環境

英国で初の商業規模のソーラー水素ステーションが稼働

英国初の商業規模で太陽光発電により電解した水素を供給する燃料電池車用水素燃料ステーションが10月30日、南西部スウィンドン郊外にあるホンダの工場で稼働を開始した。 この水素ステーションはホンダ、独産業ガス大手リンデ・グル […]

ルノー、仏郵政公社とエコモビリティー協力を強化

ルノーは10月31日、フランス郵政公社との間でエコモビリティー・ソリューションの分野で協力を拡大することに合意したと発表した。 フランス政府が2009年に低炭素車の普及に向けたプロジェクトを開始して以来、6万9,000台

石炭発電所の強制停止も、CO2削減目標達成に向け政府が検討

バーバラ・ヘンドリックス連邦環境相は3日、ドイツの二酸化炭素(CO2)排出削減目標を達成するには国内の石炭・褐炭発電能力を引き下げざるを得ないとの見方を示した。現状では削減目標を実現できないとみており、石炭・褐炭発電所の

バッテンフォール―独褐炭採掘・発電事業から撤退の方向―

スウェーデン国営エネルギー大手のバッテンフォール(ストックホルム)は10月30日、ドイツの褐炭採掘・発電事業からの撤退を検討することを明らかにした。同社はスウェーデンの政権交代を受けて二酸化炭素(CO2)の排出削減と再生

ソーラーワールド―米国生産能力を大幅拡大―

太陽電池大手の独ソーラーワールド(ボン)は10月30日、米西部のヒルズボロ(オレゴン州)にある工場の生産能力を大幅に引き上げると発表した。現地需要が拡大しているためで、太陽電池モジュールの生産能力を現在の380メガワット

ポーランドエネルギー業界、将来の設備投資を期待

ポーランドのカルピンスキ財務相は10月28日、先ごろ開かれた欧州連合(EU)首脳会議での合意により、国内電力各社の大型投資が可能になるとの考えを示した。EU加盟国は同首脳会議で、2030年までにCO2排出量を1990年比

欧州復興開発銀、アルバニア水力発電所の大型改修に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は10月30日、アルバニアのコマニ水力発電所の改修計画に1,270万ユーロを融資すると発表した。最新の安全基準に適合させ、電力の安定供給を維持するのが狙い。来年3月にも着工する予定だ。 同発電

EUの温効ガス排出、13年は1.8%減

欧州環境庁(EEA)が10月28日公表したレポートによると、EU域内における2013年の温室効果ガス排出量は前年比で1.8%減少した。基準年である1990年比では19.3%減となり、EUが公約している20年までに温室効果

EBRD、トルコのTSKB銀行に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)はトルコ産業開発銀行(TSKB)のエネルギー効率向上に関連した投資を支援するため、5,000億ユーロを融資する。これは「持続可能な資源イニシアティブ」(SRI)の枠組みで行われる同行に対する最

MAN―営業利益予測を下方修正―

フォルクスワーゲン(VW)の商用車子会社MAN(ミュンヘン)は28日の決算発表で、2014年12月期の営業利益予測を引き下げた。主力市場である欧州とブラジルの低迷を受けて業績が振るわないためで、前期実績(3億900万ユー

害虫の被害が増加、EUの農薬禁止措置で

アブラナ栽培農家がノミハムシなどの害虫による被害に苦しんでいる。昨年までは農薬散布で問題なく対処できたが、ミツバチ保護を目的に欧州連合(EU)がネオニコチノイド系農薬の使用を昨年12月から禁止したことで状況が大きく変化。

ポーランド新首相、欧州環境サミットで「勝利」宣言

ポーランドのコパチ新首相は24日、欧州環境サミットが「ポーランドの勝利」に終わったと話し、その成果に満足の意を表明した。電力需要の90%を石炭に頼る同国は以前から二酸化炭素(CO2)排出規制の強化に慎重で、コパチ首相も9

30年までに温室効果ガス40%削減、EUが中期目標を正式決定

EUは23、24日に開いた首脳会議で、2030年に向けた気候変動・エネルギー政策について協議し、同年までに温室効果ガス排出量を1990年比で40%削減するとの目標で合意した。他の国に先駆けて野心的な目標を掲げることで、京

ホーホティーフ

独建設大手のホーホティーフは16日、洋上風力発電パーク建設事業を提携先のベルギー企業DEMEに売却すると発表した。経営資源を絞り込む方針に沿った措置で、保有するすべてのジャッキアップ船、ポンツーンも含めてDEMEの独子会

