メルク、米試薬大手シグマ・アルドリッチを買収
独製薬・化学大手のメルクは22日、試薬大手の米シグマ・アルドリッチを買収することで合意したと発表した。ライフサイエンス産業向け事業の強化が狙い。2015年半ばの買収手続き完了を見込む。 シグマ・アルドリッチを1株当たり1 […]
独製薬・化学大手のメルクは22日、試薬大手の米シグマ・アルドリッチを買収することで合意したと発表した。ライフサイエンス産業向け事業の強化が狙い。2015年半ばの買収手続き完了を見込む。 シグマ・アルドリッチを1株当たり1 […]
独化学労組IG BCEは17日、高齢労働者の勤務体制柔軟化を来年の労使交渉で雇用者サイドに要求する方針を固めた。60歳以上の労働者が週当たりの労働時間を短縮できるようにする考え。要求内容を今後、具体化し11月に正式決定す
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は18日、樹脂部門バイエル・マテリアル・サイエンス(BMS)の分離・上場計画を発表した。同部門は収益力が弱く、以前から分離・売却観測が出ていた。バイエルは今後1年半以内にBMS
独バイエルの農業科学子会社バイエル・クロップサイエンス(モンハイム・アム・ライン)は17日、農薬と種苗の開発に年およそ10億ユーロを投じる方針を明らかにした。世界需要の拡大に対応、ニーズに見合った製品を市場投入する考えだ
製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は22日、試薬大手の米シグマ・アルドリッチを買収することで合意したと発表した。ライフサイエンス産業向け事業を強化する狙い。今後、シグマ・アルドリッチの臨時株主総会で株主の支持を
製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は18日、バイオシミラー(バイオ医薬品の後発薬)の開発強化方針を明らかにした。現在フェーズ1段階(治験の第1段階)にある医薬品の開発状況に応じて、同分野の開発費を今年の1億ユーロから
製薬大手のベーリンガー・インゲルハイム(インゲルハイム・アム・ライン)がドイツ本国の従業員およそ1,000人を削減する計画だ。コスト削減プログラム「ジャーニー」を受けた措置で、ドイツでは経費を15%(4億5,000万ユー
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)は18日、放熱材料製造の米ベルグクエストを買収すると発表した。2016年までに売上高を200億ユーロに拡大する戦略の一環。同社はこの目標の達成に向けて最近、他社買収を積極化している
自動車部品大手の独コンチネンタルは25日に開幕するハノーバー国際商用車見本市(IAA)で、タンポポ由来の天然ゴムを原料とする試作タイヤを公開する。今後、本社所在地のハノーバーと、スウェーデンでテストを実施し、5~10年後
北ドイツのキール市はプラスティック製のレジ袋を市内から一掃する考えだ。廃棄されたレジ袋を海洋生物が誤食する結果、食物連鎖を通して人の健康も害される懸念を受けた措置。同市の取り組みが全国に広がるかどうかが注目されている。
製薬・化学大手の独バイエルは18日、樹脂部門バイエル・マテリアル・サイエンス(BMS)の分離・上場計画を発表した。同部門は収益力が弱く、以前から分離・売却観測が出ていた。バイエルは今後1年半以内にBMSの新規株式公開(I
製薬大手の独メルクは12日、非小細胞肺がん治療薬「テセモチド」の開発を中止すると発表した。日本で実施した治験で十分な薬効が確認されなかったため。同薬の開発が不発に終わったことで、臨床試験の最終段階(フェーズ3)にあるメル
高性能ポリマー大手の独TERプラスチックス・ポリマー・グループは8日、ポーランド同業のポリマルキー・パフォーマンス・ポリマーズの株式の過半数を4月1日付けで取得するとともに、社名をTEREZパフォーマンス・ポリマーズに変
独バイオ企業エボテック(ハンブルク)は9日、イスラエルの同業アンドロメダ・バイオテックから今年、入金予定のマイルストーン340万ユーロを取得できない恐れがあると発表した。アンドロメダとは現在、協議しているものの、取得不能
独商品テスト財団シュティフトゥング・ヴァーレンテスト(SW)が実施したヘーゼルナッツチョコレートの試売検査で、リッター・スポーツの製品が「合成香料を使用しているにもかかわらず天然香料と表示していた」として「不合格」となっ
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は8月28日、ケニアの首都ナイロビでコンクリート添加剤工場の開所式を行った。アフリカ東部でコンクリート需要が拡大していることに対応。現地生産を開始した。同社はアフリカ売上を
