石油・石炭・ガス

インフレ率が大幅低下、6月0.3%に

ドイツ連邦統計局が6月29日発表した同月の消費者物価指数は前年同月比0.3%増(速報値)となり、上げ幅は前月の0.7%から大きく縮小した。インフレ率の低下は5カ月ぶり。エネルギー価格の下げ幅が前月の同5.0%から5.9% […]

5月輸入物価、エネルギー除くと2.9%上昇

ドイツ連邦統計局が6月26日発表した2015年5月の輸入物価指数は前年同月比0.8%減となり、下落幅は前月の0.6%をやや上回った。エネルギーが21.2%減となり、全体を強く押し下げた格好。エネルギーを除いたベースでは2

生産者物価の下げ幅、6カ月来の低水準に

ドイツ連邦統計局が19日発表した2015年5月の生産者物価指数は前年同月比1.3%減となり、22カ月連続で1年前の水準を下回ったものの、下げ幅は6カ月来の低水準に縮小した。エネルギー価格の下落率が狭まっていることが大きい

フォルクスワーゲン―米国販売目標の達成は不可能―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は主力ブランドVW乗用車の米国販売台数を2018年までに80万台へと引き上げるとした目標を達成できない見通しだ。販売台数が昨年は36万7,000台に落ち込み、今年

ビルフィンガー―発電所向けサービス事業売却へ―

建設・サービス大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は17日、発電所向けサービス事業を1年以内に売却すると発表した。事業が不採算に陥っているうえ、同社の経営戦略に合致しなくなったためで、今後は経営資源をファシリティマネージ

ロシア、欧州向けガスパイプラインを拡充

ロシアが欧州に天然ガスを供給するパイプラインの拡充に動き出した。バルト海経由でロシアとドイツを結ぶ「ノルトストリーム」を増設するほか、黒海経由のトルコ向け輸送ルート「ターキッシュストリーム」もギリシャまで延長する。ロシア

ロスネフチとBP、提携強化で契約

ロシア石油最大手のロスネフチは19日、英BPと長期的な提携強化に向けて契約を結んだと発表した。東シベリアの既存鉱区の開発を共同で進めるとともに、複数地域の探査事業で協力する。また、ドイツ製油事業における合弁比率を見直す。

ロシア、欧州向けガスパイプラインを拡充

ロシアが欧州に天然ガスを供給するパイプラインの拡充に動き出した。バルト海経由でロシアとドイツを結ぶ「ノルトストリーム」を増設するほか、黒海経由のトルコ向け輸送ルート「ターキッシュストリーム」もギリシャまで延長する。ロシア

卸売物価の下げ幅0.4%に縮小

ドイツ連邦統計局が12日発表した2015年5月の卸売物価指数は前年同月を0.4%下回りこれまでに引き続き減少したものの、13年7月以来の小幅な下げ幅となった。石炭・石油製品の低下率が前月の11.9%から8.8%に縮小した

5月インフレ率、エネルギー除くと1.3%に

ドイツ連邦統計局は16日、5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、物価変動率(ドイツ基準)は前年同月比がプラス0.7%、前月比がプラス0.1%で、速報値と変わりがなかった。前年同月比のインフレ率はここ数カ月、

新ナブッコ計画が始動か、OMVがガスプロムと水面下で交渉

2013年にとん挫したナブッコ・パイプライン計画が、新たな形で息を吹き返す可能性が浮上している。計画を主導していたオーストリアのエネルギー大手OMVが、ロシア産ガスをトルコ国境からウィーンまで運ぶ新計画を進める方向でガス

ロスネフチ、オフショア事業向けにヘリ160機発注

ロシア国営石油会社のロスネフチが昨年、伊フィンメカニカ傘下のヘリコプターメーカー、アグスタ・ウェストランド(AgustaWestland)にヘリコプター160機を発注していたことが明らかになった。オフショア鉱区開発に向け

今世紀中に脱炭素経済実現へ、G7合意

独南部のエルマウで開催された主要7カ国首脳会議(G7)は8日、最終報告書を採択し終了した。最大の目玉は二酸化炭素(CO2)の排出を今世紀中にゼロまで引き下げ、世界の平均気温上昇幅を最大2度に抑制するというもので、まずは2

シーメンス―過去最大の受注、エジプトから80億ユーロ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は3日、エジプト政府から熱電併給型ガス発電設備と風力発電設備を受注したと発表した。受注額は80億ユーロで、同社史上最大。これまではドイツ鉄道(DB)から受注した高速鉄道「ICx」の47

