金属

三菱重工業―Siemensと製鉄機械分野で合弁―

三菱重工業は7日、電機大手のSiemensと共同で製鉄機械の合弁会社を設立すると発表した。製品ラインアップを拡充するとともにグローバル展開を加速。市場環境が厳しさを増すなかで競争力を強化する意向だ。 当局の承認を経て20 […]

Thyssenkrupp AG―7四半期ぶりに黒字転換―

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkrupp(エッセン)が13日発表した2014年1-3月期(第2四半期)決算の最終損益は2億6,900万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1億2,900万ユーロ)から大幅に改善した。最終

Mauser AG―投資会社CD&Rが買収―

米投資会社Clayton Dubilier & Rice(CD&R)は12日、産業用容器大手の独Mauserをアラブ首長国連邦の公営投資会社Dubai International Capital(DI

「カーボンリーケージ」、高リスク部門のリスト公表

欧州委員会は5日、温室効果ガス排出規制の緩い域外の第3国に生産拠点を移す「カーボンリーケージ」のリスクが高い産業部門を特定したリストを公表した。EU排出量取引制度(EU-ETS)の規定に基づき、対象となる産業部門には20

Stihl AG & Co. KG―軽量素材のチェーンソー開発―

工具大手の独Stihl(ヴァイプリンゲン)は4月29日、軽量素材を用いたチェーンソーを開発したと発表した。炭素繊維、チタンなどの超軽量素材を投入している。販売する計画はないものの、今後の製品開発に生かす意向だ。 同チェー

輸入物価3.3%低下、15カ月連続で前年同月比割れ

ドイツ連邦統計局が28日発表した2014年3月の輸入物価指数(2010年=100)は前年同月比3.3%減の104.1となり、1年前の水準を15カ月連続で下回った。エネルギー価格の大幅下落が最大の押し下げ要因で、原油・石油

英バークレイズ、商品取引事業を大幅縮小

英大手銀行のバークレイズは22日、商品取引事業を大幅に縮小すると発表した。エネルギー、農産物、ベースメタル(卑金属)取引の大半から撤退する。継続するのは貴金属と、一部の石油・ガス商品などの取引だけとなる。 銀行による商品

3月卸売物価-1.7%に

ドイツ連邦統計局が11日発表した2014年3月の卸売物価指数(2010年=100)は106.4となり、前年同月比で1.7%減少した。1年前の水準を下回るのは9カ月連続。石炭・石油製品(4.9%減)、穀物・葉たばこ・種苗・

WMF AG―支店・物流拠点80カ所以上を閉鎖へ―

キッチン用品メーカーのWMF(ガイスリンゲン)は14日の決算発表で、組織再編計画を発表した。今後予定する国外事業の強化の前に組織の無駄を省き、収益力を強化する考え。計50以上の支店と同30以上の物流拠点を閉鎖し、従業員6

GlencoreXstrata

スイスの鉱山大手GlencoreXstrataは13日、ペルーのラス・バンバス銅山の全権益を中国五鉱集団の香港子会社であるMMGを中心とするコンソーシアムに売却することで合意したと発表した。取引金額は58億5,000万ド

ノリリスク・ニッケル、13年は64%減益

ニッケルとパラジウムの世界最大手である露ノリリスク・ニッケルが7日発表した2013年12月通期決算の純利益は7億6,500万ドルとなり、前期から64.3%減少した。ニッケル価格の下落と、企業再編に伴う減損処理が足を引っ張

ノリリスク・ニッケル、2013年は64%の大幅減益

ニッケルとパラジウムの世界最大手であるノリリスク・ニッケルが7日発表した2013年12月通期決算の純利益は7億6,500万米ドルとなり、前期比で64.3%減少した。ニッケル価格の下落と、企業再編に伴う減損処理が足を引っ張

再可エネ助成ルールで法改正

ドイツ政府は8日の閣議で、再生可能エネルギー法(EEG)の改正案を承認した。再可エネ電力の普及促進に伴うコストの膨張を抑制することが狙い。同法案には州政府の意向が反映されており、今後、連邦議会(下院)と州の代表で構成され

独製造業売上、2月は0.9%減に

ドイツ連邦統計局が8日発表した2014年2月の製造業売上指数(暫定値)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比0.9%減となり、2カ月ぶりに落ち込んだ。ユーロ圏(ドイツを除く)での売り上げは0.8%増加したものの、

2月輸入物価-2.7%に、14カ月連続で前年同月下回る

ドイツ連邦統計局が3月28日発表した2014年2月の輸入物価指数(2010年=100)は前年同月比2.7%減の104.7となり、1年前の水準を14カ月連続で下回った。エネルギー価格の大幅下落が最大の押し下げ要因で、原油・

