東欧経済ニュース

資生堂、トルコに合弁子会社を設立

資生堂は20日、トルコで化粧品の輸入販売代理店、ヴェパ・ヴェスコ・コスメティック(以下、ヴェスコ)と合弁会社を設立し、来年1月から営業を開始すると発表した。化粧品需要の拡大する同国で地位強化を図る。 \ 合弁会社の名称は […]

三菱自、エストニアへの「アイ・ミーブ」納車を開始

三菱自動車は24日、エストニア政府向けに電気自動車(EV)「アイ・ミーブ」の納車を開始したと発表した。供給台数507台のうち最初の50台がエストニアに到着し、21日に首都タリンで納車式が開催された。 \ 今回の取引は、三

独商用車大手MAN、露GAZから大型受注

独商用車大手のMANトラック・アンド・バスは20日、ロシア自動車最大手GAZの傘下にあるバスメーカーLIAZからエンジン2,188基を受注したと発表した。受注額は数千万ユーロに上るという。正確な額は明らかにしていない。

シーメンス、ロシア投資を強化

独総合電機大手シーメンスは、ロシアの提携企業と共同で今後3年間に同国に10億ユーロを投資する。ペーター・レッシャー社長が17日、モスクワでロシアのプーチン首相との会談後に明らかにした。 \ シーメンスは、レニングラード、

ロシア企業連合、ロッテルダム港の石油ターミナル建設を受注

ロシアのスムマ・グループとオランダのVTTIから成る企業連合「シュタンダルト」が、オランダ・ロッテルダム港の新石油ターミナル「タンク・ターミナル・ユーロポート・ウェスト(TEW)」の建設工事および運営業務を受注した。ロシ

Gazprom、独消費者向け市場に参入へ

天然ガス世界最大手の露ガスプロムがドイツの小規模エネルギー販売会社Envacomを買収する見通しだ。独で一般消費者向けエネルギー販売市場に参入することが狙い。Envacomの広報担当者が独経済誌『ハンデルスブラット』紙に

ロシアの希土類生産本格化、早くて10年後に

中国の輸出制限で価格が高騰しているレアアース(希土類)だが、世界第3位の埋蔵量が見込まれているロシアでの生産が本格化するには10年以上を要する見通しだ。鉱床開発が、ほぼ手付かずであることが理由。出遅れているロシアの生産を

クドリン前財務相、政府の経済政策を批判

ロシアのメドベージェフ大統領との対立により先ごろ解任されたクドリン前財務祖は、18日付けの有力経済紙『コメルサント』に掲載された公開書簡の中で、政府が石油収入に依存してリスクの高い経済政策を推進していると批判し、よりバラ

ロシア9月小売売上9.2%増。消費環境が改善

ロシア国家統計局が19日発表した9月の小売売上は前年同月比9.2%増で、上げ幅は8月の7.8%を上回り、2008年10月以降で最高となった。ブルームバーグが実施したアナリスト予測の中央値を0.7ポイント上回った。9月には

ウクライナ、穀物輸出関税を一部撤廃

ウクライナ議会は21日、穀物の輸出関税を一部撤廃した。同国は12月末までの時限措置として、7月1日から小麦、大麦、トウモロコシの輸出関税を導入した。関税率は小麦で9%(1トン当たり最低17ユーロ)、大麦で14%(同23ユ

ウクライナ 冬時間廃止せず

ウクライナ最高会議は18日、夏と冬の時間移行制を廃止する決議を無効とする決議を採択した。これにより、時間移行制は維持され、これまでどおり10月最終日曜日から冬時間(グリニッジ標準時プラス2時間)に移行する。 \ 最高会議

カザフスタン、風力発電プロジェクト具体化へ

カザフスタンが再生可能エネルギー開発に動き出した。現地通信社『カザフスタン・トゥデイ』が先ごろジャクサリエフ産業・新エネルギー副大臣の発言として報じたところによると、政府は2014年の稼働開始に向けて風力発電所建設プロジ

入札案件

N1863  カザフスタン:金属運搬用無蓋貨車の調達 \ 入札期限:11月10日 \ 問合せ先:„Kaztemirtrans“ Joint-Stock Company. \ Astana 10 D. Kunayev st

業務提携・パートナー求む

T1106  ウクライナ:マツ材の輸出を希望 \ 問合せ先:SINVYUR, \ Mr. Wladimir Sinelnik, \ Powitrovlotskii Prospekt 92, \ 03036, Kiev,

国会議場に十字架は必要?~ポーランド

10日の下院選挙で、初挑戦で第3党となった「パリコト運動(RP)」のパリコト党首が、議場の壁にかけられた木製の十字架を取り外すよう要求したことで、カトリック王国のポーランドに衝撃が走った。RP以外の政党は与野党ともに反対

ウクライナ前首相に実刑判決、EUは関係見直しも

欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は11日、ウクライナのティモシェンコ前首相が職権乱用罪で実刑判決を受けたことについて懸念を表明、対ウクライナ政策を見直す方針を明らかにした。 \ ウクライナの首都キエフの地

