金融

独ユニオン・インベストメント、プラハ商業センター買収

独ユニオン・インベストメントがプラハの大型ショッピングモール「パラディウム」を5億6,500万ユーロで買収することが9日明らかになった。これはチェコのビル不動産の取引額として過去最高だ。投資家はチェコの景気回復と堅実な財 […]

墺フォルクスバンケン、ルーマニア事業売却

オーストリア最大の協同組合銀行フォルクスバンケン(OVAG)は10日、ルーマニア子会社の株式持分を共同出資者である仏BPCA、独GZ銀行、独WGZ銀行とともに現地銀行トランシルバニアバンクに売却すると発表した。競争当局の

独経済が回復へ=Ifo予測

Ifo経済研究所は11日、ドイツの国内総生産(GDP)成長率が来年は実質1.5%になるとの予測を発表した。Ifoを含む有力経済研究所が10月に公表した共同作成の『秋季経済予測』では同1.2%としていたが、Ifoは景気の明

ブロカセフ―競合メディック買収―

ドイツの医薬品販売大手フェニックスとセレシオは9日、両社の蘭合弁会社ブロカセフ(Brocacef、マールセン)が現地競合メディク・アポテーケン・ネーデルランド(Mediq Apotheken Nederland)を投資会

G&D

特殊印刷大手の独ギーゼッケ・ウント・デブリエント(G&D)は11日、同社初の大規模な人員削減計画を発表した。主力の紙幣印刷分野で価格競争が激化し業績が悪化していることに対応。従業員(約1万2,000人)の8%に

ロシア中銀が大幅利上げ、ルーブル安を受け

ロシア連邦銀行は16日、主要政策金利である7日物入札レポ金利を6.5ポイント引き上げ、17%に設定した。大幅な利上げによりルーブル安を食い止め、インフレを抑制する狙い。これを受けてルーブルの為替相場は一旦上昇に転じたが、

ハンガリー銀行業界、政府主導で外資比率を低減

ハンガリー政府が銀行業界の外資比率低減に自ら動き出した。政府は4日、国内8位のブダペスト銀行の買収で親会社GEキャピタルと仮合意したと発表した。7月末に独バイエルン州立銀行から5位MKBバンクを買収したのに続き2度目とな

UBS銀、チェコの太陽光発電事業買収に意欲

スイスの金融大手UBSがチェコの太陽光発電事業会社ソーラー・グローバルの買収に動いている。チェコ紙『E15』がこのほど報じたところによると、UBSは同社の資産価値を10億コルナと評価しているもようだ。チェコに13の太陽光

キプロス政府、資本規制を追加緩和

キプロス政府はこのほど、金融危機対策として昨年から実施している資本規制の追加緩和を決めた。法人、個人による国外送金の上限と旅行者が国内から持ち出せる額を引き上げる。 法人が無許可で国外に送金できる額の上限は、1回あたり1

ロシア中銀が追加利上げ、通貨安・インフレ対策で

ロシア中央銀行は11日、主要政策金利である1週間物入札レポ金利を1ポイント引き上げ、10.5%とすることを決めた。利上げは2カ月ぶり。通貨ルーブル安に歯止めをかけるとともにインフレを抑制することが狙いだ。 ロシアではウク

ECBの長期資金供給、2回目も需要低調

欧州中央銀行(ECB)がユーロ圏のデフレ回避、景気対策として実施している新たな長期資金供給オペ(LTRO)の需要が低調だ。11日に行った2回目のオペでは306銀行が応札し、供給額は初回(9月)の826億ユーロから1,29

ロシア経済省、来年のマイナス成長を予測

ロシア経済省は2日、同国の2015年の国内総生産(GDP)が0.8%減に落ち込むとの見通しを示した。実現すれば、2009年以来初めてのマイナス成長となる。従来は1.2%増を見込んでいた。 ウクライナ情勢をめぐる欧米の対ロ

ポーランド中銀、政策金利据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は3日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは2カ月連続。消費者物価が下落しているものの、景気の底堅い回復を受けて新たな利下げは見送った。

ハンガリー政府、8位銀行をGEキャピタルから買収

ハンガリー政府は4日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の金融子会社GEキャピタルから国内8位銀行のブタペストバンクを買収することで基本合意したと発表した。買収額は非公表。来年6月末までの買収手続き完了を予定している。

