欧州中銀、量的緩和を予定通り継続=ドラギ総裁
欧州中央銀行(ECB)は15日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏に適用される最重要政策金利を過去最低となる現行の0.05%に据え置くことを決めた。金利据え置きは6カ月連続。一方、ドラギ総裁は記者会見で、ユーロ参加国の国債 […]
欧州中央銀行(ECB)は15日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏に適用される最重要政策金利を過去最低となる現行の0.05%に据え置くことを決めた。金利据え置きは6カ月連続。一方、ドラギ総裁は記者会見で、ユーロ参加国の国債 […]
国際通貨基金(IMF)は14日発表した最新の「世界経済見通し」で、ユーロ圏の予想成長率を引き上げた。年内実施が確実視される米国の利上げでユーロ安・ドル高が進み、景気を押し上げると見込んでいるためで、15年の成長率を1.5
会計監査法人のアーンスト&ヤング(E&Y)が13日発表した『独バイオテクノロジー・レポート』最新版によると、バイオ業界の2014年の研究開発(R&D)投資額は前年比4%増の8億300万ユーロとなり、数
ロシア政府は低迷する自動車販売の下支えを目的とした助成措置を1日から開始した。所管する連邦産業貿易省によると、同措置は自動車ローンの金利補助と、自動車リース契約時の前払い金に対する補助制度の2本立てで、連邦予算から支出さ
スロベニアの不良債権管理会社DUTBは先月末、米投資銀行バンクオブアメリカ・メリルリンチと総額1億2,300万ユーロの不良債権の売却契約を交わしたと発表した。売却価格は公表していない。 不良債権の債務者は、投資会社プロテ
ルーマニア中央銀行の国立銀行(BNR)は1日、主要政策金利を2.25%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の2%とした。原油価格の下落によりインフレ率が低下していることを受けた措置。BNRでは物価の動向や今後の見通しを
トルコ産業開発銀行(TSKB)は先月末、日本の国際協力銀行(JBIC)と総額1億5,000万米ドルの与信枠契約を交わしたと発表した。融資期間は12年で、トルコ財務省が保証する予定だ。TSKBは再生可能エネルギー促進とエネ
カナダの電機大手ボンバルディアが鉄道車両・設備部門ボンバルディア・トランスポーテーション(独ベルリン)を放出するとの観測が浮上している。ロイター通信が関係者6人の情報として10日報じたもので、売却、新規株式公開(IPO)
ドイツのパン製造・販売会社カンプス(シュバルムタール)は1日、親会社である独投資会社ECMが同社をフランスのベーカリー、レストランチェーン運営会社ル・デュフ・グループに売却することで合意したと発表した。ル・デュフは今回の
EUのギリシャに対する金融支援延長の条件となる同国の財政改革をめぐる協議が引き続き難航している。ギリシャ政府は詳細な改革案を提示したが、EU側との溝は埋まっておらず、24日のユーロ圏財務相会合での合意を目指して修正案をま
欧州中央銀行(ECB)は7日、量的金融緩和を開始してから約1カ月間で買い入れたユーロ圏諸国の国債が総額525億2,000万ユーロに達したことを明らかにした。買い取り額は計画通りの規模となる。 ECBはデフレ回避策として3
欧州委員会は7日、ギリシャ、イタリア、ポルトガル、スペインの4カ国が、銀行の繰延税金資産に対する保証を与えていることが違法な国家補助に当たるかどうか調査することを検討していることを明らかにした。 繰延税金資産は税効果会計
キプロス政府は6日、金融危機対策として2年前から実施してきた資本規制を全面解除した。危機が沈静化し、銀行の取り付け騒ぎが生じる懸念がなくなったと判断したもので、規制解除後も金融システムは正常を保っている。 キプロスは20
米司法省は3月30日、スイスのプライベートバンク大手BSIが米国人顧客の脱税をほう助したことを認め、2億1,100万ドルの罰金を支払うことに同意したと発表した。スイスの銀行を対象とする和解手続き適用の第1号となる。 米司
ロシア政府は低迷する自動車販売の下支えを目的とした助成措置を1日から開始した。所管する連邦産業貿易省によると、同措置は自動車ローンの金利補助と、自動車リース契約時の前払い金に対する補助制度の2本立てで、連邦予算から支出さ
ルーマニア中央銀行の国立銀行(BNR)は1日、主要政策金利を2.25%から0.25ポイント引き下げ、過去最低の2%とした。原油価格の下落によりインフレ率が低下していることを受けた措置。BNRでは物価の動向や今後の見通しを
ウクライナのヤレシコ財務相は3月24日、財政再建に向けた債務再編について、債権者に4年間かけて総額153億米ドルの債権放棄を求める考えを明らかにした。深刻な経済危機に陥っている同国にとり、債務再編は国際通貨基金(IMF)
ポルトガル商業銀行(BCP)は3月26日、ポーランド子会社であるバンク・ミレニアムの株式15.4%を12億4,000万ズロチ(3億400万ユーロ)で売却し、出資比率を50.5%に縮小した。資本力の強化が目的で、これにより
ハンガリー中央銀行の国立銀行(MNB)は3月24日、主要政策金利の2週間物預金金利を0.15ポイント引き下げ、1.95%に設定した。利下げは昨年7月以来8カ月ぶり。デフレ懸念の高まりで、15年末まで金利を維持するという既