9月新車登録、9%減

ポーランドの自動車業界専門の市場調査会社Samarが5日発表した2011年9月の新車(乗用車及び乗用車タイプの小型商用車)登録は2万1,191台となり、前年同月から8.98%減少した。Samarは欧州債務危機に端を発する

三菱電機、ポーランドのスタジアムに大型TVを納入

三菱電機は18日、ポーランド南西部の都市ヴロツワフにある新設スタジアムに大型映像装置を納入したと発表した。納入したモデルは高輝度LED方式の588型「オーロラビジョンLED」。ポーランドに大型映像装置を納入するのは今回が

国内初の原発計画、11月に入札手続き開始

ポーランド電力最大手のポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)はこのほど、国内初の原子力発電所を建設・運営するプロジェクトの入札手続きを11月に開始する方針を明らかにした。原子炉2基を建設する同プロジェクトの入札規

欧州委、LNG基地建設に補助金交付

欧州連合(EU)の欧州委員会はこのほど、ポーランドが北西部シフィノウィシチェに建設している液化天然ガス(LNG)ターミナルに、9億2,500万ズロチ(2億1,110万ユーロ)の補助金を交付することを決定した。ポーランド日

欧州初のGTL精製施設を計画

ポーランドの国営ガス・石油大手PGNiGがGTL(ガス・ツー・リキッド)技術を利用した欧州初のシェールガス精製施設の建設を計画している。数十億米ドルと予想される総コストは同社の資金調達能力を超えているため、提携相手を探す

インフレ減速、9月は3.9%増

ポーランド中央統計局が14日発表した9月の消費者物価指数は前年同月比で3.9%上昇した。前月の4.3%から0.4ポイント減速し、市場予想も下回った。 \ 食品、ノンアルコール飲料と交通・輸送で値下がりした。衣料品・靴は値

ポーランド、独や伊で好印象

ポーランド経済省がこのほど実施した外国企業によるポーランドのイメージ調査で、ドイツ、チェコ、ウクライナ、イタリアの企業がポーランドに高い評価を与えていることが明らかになった。 \ この調査は経済省の委託で市場調査会社Ag

独自動車部品メーカー、ハンガリー工場を拡張

独自動車部品メーカーのカイザー・オートモーティブ・システムズがハンガリー工場を拡張する。独自動車大手ダイムラーからの受注に対応したもので、6億6,000万フォリントを投じて、生産能力を倍増する。ハンガリー子会社のIvo

ハンコック、ハンガリー工場がフル稼働に

韓国ハンコックタイヤが2億3,000万ユーロを投じて拡張したハンガリー工場がフル稼働体制に入った。現地子会社の広報担当者が17日、MTI通信に明らかにした。 \ 首都ブダペストの南のラーチャルマーシュ(Racalmas)

エルコテックがハンガリー工場閉鎖、1500人以上が失職

経営破たんしたフィンランドの電子機器受託製造サービス(EMS)大手エルコテックは、ハンガリー南部のペーチ工場を閉鎖し、従業員1,515人を解雇する。地元紙『Dunantuli Naplo』が12日報じた。 \ エルコテッ

シュコダ、変速機の減産を計画

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社、シュコダ・オートが変速機の減産を計画している。南米でのVW車の需要減少を受け、ムラダー・ボレスラフ工場の変速機の生産体制を4シフト制から3シフト制に切り替えるという。シュコダの

テメリン原発拡張の入札手続き始まる

チェコ国営電力会社CEZは11日の記者会見で、テメリン原子力発電所拡張プロジェクトの入札に参加する仏アレバ、東芝傘下の米ウエスチングハウス、ロシアのアトムストロイエクスポルトとチェコのシュコダJSによる企業連合(MIR.

国外事業の拡大継続を表明=チェコ電力大手CEZ

積極的に国外事業を展開する経営方針がメディアや政界から批判を浴びているチェコ電力最大手CEZは、今後も再生可能エネルギー分野を中心に、国外での投資を拡大する方針だ。ベネシュ社長が11日、記者会見で明らかにした。 \ CE

チェコのインフレ率、9月は1.8%

チェコ統計局が10日発表した9月の消費者物価上昇率(インフレ率)は前年同月比1.8%で、8月の1.7%を上回った。ただ、中央銀行の予測値を0.4%下回り、インフレ圧力が弱まっていることを示した。前月比ではマイナス0.2%

スロバキア、暫定内閣発足に向けて党派間会合

スロバキアのガスパロビッチ大統領は14日、ラディツォバー内閣信任案の否決を受け暫定内閣を発足させる方針を明らかにした。任期は来年3月10日の選挙までで、議会内6会派の代表とともに憲法に合致した解決策を探るとしている。しか

スロバキアの成長率、今年は2.9%=E&Y見通し

大手会計事務所のアーンスト・アンド・ヤング(E&Y)は、このほど発表したユーロ圏の最新経済予測で、スロバキアの2011年の国内総生産(GDP)成長率を2.9%と、前回予測の3.4%から下方修正した。ただ、12年

