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2014/11/26

経済産業情報

車道楽ナンバーワンは歯医者

この記事の要約

ドイツで自動車に最もお金を費やすのは歯医者であることが、価格比較サイトのフェリフォックスとローゼンハイム単科大学の共同調査で分かった。計10万7,000件の保険契約を分析した同調査によると、歯医者の乗用車購入価格は全職業 […]

ドイツで自動車に最もお金を費やすのは歯医者であることが、価格比較サイトのフェリフォックスとローゼンハイム単科大学の共同調査で分かった。計10万7,000件の保険契約を分析した同調査によると、歯医者の乗用車購入価格は全職業の平均(2万3,332ユーロ)を1万3,100ユーロ上回っている。

歯医者に医師、弁護士、企業コンサルタントなどを加えたグループの購入価格は3万556ユーロで、全職業平均を7,224ユーロ上回った。平均車齢も6.2年と若く、全体の平均(8.2年)を2.0年下回っている。高級車メルセデスの保有比率は11.6%で、平均を約40%上回った。

このほか、保険の販売代理事業者でも購入価格が2万8,468ユーロと高く、車齢は7.0年と低かった。

一方、小売店店員や運送会社勤務、ホテル勤務、歯科衛生士などのグループでは購入価格が1万9,620ユーロで、平均を3,712ユーロ下回った。車齢も10.0歳と高い。大衆車オペルとフィアットの保有率はそれぞれ13.0%、4.8%で、全体の平均をともに上回った。