中国資本、買収先の独企業で評価高く

ドイツ企業を買収した中国企業は買収先企業の従業員からおおむね良好な評価を得ているようだ。労働組合系のハンス・ベックラー財団が実施した調査によると、「雇用」「給与」「事業所委員会の共同決定権」に関して買収先の従業員と摩擦や

ハンブルク港、対露制裁に危機感

ハンブルク港を運営するHHLAのクラウスディーター・ペータース社長は3月27日の決算報告会で、ウクライナをめぐるロシアと欧米の対立が深刻化すればハンブルク港は深刻な打撃を受けかねないとの見方を示した。同港にとってロシアは

ルサールの赤字が大幅拡大

アルミニウム世界最大手の露ルサールが3月28日発表した2013年12月通期決算の最終損益は32億2,200万ドルの赤字となり、赤字幅は前期(5億2,800万ドル)の6倍強の水準に膨らんだ。アルミの供給過剰による価格下落に

2月生産者物価-0.9%に、7カ月連続で低下

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年2月の生産者物価指数は前年同月比0.9%減となり、7カ月連続で1年前の水準を下回った。エネルギー価格が2.6%下がり、全体が強く押し下げられた格好で、エネルギーを除いたベースでは

包装材と金属・樹脂ゴミを一括回収へ

ドイツのバルバラ・ヘンドリックス連邦環境相は『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』紙のインタビューで、包装材と金属・樹脂ゴミを同一のコンテナで回収する方式の導入方針を明らかにした。これまでは別々のコンテナで回収してきたが、同

自動車産業が軽量化技術市場の拡大に期待

自動車メーカーと部品メーカーが、軽量素材の開発に力を入れている。運転支援システムなど安全性や快適性を高める部品が増えて車両が重くなっているためだ。低燃費化、低公害化への関心の高まりを追い風に軽量部品市場は確実な成長が見込

TEコネクティビティ、アルミ線と銅線を接続するコネクター開発

コネクター部品などを製造する電子部品大手のTEコネクティビティは、カーエレクトロニクスの電導線に銅とともにアルミニウムを使用するための新たなクリンプコンタクトソリューション「リテアルム・クリンプ」を開発した。アルミの持つ

卸売物価8カ月連続低下、2月は前年同月比-1.8%に

ドイツ連邦統計局が18日発表した2014年2月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.8%減となり、8カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油が6.4%低下したことが最大の押し下げ要因。このほか、穀物・葉

Grohe AG―温水洗浄便座を発売―

LIXIL傘下の独水栓金具会社Grohe(ヘーマー)が温水洗浄便座を発売する。同社のダーフィット・ハイネス社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにした。 Groheは昨年、LIXILと日本政策投資銀行に共同買収された。L

Thyssenkrupp AG―鉄道レール販売事業を廃止へ―

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkrupp(エッセン)は11日、鉄道レール販売事業の廃止方針を明らかにした。同事業の一括売却を目指したが、買い手がみつからないため、2015年9月末までに清算手続きを終了する意向だ。これに

卸売物価7カ月連続低下、1月は前年同月比-1.7%に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2014年1月の卸売物価指数(2010年=100)は前年同月比1.7%減となり、7カ月連続で1年前の水準を下回った。石炭・石油が4.8%低下したことが最大の押し下げ要因。このほか、穀物・葉た

SGL Carbon SE―最終赤字に転落―

炭素製品大手の独SGL Carbon(ヴィースバーデン)が10日発表した2013年12月通期決算の最終損益は3億9,640万ユーロの赤字となり、前期の黒字(590万ユーロ)から大幅に悪化した。収益力強化に向けた組織再編に

英鉱山開発会社、シベリア開発に飛行船採用

ロンドンに本拠を置くアムール・ミネラルズ(AMC)は10日、シベリアにある銅山・ニッケル鉱山の運送手段として、米ワールドワイド・エアロスの飛行船を利用する方向で、同社と基本合意を結んだと発表した。 積載能力250キロの飛

1月製造業売上3%増に

ドイツ連邦統計局が10日発表した2014年1月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.0%増となり、2カ月ぶりに増加した。上げ幅は10年10月以来の高水準。ユーロ圏(ドイツを除く)が0.4%減と

ノルスク・ハイドロ、車体用アルミ板の生産増強

ノルウェーのアルミニウム・エネルギー大手ノルスク・ハイドロは、ドイツのグレーヴェンブロイヒにある圧延工場に1億3,000万ユーロを投資して生産ラインを増設すると発表した。車体用アルミ板の需要拡大に対応するため、生産能力を

輸入物価、13カ月連続で前年同月比減に

ドイツ連邦統計局が2月27日発表した2014年1月の輸入物価指数(2010年=100)は104.8となり、前年同月比で2.3%減少した。1年前の水準を下回るのは13カ月連続。物価に占める比重が大きい原油と石油製品を除いた