製薬大手の独バイエルは2日、米ジョンソン・エンド・ジョンソンと共同開発した血栓治療薬「イグザレルト」を抗不整脈薬として市場投入する計画を発表した。「ワーファリン」など既存の抗不整脈薬に比べ効果が高いことが、治験で明らかに
独化学工業会(VCI)は2日、2014年の業界(製薬を含む)生産成長率を従来予測の2%から1.5%に下方修正した。第2四半期(4~6月)の景気失速を受けたもので、出荷価格の低下率も従来見通しの0.5%から1%に修正。業界
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)が樹脂部門を再編する計画だ。収益力が低いためで、一部事業で提携や合弁化を視野に入れている。クラウス・エンゲル社長が経済誌『マネージャー・マガチン』に明らかにした。 同社長は他の樹脂メ
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が好調だ。けん引車となっているのは製薬部門。経営不振に陥った2003年以降に行った一連の選択が奏功しているようだ。経済紙『ハンデルスブラット』が21日付で報じた。 バイエルの時
独化学工業会(VCI)が19日発表した独業界(製薬を含む)の2013年の研究開発費は前年比8.2%増の105億ユーロとなり、初めて100億ユーロの大台に乗った。独製造業では自動車、電機業界に次いで3位に付けている。 化学
ドイツ連邦カルテル庁は22日、マットレスメーカーが小売価格を不当に指定していた問題で、調査の終了したベルギー企業レクティセル(Recticel)の独法人(レクティセル・シュラーフコンフォート)に対し制裁金820万ユーロの
武田薬品工業がドイツで、投与対象が限られた特殊な医薬品の販売を強化する。利益率が高いためで、泌尿器科、呼吸器疾患、がん、外科、慢性大腸炎分野の製品を重点投入していく。独子会社、武田ファーマ・フェアトリープ(Takeda
化学大手の独ランクセス(ケルン)は6日の決算発表で、組織再編計画「レッツ・ランクセス・アゲイン」を発表した。同社は主力事業の合成ゴムが競争激化と価格下落の直撃を受けており、組織・事業のあり方を改め、競争力を強化する意向だ
パン袋や紙ナプキンに使われるインクに発がん性物質が含まれている――。独連邦リスク評価研究所(BfR)のアンドレアス・ルフ化学品・製品安全室長が『南ドイツ新聞』に明らかにしたもので、政府は現在、欧州連合(EU)レベルでの規
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は7月30日の決算発表で、2014年12月通期の売上高予測を従来の410億~420億ユーロから410億ユーロに下方修正した。ユーロ高を受けて売り上げが目減りしているため。 14
炭素製品大手の独SGLグループ(ヴィースバーデン)がコスト削減目標を従来計画の年1億5,000万ユーロから同2億ユーロに引き上げるもようだ。経済紙『ハンデルスブラット』が業界情報として24日報じたもので、8月7日の決算発
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が24日発表した2014年第2四半期(4~6月)期決算の最終利益は12億9,900万ユーロとなり、前年同期を12.3%上回った。ユーロ高が2億ユーロの減益要因となったものの
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は28日、上海の研究開発(R&D)拠点の拡張に向けて起工式を行った。アジア・太平洋市場の急成長を踏まえた措置。投資額は9,000万ユーロで、2015年末の完成を見
米投資大手カーライルは24日、独化粧品子会社ADAコスメティクス(ケール)を仏投資会社アドリアン(旧アクサ・プライベート・エクイティ)に売却すると発表した。取引金額は非公開。メディア報道によると、債務の引き受けも含めて1
化学大手の独ワッカー・ケミーは22日、2014年通期の業績予測を上方修正した。昨年まで低迷していた多結晶シリコン事業を中心に業績が大きく改善しているためで、営業利益(EBITDAベース)で前期の6億7,870万ユーロを1
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は18日、ポーランド西部のシロダ・シロンスカで自動車排ガス用触媒工場の竣工式を行った。欧州排ガス規制の強化に伴う需要拡大に対応。今後も同工場で新生産ライン数を増設し、欧州で
独投資会社ディエヴィーニ(Dievini、ヴァルドフル)は17日、貼り薬メーカーの独LTSローマンを買収すると発表した。スイスの製薬大手ノバルティスと独投資会社BWKから株式をそれぞれ約43%、24%取得。出資比率をこれ