三菱商事、トルコのインフラ事業会社と資本提携

三菱商事は4日、トルコ財閥のチャルックホールディング(Calik Holding、CH)傘下のエネルギー・インフラ事業会社チャルックエナジー(Calik Enerji、CE)との資本提携で合意したと発表した。高成長が見込

ロシア石油生産量、1-5月1.2%増

ロシア・エネルギー省中央輸送局(CDU TEK)が2日発表した2015年1-5月期の石油生産量は2,203億5,700万トン(日産1,070万バレル相当)となり、前年同期から1.2%増加した。 中央輸送局によると、企業別

インフレ率が5月も上昇、0.7%に

ドイツ連邦統計局が1日発表した2015年5月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.7%増となり、4カ月連続で1年前の水準を上回った。エネルギーの下げ幅が縮小したほか、食料品の価格が上昇したことが大きい。サービスは年初

ハンガリー政府、独RWEの電力小売事業を国営化

ハンガリー政府は5月28日、独エネルギー大手RWEが同国で展開する電力小売事業を国営化すると発表した。オルバン政権が進める公益事業の再国営化政策の一環で、電気料金の上昇抑制と送配電網の国有化が狙い。 政府は国営のハンガリ

ロスネフチ、サハリン島外でのLNGプラント建設を検討

ロシア石油最大手で国営のロスネフチは5月28日、サハリン南部に予定していた天然ガス液化プラント(LNGプラント)の建設地を島外に移すことを検討していると発表した。既存のガスパイプラインの利用が難しくなっていることが理由。

ガスプロムネフチ、人民元建てで石油を輸出

天然ガス世界最大手のガスプロムの石油子会社であるガスプロムネフチは5月29日、中国への石油輸出に関連し、今年初めから人民元建て決済を導入したと発表した。欧米諸国による制裁で米ドルやユーロの外貨調達が難しくなっていることに

生産者物価の下げ幅3カ月連続で縮小、4月1.5%に

ドイツ連邦統計局が21日発表した2015年4月の生産者物価指数は前年同月比1.5%減となり、21カ月連続で1年前の水準を下回った。これまでに引き続きエネルギー価格の下落が響いた格好。ただ、エネルギーの下落率は縮小傾向にあ

ヴィンタースハル―カタールのガス田開発断念―

BASFの石油・天然ガス採掘子会社ヴィンタースハル(カッセル)は20日、カタールでのガス田開発を断念すると発表した。プロジェクトの成功に不可欠な現地インフラの利用を認められなかったため、利権を同国に返還し、現地事務所を閉

シェルが新戦略、最安値スタンドとの価格差を2セントに抑制

石油大手のシェルは27日、ドイツのガソリンスタンドで販売する燃料の価格に上限を設けるサービスを開始した。各シェル系スタンドの周辺地域で最も安いスタンドとの価格差を最大2セントに抑制。顧客をつなぎ止める考えだ。 ドイツでは

EUと旧ソ連6カ国首脳会議が閉幕、関係強化の具体的進展なし

ラトビアの首都リガで開かれていたEUと旧ソ連6カ国による首脳会議は22日、2日間の日程を終え閉幕した。会議で採択された共同宣言では政治・経済的関係強化に向けたパートナーシップの枠組みの重要性などを再確認する一方、ウクライ

ハンガリーMOL、パキスタンで有望油田発見

ハンガリー石油・ガス大手MOLは19日、パキスタンの現地子会社MOLパキスタン・オイル・アンド・ガスが同国北西部で有望な油田を発見したとともに、同国中部にある鉱区の採掘権を獲得したと発表した。 油田が発見されたのはカイバ

EUと旧ソ連6カ国首脳会議が閉幕、関係強化の具体的進展なし

ラトビアの首都リガで開かれていたEUと旧ソ連6カ国による首脳会議は22日、2日間の日程を終え閉幕した。会議で採択された共同宣言では政治・経済的関係強化に向けたパートナーシップの枠組みの重要性などを再確認する一方、ウクライ

4月インフレ率、0.5%に上方修正

ドイツ連邦統計局は13日に発表した4月の消費者物価統計の詳細で、インフレ率を速報値から上方修正した。前年同月比の上げ幅を0.4%から0.5%に修正。前月比もマイナス0.1%からプラスマイナス0%に引き上げた。前年同月比の

ザルツギター―1-3月期最終黒字に転換―

独鉄鋼2位のザルツギターが13日発表した2015年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は3,270万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1,330万ユーロ)から大きく改善した。コスト削減プログラムが奏功。同社は「持続的

