栽培で加盟国に禁止権限、欧州議会が法案可決

欧州議会は13日、遺伝子組み換え(GM)作物の認可ルールをめぐり、EUが栽培を認可した場合でも加盟国が独自の判断で禁止できるようにする指令の改正案を賛成480、反対159の賛成多数で可決した。GM作物に対するEU市民の根

卸売物価2年連続で低下、14年-1.2%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した2014年の卸売物価指数は前年比1.2%減となり、2年連続で低下した。下げ幅は09年(6.5%)以降で最大。石炭・石油製品が4.8%減となり、全体を強く押し下げた格好だ。このほか、動物(家

米のEU産牛肉禁輸解除が前進、アイルランド産の輸入再開決定

欧州委員会は5日、米政府がEUでの狂牛病(BSE)感染拡大を受けて実施してきた域内産牛肉の輸入禁止措置解除の第1弾として、アイルランド産牛肉の輸入再開を決めたことを明らかにした。これを皮切りに早期の全面解除を求めていく方

バイエル―馬治療薬を米メリアルに売却―

製薬大手の独バイエルは12月17日、馬用治療薬2種類を動物用医薬品メーカーの米メリアルに売却すると発表した。取引金額は非公開。売却手続きは独禁当局の審査などを経て2015年第1四半期に終了すると予想している。 メリアルに

バイエル―馬治療薬を米メリアルに売却―

製薬大手の独バイエルは12月17日、馬用治療薬2種類を動物用医薬品メーカーの米メリアルに売却すると発表した。取引金額は非公開。売却手続きは独禁当局の審査などを経て2015年第1四半期に終了すると予想している。 メリアルに

卸売売上、第3四半期も小幅な伸びに

ドイツ連邦統計局が12月3日発表した2014年第3四半期(7~9月)の卸売売上指数(暫定値)は物価調整後の実質で前年同期比0.2%増となり、2四半期連続で0%台の伸びにとどまった。ユーロ圏経済の低迷と欧州連合(EU)の対

バイエル―R&D投資を大幅拡大―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は2日、製薬と農業科学部門の研究開発(R&D)投資額を来年、大幅に引き上げると発表した。具体額は明らかにしていないものの、増加幅は内部成長ベースの売上の伸び率を上回る

GM作物栽培で加盟国に禁止権限、欧州議会と理事会が合意

欧州議会とEU理事会は4日、遺伝子組み換え(GM)作物の認可ルールをめぐり、EUが栽培を認可した場合でも加盟国が独自の判断で禁止できるようにする指令の改正案で合意した。GM作物に対するEU市民の根強い懸念に配慮して、加盟

輸入物価22カ月連続で低下、エネルギー除くと0.6%上昇

ドイツ連邦統計局が11月26日発表した2014年10月の輸入物価指数は前年同月比1.2%減となり、22カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーがこれまで同様、最大の押し下げ要因となっており、エネルギーを除いたベースで

卸売物価16カ月連続で低下

ドイツ連邦統計局が12日発表した2014年10月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比0.7%減の105.8となり、1年前の水準を16カ月連続で下回った。同物価指数は13年10月から14年9月までの12カ月間、

製造業売上、9月は減少幅が0.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年9月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.4%減となり、2カ月連続で後退した。ただ、8月の数値は当初の同2.6%減から1.0%減へと大幅に上

「GM作物は有益」=独研究者、150の研究成果を分析して結輪

遺伝子組み換え(GM)作物は総合的に判断して有益だとの見方を、独ゲッチンゲン大学の研究グループが『ジャーナル・プロス(オンライン版)』誌で発表した。同グループは1995年から2013年に公表されたGM作物に関する研究を吟

独で鳥インフルエンザ発生、欧州初のH5N8亜型

独メクレンブルク・フォーポマーン州農業省は5日、同国東部のハインリヒスヴァルデ村の養鶏所で鳥インフルエンザが発生したと発表した。ウィルスは毒性の強いH5N8亜型で、これまでは韓国でしか検出されていなかった。6日にシチメン