自動車メーカー、スロバキアで人員拡大進める

ユーロ圏経済の先行きに不透明感が漂うなか、スロバキアでは自動車メーカーが、生産拡大に向け人員の増員を積極的に進めている。3日付けの現地紙『スロバク・スペクテーター』が伝えた。 \ ジリナに工場を構える韓国の起亜自動車は、

矢崎総業、ルーマニア第3工場で開所式

ワイヤーハーネス世界最大手の矢崎総業は6日、ルーマニア南部のカラカルで同国3番目となる工場の開所式を執り行った。来年から約50キロ離れたクラヨヴァのフォード工場に小型MPV「B-Max」の部品を納入する。現地紙『ジアルル

ブルガリア自動車市場が回復、ルーマニアは悪化

ブルガリアの自動車市場が回復に向かっている。同国の自動車製造業・輸入業者協会によると、商用車・自動二輪を含めた新車販売台数は今年1~9月累計で前年同期比23.2%増の1万6,950台に上った。販売が大きく伸びたのには、ブ

ルーマニアとブルガリア、インフレ率が減速

ルーマニアとブルガリアでインフレ圧力が弱まってきた。ルーマニア国家統計局(INS)が11日発表した9月の消費者物価指数は、前年同月比で3.45%上昇したものの、上昇率は8月の4.25%を大きく下回り、体制転換以降で最低の

ブルガリアのリテックス、来春からEV生産開始

ブルガリアのリテックス・モーターズは、来年春から同国初となる電気自動車(EV)の生産をスタートする見通しとなった。トライコフ経済・エネルギー・観光相が11日、ソフィアで開催されたEVをテーマとする会議で明らかにした。 \

仏エア・リキード、独アウルビスのブルガリア工場から受注

産業ガス世界最大手の仏エア・リキードは11日、欧州最大の銅精錬会社、独アウルビスのブルガリア子会社と、酸素ガスの追加供給で15年契約を結んだと発表した。契約金額は明らかになっていない。エア・リキードは受注に対応するため、

三井造船、トルコでプラント増強工事を受注

三井造船株式会社は13日、トルコの石油化学メーカー、ペトキム社(ペトロキムヤ ホールディング)からエチレン製造プラントの増強工事を受注したと発表した。プラントの年産能力を現在の52万トンから58万7,600トンへ引き上げ

「ラトビアは債務危機克服の手本」=シュタルクECB専務理事

先月辞意を表明した欧州中央銀行(ECB)のシュタルク専務理事は12日、ラトビアの首都リガで講演し、欧州債務危機によりユーロ圏の数カ国が今後、経済・財政分野での調整局面に入るに当たり、ラトビアが格好の手本となるとの見方を示

ユニリーバ、ロシア化粧品最大手を買収

英蘭系日用品大手のユニリーバは14日、ロシア最大の化粧品メーカーであるカリーナを買収すると発表した。市場成長の見込める新興国での事業を拡大するとともに、主力の化粧品部門を強化する。 \ ユニリーバはまずカリーナの株式82

ロシアと中国、関係拡大で合意

ロシアと中国が経済・戦略的提携関係を強化する。中国を訪問中のプーチン首相は11日、北京で温家宝首相と会談し、70億米ドル規模の経済プロジェクトを共同で推進することで一致。協定を締結した。 \ 両国による投資ファンドの設定

9月のロシア新車販売台数、26%増加

ロシアで活動する外国企業などで構成する欧州ビジネス協会(AEB)が10日発表した9月のロシア乗用車・小型商用車販売台数は23万5,552台となり、前年同月を26%上回った。前月比でも1万台近く増加し、好調が続いている。た

ダイムラーとカマズの合弁、ウニモグの生産開始

独自動車大手のダイムラーとロシアの商用車大手カマズの合弁会社「メルセデス・ベンツ・トラックス・ボストーク(MBTV)」はこのほど、タタールスタン共和国のナベレジヌィエ・チェルヌィにあるカマズの工場で、メルセデス・ベンツの

非鉄大手ノリリスク、上半期は23%の減益に

ロシアの非鉄最大手ノリリスク・ニッケルが14日発表した2011年上半期連結決算は、純利益が17億9,500万米ドルとなり、前年同期から23%減少した。今年3月に電力子会社OGK-3を売却したことや輸出関税の引き上げが響い

製薬の独バイエル、ロシア現地生産へ

製薬大手の独バイエルが先月19日、ロシアのエカテリンブルグに本拠を置くユノナ・ホールディングと提携に向けた基本合意に調印していたことが、このほど明らかになった。現地生産のほか、開発、販売に共同で当たることを視野に入れてい

大規模な人員削減を計画

ロシア2位銀行の国営・外国貿易銀行(VTB)が大規模な人員削減を計画している。14日付の日刊紙『コメルサント』によると、コストを最大25%削減するため、今後2年間で行員の約3分の1に当たる1,500人を削減する。国内の地

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