フックス・ペトロルブ

潤滑油大手の独フックス・ペトロルブは18日、独同業ドイチェ・ペントシンヴェルケを買収すると発表した。ドイチェ・ペントシンヴェルケは自動車産業向けの高品質・特殊製品を生産しており、フックスは買収により自動車向け事業を強化す

独化学生産高、第1四半期は前期比1.9%増に

独化学工業会(VCI)は13日、国内の第1四半期(1~3月)の業界生産高(製薬を含む)が前期比で1.9%増加したと発表した。世界経済の安定と欧州経済の回復が寄与したとしている。石油価格が下落したため出荷価格は平均2.7%

ガス発電所建設へ、エネルギー事業者とキール市が合意

独北部のキール市とエネルギー大手のMVVは15日、同市に熱電併給型のガス発電所を建設することで合意した。MVVは同計画に参加しない意向を表明していたが、熱電併給システムに対する助成の見通しがここにきて改善したため、方針を

セントリカ、ガスプロムとの調達契約拡大

英ガス会社ブリティッシュガスを傘下に収める公益大手セントリカは13日、ロシア国営ガス最大手ガスプロムの英子会社ガスプロム・マーケティング&トレーディングと結んでいるガス調達契約の調達量拡大と期間延長で合意したと発表した。

ロスネフチ、ブラジル開発権益を完全買収

ロスネフチは18日、ブラジル・アマゾン川流域ソリモンエス盆地における天然ガス開発権益の45%をペトロリオ(旧HRTパルチシパソンエス・エン・ペトロレオ)から買収し、出資比率を100%に引き上げたと発表した。今回の取引を足

アルストムの事業買収、8月21日までに可否判断

欧州委員会は12日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が仏アルストムの重電部門を買収する計画の審査期限を8月21日に設定したと発表した。両社から新たに提供された資料を含むすべての情報をもとに、審査期間を延長して買収の可否

マースク、1~3月期は減収増益

欧州海運・石油大手のAPモラー・マースク(デンマーク)が13日発表した2015年1~3月期(第1四半期)決算の基本利益は13億ドルとなり、前年同期から18%増加した。原油安で石油部門が不振で、売上高は10%減の12億ドル

コンチネンタル―売上予測引き上げ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は7日の決算発表で2015年12月期の売上高予測を上方修正した。ユーロ安と原料・石油安が追い風になっているためで、従来見通しの約385億ユーロから390億ユーロ以上に引き上げ

ヴィンタースハル―ノルウェー海で油田開発を申請―

独化学大手BASFの石油・天然ガス子会社ヴィンタースハル(カッセル)は5日、ノルウェー石油・エネルギー省に石油・ガス田の開発・操業計画(PDO)を提出した。同社はロシア、リビアへの依存度を下げるためにノルウェー事業を強化

「ターキッシュ・ストリーム」、16年末に稼働開始へ

ロシア国営ガス会社ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長は7日、訪問先のトルコで同国のユルドゥズ・エネルギー天然資源相と会談し、ロシアからトルコに天然ガスを供給する新パイプライン「ターキッシュ・ストリーム」の2016年12月

ポーランド鉱山機械大手、露石炭鉱山向けに機械納入

ポーランドの鉱山機械大手コペックスは先ごろ、ロシアの石炭鉱山向けに現地企業との間で3件の採掘機械の納入契約を締結したと発表した。契約総額は280万ユーロで、4-6月期中に履行を開始する。 コペックスは鉱山機械や採掘技術関

ハンガリーMOL、チェコのガソリンスタンド事業を強化

ハンガリーの石油大手MOLがチェコのガソリンスタンド事業を強化する。店舗数拡大やブランド整理を通じて販売力を強化し、ポーランドのPKNオルレンの子会社でチェコ1位のウニペトロルを追撃する。5日付のチェコ現地紙『ホスポダー

シーメンス―従業員4500人を追加削減―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は7日、従業員およそ4,500人を削減すると発表した。昨年10月と今年2月にもそれぞれ1,200人、7,800人の整理方針を打ち出しており、合わせて1万3,500人を削減することになる

「ターキッシュ・ストリーム」、16年末に稼働開始へ

ロシア国営ガス会社ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長は7日、訪問先のトルコで同国のユルドゥズ・エネルギー天然資源相と会談し、ロシアからトルコに天然ガスを供給する新パイプライン「ターキッシュ・ストリーム」の2016年12月

インフレ率3カ月連続で上昇、ユーロ圏もマイナス脱却

ドイツ連邦統計局が4月29日発表した2015年4月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比0.4%増となり、3カ月連続で1年前の水準を上回った。エネルギーは5.9%減となりこれまで同様、足を強く引っ張ったものの、気温が低か

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