輸出信用機関Exim、トルコ輸出入銀行と特別融資枠設定

ハンガリー輸出入銀行とハンガリー輸出信用保険会社(MEHIB)からなる輸出信用機関Eximは、トルコに輸出するハンガリー企業向けにトルコ輸出入銀行と共同で5,000万ユーロ規模の特別融資枠を設定する。ハンガリー商工会議所

ECBが「来年初め」にも量的緩和実施、ドラギ総裁が表明

欧州中央銀行(ECB)は5日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏18カ国に適用される最重要政策金利を過去最低となる現行の0.05%に据え置くことを決めた。金利据え置きは3カ月連続。一方、ドラギ総裁は理事会後の記者会見で、ユ

独・仏政府、欧州委の大型投資計画を支持

ドイツとフランス政府は2日、ベルリン財務、経済相会談を行い、欧州委員会が発表した3,000億ユーロ規模の投資計画を支持することで合意した。景気浮揚策として同計画に期待するフランスが、ドイツの同意を取り付けた格好となる。

スイスの移民規制強化など、住民投票で否決

スイスで11月30日、移民規制強化と外国人富裕層への課税強化、スイス国立銀行(中銀)に金準備の拡大を義務づける可否をめぐる住民投票が行われ、すべて否決された。仮に可決されればスイス経済に悪影響をもたらす懸念があったため、

保険会社ストレステスト、不合格は8%

欧州保険年金監督機構(EIOPA)はこのほど、欧州の保険会社を対象としたストレステスト(健全性審査)の結果を発表した。保険債務の準備金となる所要最小資本(MCR)が不足と判定されたのは全体の8%と低水準にとどまったが、よ

課税逃れ防止の法案策定、独仏伊が欧州委に要請

EU内で低税率を武器に企業誘致を推進してきたルクセンブルクなどの課税措置に対する批判が高まる中、ドイツ、フランス、イタリアの財務相が1日までに欧州委員会に共同で書簡を送り、多国籍企業による課税逃れを防止するため新たな法案

S&Pがイタリアを格下げ、投資適格級の最低水準に

米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、イタリアの長期国債の格付けを「BBB」から1段階引き下げ、投資適格級の最低水準となる「BBBマイナス」にしたと発表した。景気見通しの悪化を受けたもの

ハンガリー政府、8位銀行をGEキャピタルから買収

ハンガリー政府は4日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の金融子会社GEキャピタルから国内8位銀行のブタペストバンクを買収することで基本合意したと発表した。買収額は非公表。来年6月末までの買収手続き完了を予定している。

ポーランド中銀、政策金利据え置き

ポーランド中央銀行の国立銀行(NBP)は3日の金融政策理事会で、政策金利を史上最低水準の2%に据え置くことを決定した。据え置きは2カ月連続。消費者物価が下落しているものの、景気の底堅い回復を受けて新たな利下げは見送った。

HSBC(銀行)―独M&A事業拠点をデュッセルドルフに移管―

英大手銀行HSBCがドイツのM&A(合併・買収)仲介事業拠点を金融都市フランクフルトから、独法人(HSBCトリンカウス)の所在地であるデュッセルドルフに移管した。広報担当者などへの取材をもとに『フランクフルター

貴金属バイヤーがBASFなど提訴、プラチナ価格操作と批判

プラチナとパラジウムの指標価格を化学大手の独BASFと金融大手ゴールドマン・サックス、HSBC、スタンダード・バンクが不当に操作していたとして、米貴金属バイヤーのモダン・セッティングスは11月25日、4社をニューヨークの

ポーランド経済の回復継続、Q3成長率は3.3%

ポーランド中央統計局(GUS)は11月28日、2014年第3四半期の国内総生産(GDP)の年間成長率が3.3%だったとする推定値を改めて確認した。前月比では0.9%(季節調整値)。一方、市場関係者は景気回復の継続で、新た

移民の大幅制限求める住民投票などが否決に=スイス

移民流入の規制強化と外国人富裕層への課税強化、およびスイス国立銀行(中銀)に金準備の拡大を義務づけることを求める計3つの住民投票が11月30日、スイスで行われ、すべて否決された。仮に可決されればスイス経済に悪影響をもたら