生産者物価が10年3月以来の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2014年1月の生産者物価指数は前年同月比で1.1%減少し、10年3月以降で最大の下げ幅となった。エネルギー価格が3.0%下落して全体が強く押し下げられた格好。エネルギーを除いたベースでは

Thyssenkrupp

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkruppは18日、ブラジルで自動車部品工場の建設を開始した。現地の自動車メーカー向けにシリンダーヘッド・モジュールを生産する。4,000万ユーロを投じて同国南東部のミナスジェライス州に工

Thyssenkrupp AG―ステンレス鋼事業の一部を買い戻し―

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkrupp(エッセン)は12日、フィンランド同業のOutokumpuに売却したステンレス鋼事業の一部を買い戻す計画が欧州連合(EU)の欧州委員会に承認されたと発表した。買い戻しの手続きは今

Thyssenkrupp AG―業績改善、10-12月期営業益6.5倍に―

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkrupp(エッセン)が14日発表した2013年10-12月期(第4四半期)決算の営業利益(EBIT、調整済み)は2億4,700万ユーロとなり、前年同期(3,800万ユーロ)の6.5倍の水

欧州鉄鋼業界の苦境続く

欧州の鉄鋼不況が長期化している。独鉄鋼業界団体Stahlのハンスユルゲン・ケルクホーフ会長は11日の業界会議で講演し、ユーロ危機などの影響で鉄鋼需要が縮小し市場価格が下落している一方で、原料・燃料価格の高騰と過剰な生産能

ArcelorMittal―今年は業績好転見込む―

鉄鋼世界最大手のArcelorMittal(ルクセンブルク)は7日の決算発表で、2014年12月期の業績が回復に転じるとの見方を示した。これまで低迷していた欧州の景気が底を打ち需要が世界的に拡大する見通しが高まったため。

独~ノルウェー間の海底送電計画に暗雲

ドイツ北部とノルウェー南部間に海底高圧送電線を敷設する計画に黄色信号が灯りだした。プロジェクトを進めるメリットがノルウェー側でなくなっているためだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が8日付で報じた。 ドイツ政府とノル

Thyssenkrupp AG―自動車向け事業強化へ―

鉄鋼系複合企業Thyssenkrupp(エッセン)のハインリヒ・ヒージンガー社長は1月28日、自動車向け事業を強化することを明らかにした。成長見通しが高いとみているためで、売上高に占める同事業の割合を中期的に現在の約24

中国企業の対欧州M&A、04年の3.5倍に

コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(E&Y)が1月31日発表したレポートによると、中国企業が昨年欧州で実施した企業買収・出資は計120件に上り、前年の119件からやや増加した。2004年(34件)に

SSAB AB―同業RautarukkiにTOB―

スウェーデンの鉄鋼大手SSABは22日、フィンランドの同業Rautarukkiに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。コスト削減と競争力の強化が狙い。同計画はRautarukki経営陣のほか、計50%以上の資本

輸入物価が4年ぶりに下落、13年は-2.6%に

ドイツ連邦統計局が28日発表した2013年の輸入物価指数は前年比で2.6%減少した。同指数の低下は金融危機の影響で国内総生産(GDP)が戦後最大のマイナス成長となった09年以来で4年ぶり。エネルギー価格が7.0%下がり、

シューラー、同社最大のサーボプレス機が稼働開始

プレス機械世界最大手の独シューラーは16日、樹脂加工・金属成形部品メーカーのクレーマー(ノルトライン・ヴェストファーレン州ヘルツェブロック・クラーホルツ)に納入したサーボプレス機が稼働を開始したと発表した。同設備はシート

米ワージントン、トルコLNG企業を買収

米国の鉄鋼流通・加工会社であるワージントン・インダストリーズはこのほど、トルコの液化天然ガス(LNG)生産会社ARITASの株式75%を取得すると発表した。圧力シリンダ部門に統合し、LNG事業を強化する。取引額などの詳細

生産者物価4年ぶり低下、13年は-0.1%に

ドイツ連邦統計局が20日発表した2013年の生産者物価指数は前年比0.1%減となり、4年ぶりに低下した。エネルギーが0.9%減となったことが影響。エネルギーを除いたベースでは0.3%上昇した。 \ エネルギーでは石油製品

卸売物価が4年ぶり低下、13年は-0.5%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2013年の卸売物価指数(2005年=100)は前年比0.5%減の122.2へと後退した。同指数が低下したのはリーマンショックに伴う金融・経済危機がピークに達した09年以来で4年ぶり。石炭

11月製造業売上が大幅増加

ドイツ連邦統計局が10日発表した2013年11月の製造業売上指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.0%増となり、3カ月ぶりに拡大へと転じた。自動車と機械産業が好調で、全体が強く押し上げられた格好。地域別で

上部へスクロール