スペイン2位銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)は12月23日、中国の大手銀行である中信銀行と共同出資する金融持ち株会社CITICインターナショナル・フィナンシャル・ホールディングス(CIFH=中信国金)の株式29.7%を81億6,000万香港ドル(約8億4,500万ユーロ)で中信銀行に売却すると発表した。これによって中信国金は中信銀行の完全子会社となる。
BBVAは資本増強のため、中国経済の失速で経営環境が悪化している中信国金の株式持ち分の売却を決めた。売却手続きは2015年4~6月期に完了の見込み。