EBRD、モルドバ穀物商社に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は4日、モルドバの穀物商社トランスオイルグループに2,500万ドルの貸付けを行うと発表した。トランスオイルは調達した資金でモルドバのジュルジュレシュティ港の穀物ターミナルを拡張するとともに、隣

低インフレ続く、4カ月連続で0.8%に

ドイツ連邦統計局が10月30日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が0.8%となり、これまで同様、低水準にとどまった。インフレ率が0.8%となるのは4カ月連続。エネルギーが2.3%減となり、全体が強

バイエル―14年売上・利益予測を引き上げ―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は10月30日の決算発表で2014年12月期の業績見通しを引き上げた。第3四半期(7~9月)決算が好調だったほか、為替リスクの低下、米メルクのOTC薬事業買収といったプラス要因

欧州委が15年の漁獲規制案発表、40種で漁獲量削減を提案

欧州委員会は10月28日、大西洋と北海を中心とした2015年の漁獲規制案を提示した。最大持続可能漁獲量(MSY)を目指し、科学的助言に基づいて漁獲量を提案したもので、12月に開かれる漁業相理事会で最終的な漁獲量が確定し、

EUと露の商用車めぐる紛争、WTOがパネル設置

世界貿易機関(WTO)は10月20日、欧州連合(EU)がロシアによるドイツ、イタリア製の軽商用車に対する反ダンピング措置発動を不当として提訴している問題で、EUの要請に基づいて紛争処理小委員会(パネル)を設置したと発表し

輸入物価21カ月連続で低下、9月-1.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2014年9月の輸入物価指数は前年同月比1.6%減となり、1年前の水準を21カ月連続で下回った。エネルギーが10.7%減とこれまで同様大きく下落して全体が強く押し下げられた格好。エネルギー

BASF―中期目標を撤回、コスト削減強化へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は24日の決算報告で、2011年に打ち出した中期業績目標を撤回した。世界経済の先行き不透明感が強まっていることを受けた措置で、15年に売上高で800億ユーロ、営業利益(EB

害虫の被害が増加、EUの農薬禁止措置で

アブラナ栽培農家がノミハムシなどの害虫による被害に苦しんでいる。昨年までは農薬散布で問題なく対処できたが、ミツバチ保護を目的に欧州連合(EU)がネオニコチノイド系農薬の使用を昨年12月から禁止したことで状況が大きく変化。

EUと露の商用車めぐる紛争、WTOがパネル設置

世界貿易機関(WTO)は20日、欧州連合(EU)がロシアによるドイツ、イタリア製の軽商用車に対す反ダンピング措置発動を不当として提訴している問題で、EUの要請に基づいて紛争処理小委員会(パネル)を設置したと発表した。 ロ

チキータとファイフスの合併取りやめ、チキータ株主が拒否

バナナ生産・販売大手の米チキータ・ブランズ・インターナショナルとアイルランドのファイフスの合併計画が24日、チキータが開いた臨時株主総会で否決された。チキータがブラジルのジュース大手クトラーレ・グループと投資会社サフラ・

蘭飼料大手ニュートレコ、投資会社が買収

オランダの飼料大手ニュートレコは20日、同国の投資会社SHVによる買収で合意したと発表した。SHVは株式公開買い付け(TOB)を実施し、ニュートレコを1株当たり40ユーロで買収する。ニュートレコ株95%超を確保した場合、

EUと露の商用車めぐる紛争、WTOがパネル設置

世界貿易機関(WTO)は20日、EUがロシアによるドイツ、イタリア製の軽商用車に対す反ダンピング措置発動を不当として提訴している問題で、EUの要請に基づいて紛争処理小委員会(パネル)を設置したと発表した。 ロシアは201