ハンガリーの新1万フォリント紙幣、1日に流通開始

ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は11月26日、新1万フォリント(約32.6ユーロ)紙幣の流通を12月1日から開始すると発表した。当面は旧紙幣と併用する。現金自動預払機(ATM)の新紙幣への対応は現在調整中としてい

チェコ貿易保険機構、ロシアの債務再編を示唆

チェコの貿易保険機構(EGAP)がロシアの債務100億コルナの再編を視野に入れていることが明らかになった。11月24日のチェコ紙『リドヴェ・ノヴィニ』がEGAPの広報担当者の話として報じた。 ロシアでは欧米の制裁や原油価

ルーブル最安値を更新、原油価格下落を背景に

ロシア通貨ルーブルの下落傾向が続いている。1日の対米ドル為替相場は53.95ルーブル、対ユーロでは67.3ルーブルと過去最低を記録した。その後、相場は安定する方向で、市場関係者は中央銀行が小規模介入を実施したと推測してい

ズベルバンク、1-9月期は10%減益

ロシア銀行最大手の国営ズベルバンクが11月26日発表した2014年1-9月期決算の純利益は2,413億ルーブル(約38億6,000万ユーロ)となり、前年同期から10.1%減少した。7~9月期に景気悪化を受けて貸倒引当金が

欧州委が仏・伊の予算案を問題視、制裁発動は見送り

欧州委員会は11月28日、ユーロ参加国の2015年予算案の最終審査結果を公表し、7カ国が「EUの財政規律に違反する恐れがある」との判断を示した。うちフランス、イタリア、ベルギーで大きな問題があると指摘したが、制裁発動は見

OECDがユーロ圏の低成長懸念、財政規律の緩和促す

経済協力開発機構(OECD)は11月25日に公表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の景気回復がもたついていることについて、世界経済の成長の「大きなリスクになっている」と懸念を示し、EUが財政規律を柔軟に運用することなど

サンタンデール銀、経営陣を刷新

時価総額でユーロ圏最大の銀行であるスペインのバンコ・サンタンデールは11月25日、経営陣の刷新を発表した。28年間にわたって同行の経営を率いてきた前会長が急死し、娘のアナ・ボティン氏(54)が新会長に就任したことに伴うも

ハンガリーの新1万フォリント紙幣、1日に流通開始

ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は11月26日、新1万フォリント(約32.6ユーロ)紙幣の流通を12月1日から開始すると発表した。当面は旧紙幣と併用する。現金自動預払機(ATM)の新紙幣への対応は現在調整中としてい

ズベルバンク、1~9月期は10%減益

ロシア銀行最大手の国営ズベルバンクが11月26日発表した2014年1~9月期決算の純利益は2,413億ルーブル(約38億6,000万ユーロ)となり、前年同期から10.1%減少した。7~9月期に景気悪化を受けて貸倒引当金が

露VTB、Q3大幅減益、追加支援を要請

ロシア2位銀行の政府系VTBバンクが20日発表した2014年7-9月期決算は、純利益が前年同期比98%減の4億ルーブルとなり、上半期の82%減に続く大幅減益となった。1-9月期ベースの純利益は前年同期比88.3%減の54

オペル―5億ユーロ強を投資、新エンジンなどに―

自動車大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)が欧州子会社オペルに新規投資を実施する。新しいエンジン、駆動装置の製造に向けた措置で、独リュッセルスハイムのオペル本社工場と独カイザースラオターン工場、ポーランドのティヒ工場に総

アリアンツ―再可エネ投資を大幅拡大―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が再生可能エネルギー向けの投資を大幅に拡大する。低金利を受けて国債などに替わる投資先の拡充が重要になっているためだ。投資子会社アリアンツ・キャピタル・パートナーズ(ACP)のデビッド・

大手企業などにマイナス金利、コメ銀が導入へ

独2位銀行のコメルツ銀行が顧客預金にマイナス金利を適用する考えだ。同行への問い合わせなどをもとに『ウォール・ストリート・ジャーナル』が19日付の独オンライン版で報じたもので、大口預金を持つ大手企業、機関投資家から手数料の

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