2014/5/21

ロシア

ロシア新車販売、4月は8%減

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が13日発表した2014年4月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売台数は22万6,526台となり、前年同月比で8%減少した。 メーカー・ブランド別の販売台数は、国内自動車最大手アフトワズ […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が13日発表した2014年4月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売台数は22万6,526台となり、前年同月比で8%減少した。

メーカー・ブランド別の販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比16%減の3万7,030台と振るわなかった。2位の起亜が3%減、3位のルノーも9%減と前年実績を下回った。日本勢では日産が43%増、マツダも91%増と大幅に伸びた。

今年は1月が前年同月比6%減と低迷したものの、2月は2%減、3月は前年並みと回復の兆しが見え始めていた。AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、「若干回復する兆しが見えたものの、市場はマイナスの領域に戻っている。ルーブル安による価格上昇が不安定になり始めている消費者需要に大きな打撃を与えているのは明らかだ。不況の中、状況は当分変わりそうにない」との厳しい見解を示している。