生産者物価3カ月連続上昇、エネルギーを除いたベースで

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年9月の生産者物価指数は前年同月比1.0%減となり、14カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が3.8%下落したことが響いた格好。エネルギーを除いたベースでは0.1増とな

KSWザート―米国に研究開発施設を設置―

世界5位の種子メーカーである独KSWザート(アインベック)が米ミズーリ州セントルイスに研究開発拠点を建設している。同地はバイオテクノロジー分野の産業クラスターが形成されているため、利便性が高いと判断。北米・南米は欧州と異

ヌートレコ―投資会社SHVが買収へ―

飼料大手の蘭ヌートレコ(アメルスフォールト)は20日、同国の投資会社SHVが同社を買収することで合意したと発表した。SHVは今後、株式公開買い付け(TOB)を実施。ヌートレコ株95%超を確保した場合、同社の上場を廃止する

卸売物価、10月以降は上昇に転じる可能性も

ドイツ連邦統計局が13日発表した2014年9月の卸売物価指数(2010年=100)は106.4となり前年同月比で0.9%低下した。1年前の水準を下回るのは15カ月連続。これまでに引き続き石炭・石油製品が5.2%減と大きく

バイエル・クロップサイエンス―南米の種子メーカー買収―

バイエルの農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(BCS、モンハイム)は1日、パラグアイの種子メーカー、グラナールを買収すると発表した。南米事業と大豆事業を強化する戦略に沿った取り組み。取引金額は公表しないことで合意

「GM作物に害虫の成長促進効果」=独シンクタンク

生物工学の影響を専門家の立場から評価する独立系シンクタンク、テストバイオテックは2日ベルリンで、米モンサント製の遺伝子組み換え(GM)大豆「インタクタ」には特定の害虫の生育を促進する効果があることが分かったと発表した。イ

欧州委、チキータとファイフスの合併を条件付きで承認

欧州委員会は3日、バナナ生産・販売大手の米チキータ・ブランズ・インターナショナルとアイルランドのファイフスの合併を条件付きで承認したと発表した。これにより、世界で14%のシェアを持つ最大のバナナ生産会社が誕生する。 欧州

EUとカナダのCETA交渉が妥結、16年に協定発効へ

欧州連合(EU)とカナダは9月26日、貿易自由化に加え、投資や知的財産権など広範な分野で経済協力関係の強化を目指す包括的経済貿易協定(CETA)の締結に向けた交渉が妥結したと発表した。CETAはEUにとって主要8カ国(G

輸入物価20カ月連続で低下

ドイツ連邦統計局が9月26日発表した2014年8月の輸入物価指数は前年同月比1.9%減となり、20カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が平均11.2%低下したことが最大の押し下げ要因で、エネルギーを除いたベー

独インフレ率、3カ月連続で0.8%に

ドイツ連邦統計局が9月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が0.8%となり、これまで同様、低水準にとどまった。インフレ率が0.8%となるのは3カ月連続。エネルギーが2.2%減となり、全体が強く

EUとカナダのCETA交渉が妥結、16年に協定発効へ

EUとカナダは26日、貿易自由化に加え、投資や知的財産権など広範な分野で経済協力関係の強化を目指す包括的経済貿易協定(CETA)の締結に向けた交渉が妥結したと発表した。CETAはEUにとって主要8カ国(G8)と結ぶ初めて

三菱商事、サケ養殖世界3位のノルウェー企業買収へ

三菱商事は22日、ノルウェーのサケ養殖・加工大手セルマックを株式公開買い付け(TOB)によって買収すると発表した。セルマックは同分野で世界3位。全株式を取得した場合の買収総額は88億8,000万ノルウェー・クローネ(約1

生産者物価、エネルギーを除いたベースで2カ月連続上昇

ドイツ連邦統計局が19日発表した2014年8月の生産者物価指数は前年同月比0.8%減となり、13カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギーが3.1%減となり、全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースでは0

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