再可エネ助成分担金、来年は初めて低下に

独連邦ネットワーク庁は15日、再生可能エネルギー電力向けの助成分担金が今年の1キロワット時(kWh)当たり6.24セントから来年は6.17セントに低下すると発表した。同分担金が低下するのは初めて。天候の関係で再可エネ発電

バッテンフォールが独に損賠請求、原発廃止で

スウェーデンの国営エネルギー会社バッテンフォールがドイツ政府を国際仲裁裁判所に提訴した。独ガブリエル経済相が連邦議会(下院)の経済委員会で行った発言として野党・左翼党が15日、明らかにしたもので、47億ユーロの支払いを請

世界初のLNG発電バージがハンブルク港に

液化天然ガス(LNG)発電設備を搭載したバージ(重い貨物を積んで港湾内を航行する平底の被けん引船)が18日、ハンブルク港に登場した。同タイプのバージは世界初。同港に停泊するアイーダ・クルージズ社の大型クルーズ船に電力を供

繊維労働者の状況改善へ、独メーカーなどが団体設立

労働者の人権や環境に配慮した繊維製品の実現に向けてドイツの衣料品メーカーや小売企業が16日、「持続可能な繊維のための連盟」という名の団体を立ち上げた。ゲルト・ミュラー連邦経済協力・開発相が発案したもので、途上国や新興国の

ハンガリー、代替燃料車の普及進まず

ハンガリーの独語紙『ブダペスター』が14日報じたところによると、ハンガリーを走る自動車の85%がガソリン車、15%がディーゼル車で、消費者は電気自動車(EV)などの代替燃料車に関心をほとんど持っていないことがわかった。デ

英政府、燃料電池車の普及支援策を発表

英国政府は9日、燃料電池車(FCV)の普及を支援するため、自動車業界と共同で総額1,100万ポンドを投資すると発表した。来年からFCVの市販が始まることを受け、来年末までに水素ステーションを最大15カ所設置するほか、公共

日産、「リーフ」の英国販売が好調

日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」の英国での販売が好調だ。英自動車工業会(SMMT)が発表した9月の販売台数は前年同月比156%増の851台となり、過去最高を更新した。9月の英国のEV販売台数は1,208台で、リー

米ウエスチングハウス、チェコ政府に原発計画への出資を提案

東芝の米国子会社であるウエスチングハウスが、チェコ政府に対して原発プロジェクトへの出資を提案した。資金調達が計画実施の障害の一つとなっていることに着目し、解決策を提示することで受注機会を拡大する狙い。ウエスチングハウスの

チェコの環境投資、99年以降で最高を記録

チェコ統計局がこのほど発表したところによると、2013年の環境保護関連投資は前年比で5%増加し271億コルナとなった。これは1999年以降の最高額で、社会主義体制下の86年と比べると10倍以上増加している。投資額の66%

アフリカからの送電プロジェクトに幕

北アフリカと中東にメガソーラーなどを設置し、電力を欧州に輸送するデザーテック計画の実行機関DIIは14日、今後は事業を会員企業向けのサービスに絞り込むことを明らかにした。これにより送電プロジェクトのとん挫が確定したことに

玩具大手レゴがシェルとの販促キャンペーンを中止へ

デンマークの玩具大手レゴが石油大手のシェルと共同で進めてきた販売促進キャンペーンを中止する。環境保護団体グリーンピースの批判を受けたため。レゴのヨルゲン・ビグ・クンドストルフ社長が現地紙『ポリティケン』に明らかにした。

30年までの気候変動政策、EU首脳会議で合意へ

EU加盟国は7日、イタリアのミラノでエネルギー・環境相理事会を開き、2030年に向けた気候変動・エネルギー政策の枠組みについて協議した。EUは今月23、24日に開く首脳会議で、30年を達成期限とする温室効果ガス削減などの

英の原発新設、欧州委が最終承認

欧州委員会は8日、仏電力最大手のフランス電力公社(EDF)が英政府の支援を受けてイングランド南西部のヒンクリー・ポイントに原子力発電所を新設する事業を最終承認したと発表した。欧州委は公的支援が過剰として難色を示していたが