独バイオ企業モルフォシスは18日、同社の抗体ライブラリー「Ylanthia」の特許が米国特許商標庁(USPTO)と中国国家知識産権局(SIPO)から承認されたと発表した。特許番号は米国が「US 8,685,896」「US
特殊化学大手の独エボニックは17日、本社所在地エッセンの工場敷地内に高分子分散剤の生産施設を建設すると発表した。塗料・インキ向け分散剤の需要が世界的に高まっていることに対応。数千万ユーロを投じて同施設を設置し、高分子分散
独化学大手のエボニック・インダストリーズは14日、中国のシリコン大手、保利協シン能源(GCLポリー・エナジー)と提携することで基本合意したと発表した。GCL子会社の江蘇中能硅業科技発展と合弁会社を設立。中国で需要が拡大す
化学大手の独エボニック・インダストリーズ(エッセン)は14日、中国企業GCLポリー・エナジーと提携することで基本合意したと発表した。GCLポリーの子会社(Jiangsu Zhongneng Polysilicon Tec
バイオ医薬品開発の独エボテックは8日、フラウンホーファー分子生物学・応用生態学研究所(IME)と提携すると発表した。両者の技術や研究資産を持ち寄り、様々な病気の新たな治療薬を開発する。エボテックはバイオ医薬品開発の初期段
独化学工業会(VCI)が9日発表した独業界(製薬を含む)の2014年上半期の生産高は前年同期比3.0%増と大きく拡大した。国内と北米、東アジアで需要が旺盛だったほか、西欧も回復していることが大きい。工場稼働率は85%に上
総合医療大手の独フレゼニウスは4日、点滴製品子会社フレゼニウス・カービが南米エクアドルで計2社を買収すると発表した。現地事業を強化する考えで、医薬品卸のメディスミ(Medisumi)と注射用抗生物質製造のラブファーム(L
公的健康保険は1日、計13の薬効分類を対象に保険給付額を引き下げた。ドイツ薬剤師会の調べによると、患者の自己負担額が法律で固定されている処方薬3万3,000種類のうち、健保が全額カバーする薬はこれまでの4,800種類から
化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は6月30日、液晶窓の開発を手がける蘭子会社ピーア+(Peer+)の資本30%を取得し、7月1日付で完全子会社化すると発表した。液晶の新たな用途を開拓する戦略に沿った措置。取引金額は
製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は6月24日、次世代抗がん剤の開発に向けて医薬品開発の米メルサナ・セラピューティックスと提携すると発表した。メルサナが持つ「フレキシマー」技術を用いて抗体薬物複合体(ADC)を共同開
独製薬大手のメルツ(フランクフルト)は6月26日、米国の美容医療機器メーカー、ウルセラを買収することで合意したと発表した。美容事業の強化戦略に沿った措置。取引金額は最大6億ドルで、同社史上、最大の買収となる。買収手続きは
総合医療大手の独フレゼニウスは6月27日、人工透析子会社フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホンブルク)が米国で計2件の買収を行うと発表した。現地事業の幅を広げる狙い。 勤務医のネットワークであるサウンド・イ
製薬大手の独シュターダは6月30日、医薬品ブランド「フレキシトル」の英国、アイルランドでの製造・販売権を豪ラコリウム(LaCorium)から1,000万ポンドで取得したと発表した。収益力の高い医薬品ブランドの種類を拡充す
化学大手の独BASFは1日、中国の合弁会社SLICで新しい生産施設の起工式を行ったと発表した。SLICではポリウレタン原料のMDIを生産しており、新生産施設の建設により同合弁のMDI生産能力を現在の2倍の48万トンに拡大
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は6月26日、取締役会が作成した組織再編計画を監査役会に提出したと発表した。各事業部門の自立性を高めることで、市場・顧客のニーズにきめ細かく対応できるようにするとともに、事業効率を向
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6月30日、スチレン樹脂合弁会社スチロリューションの資本50%を共同出資者の英イネオスに売却し、同合弁から撤退すると発表した。取引金額は11億ユーロで、売却手続きは独禁当
製薬大手の独Merck(ダルムシュタット)は17日、多発性硬化症(MS)治療薬の分野で小野製薬と結んだライセンス契約の解消で合意したと発表した。市場環境が大きく変化したことなどを踏まえた措置で、開発を続けるにはリスクが大