Volvo Cars

スウェーデン乗用車車大手のボルボ・カーズ は6日、欧州製紙大手のストラエンソ(フィンランド)と協力し、ベルギー・ゲント工場の二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に削減する計画を発表した。同じゲント市内にあるストラエンソの製紙

ポーランド新首相が所信演説、石炭産業の活性化が柱に

ドナルド・トゥスク氏に代わってポーランド新首相に就任した「市民プラットフォーム(PO)」のエヴァ・コパチ氏(57)は30日に議会で行った所信表明演説で、欧州連合(EU)に対してポーランドの利益を積極的に擁護する姿勢を打ち

独自動車部品のKSPG、チェコ新工場が着工

独自動車部品メーカーのKSPGは、チェコ北西部ウースチー県ハバジョヴィツェで新工場の定礎式を行った。増産と生産効率化が狙い。当初100人体制で省エネエンジン向けピストンを年間80万個生産する。独語中東欧経済誌『ミッテル&

独での褐炭採掘拡大をバッテンフォールが中止か

スウェーデン国営エネルギー大手のバッテンフォールが独東部で計画している褐炭採掘事業の拡大を中止する公算が高まっている。3日に成立したスウェーデンの新政権が環境重視のエネルギー政策方針を打ち出し、中道右派の前政権が進めてき

EVなどの補給インフラ整備促進法案がEUで成立

環境負荷の少ないエネルギー源の補給インフラ整備を狙った欧州連合(EU)指令案が9月末、EU閣僚理事会で採択され、正式に成立した。これにより電気自動車(EV)の充電スタンドなど補給設備の規格がEU全域で統一され、加盟国は最

BASF―環境にやさしいコーティング剤で米社と提携交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は9月30日、米スマート・プラネット・テクノロジーズとの戦略提携に向けて協議していると発表した。提携交渉はスマート・プラネット・テクノロジーズが開発した環境にやさしい紙製包

RWE―本社ビルを売却―

エネルギー大手のRWEは2日、独エッセンにある本社ビルを米不動産ファンド、アメリカン・リアルティ・キャピタル・グローバル・トラスト(ARC)に売却したうえで借り受けること(リースバック)で合意したと発表した。取引金額は非

「蓄電設備は不可欠」=再可エネ研究促進企業

政府系の省エネ・再生可能エネ研究・促進企業であるDenaは7日、揚水発電などの蓄電設備は再生可能エネルギーの普及促進に向けてドイツが推し進める「エネルギー転換政策」に必要不可欠だとする提言を発表した。蓄電技術は同政策にと

BMW、新型EV充電装置を発売

独BMWは9月26日、新型の家庭用電気自動車(EV)充電装置「BMW i ウォールボックス・プロ」を発売したと発表した。従来機「ウォールボックス・ピュア」と比べて充電時間が短縮されているほか、操作の簡単さやスマートハウス

ボルボ、「V40クロスカントリー」に新型エンジン搭載

ボルボ・カーズは9月26日、「V40クロスカントリー」に力強く滑らかな走りと高い環境性能を実現した新世代パワートレイン「ドライブ-E」の2.0リッター4気筒直噴ターボ「T5」を搭載すると発表した。 ドライブ-EのT5エン

駐車や走行車線でEVなど優遇へ、政府が法案承認

ドイツ政府は9月24日の閣議でエレクトロモビリティ法(EmoG)案を承認した。環境にやさしい電気自動車(EV)や燃料電池車といった電気駆動車(Elektroauto)に優遇措置を認めることで、普及を促進する狙いだ。法案は

建機などの排ガス規制強化へ、欧州委が法案発表

欧州連合(EU)の欧州委員会は9月25日、建設機械などの非道路移動式機械(NRMM)の排ガス規制案を発表した。NRMMからの大気汚染物質排出が増加していることを受け、排出基準を厳格化するとともに規制の対象範囲を拡大する。

カーエアコン冷媒問題で欧州委が独に再警告

自動車大手の独ダイムラーが欧州連合(EU)の「カーエアコン指令」に反して高級車メルセデス・ベンツの一部モデルに引き続き旧冷媒「R134a」を使用し、独当局も容認している問題で、欧州委員会は9月25日、ドイツ政府に対して2

トルコ製電気自動車がお披露目ツアー

トルコで開発・製造された電気自動車「T-1」が9月22日、全国を巡回するツアーで目的地のひとつである中部のカイセリに到着した。同車は市内のメインストリートに展示され、市民らが見学に訪れた。 T-1は、イスタンブール大学の

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