チェコ中央銀行は3月26日、主要政策金利である2週間物レポ金利を0.05%で据え置くと発表した。また、割引率(下限金利)とロンバート金利(上限金利)もそれぞれ0.05%、0.25%で維持する。さらに、為替相場を基準とした
スロベニア第2位の金融機関である新マリボル信用銀行(NKBM)の民営化で、政府と米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントの交渉が最終盤に入っているもようだ。ロイター通信が3月27日、関係筋の情報として伝えたもので、2~
欧州復興開発銀行(EBRD)はこのほど、同行が出資するプライベートエクイティファンドのミッド・ヨーロッパ・パートナーズ(MEP)が、セルビアのダニューブ食品グループ(DFG)を落札したと発表した。DFGは乳製品のイムレク
政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は3月26日に発表した春季経済予測で、2015年の独国内総生産(GDP)成長率予測を大幅に上方修正した。14年第4四半期の成長率が予想外に高かったほか、ユーロ安と石油価格の大幅下
ロシア銀行最大手の国営ズベルバンクが3月26日発表した2014年12月通期決算の純利益は2,903億ルーブル(約46億ユーロ)となり、前年同期から19.8%減少した。景気悪化を受けて貸倒引当金が大きく膨らんだことに加え、
Ifo経済研究所が3月25日発表した同月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月の106.8から107.9へと1.1ポイント上昇し、14年7月以来の高水準に達した。改善は5カ月連続。石油安とユーロ安が追い風とな
市場調査大手GfKが3月26日発表したドイツ消費者景況感指数の4月向け予測値は3月の確定値(9.7)を0.3ポイント上回る10.0となり、2001年10月以来の高水準を記録した。改善は14年11月から6カ月連続。同指数を
電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は3月31日、照明事業の一部を投資会社ゴー・スケール・キャピタルに売却することで合意したと発表した。売却手続きは独禁当局の審査を経て第3四半期に終了する見通し。フィリップスは経営
産業向けプラント建設事業者の独フェロシュタールは3月27日、デンマークの大型設備メーカー、ハルダー・トプソーと共同で合弁会社を設立したと発表した。両社の強みを持ち寄って石油化学、製油、環境プラントの分野で計画から開発、資
スイスのプライベートバンク、フォントーベル(チューリヒ)は3月25日、英国の資産管理会社トゥエンティフォー・アセット・マネジメントの資本60%を取得し傘下に収めると発表した。同国でのプレゼンスを強化する狙い。取引金額は明
世界最大の免税店運営会社であるスイスのデューフライ(バーゼル)は3月28日、イタリアの同業ワールド・デューティ・フリー(WDF)を買収すると発表した。デューフライはスイス同業ニュアンス・グループの買収計画を昨年6月に発表
ドイツの銀行業界が電子決算サービスを共同で立ち上げる見通しだ。これまでは貯蓄銀行グループが参加を見合わせていたが、現在参加の方向で最終調整を進めており、年末にサービスを開始する。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙などが
米国の億万長者で投資家のジョージ・ソロス氏はオーストリア日刊紙『スタンダード』(30日付)のインタービュー記事で、ウクライナに10億米ドル(9億2,100万ユーロ)を投資する意向を表明した。経済再建に貢献することで、ロシ
英大手銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)は27日、プライベートバンキング(PB)子会社クーツの国際部門であるクーツ・インターナショナルをスイス同業ユニオン・バンケール・プリベ(UBP)に売却することで合
ロシア銀行最大手の国営ズベルバンクが26日発表した2014年12月通期決算の純利益は2,903億ルーブル(約46億ユーロ)となり、前年同期から19.8%減少した。景気悪化を受けて貸倒引当金が大きく膨らんだことに加え、欧米
米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は18日、ロシア事業を大幅に縮小すると発表した。欧米の対ロ制裁を受けて現地通貨ルーブルの価値が急落し、自動車の需要が大きく落ち込んでいるためで、サンクトペテルブルク工場の操業を停
米格付け大手のスタンダード&プアーズ(S&P)は20日、ハンガリーの長期信用格付けを「BB」から「BBプラス」へ一段階引き上げた。見通しは「安定的」。2012年末に「BB」へ引き下げて以来、初めての格上げとなっ
チェコ財務省は17日、中国建設銀行(CCB)がチェコに進出し、プラハ支店を開設する計画であることを明らかにした。両国間の取引拡大を支援する狙い。 中国資本による対チェコ投資や、チェコ企業の対中国輸出を促進する。チェコ顧客
トルコ中央銀行は17日、主要政策金利である7日物レポ金利を7.5%に据え置くと発表した。翌日物貸出金利(上限金利)と翌日物借入金利(下限金利)もそれぞれ10.75%、7.25%で維持する。 2月のインフレ率は前月比で0.
ギリシャのチプラス首相は23日から24日にかけてドイツを訪問した。欧州連合(EU)のギリシャ向け金融支援をめぐり両国関係が悪化したことを受けて、ドイツのメルケル首相が招待。チプラス首相の就任後、初の訪独が実現した。両首相
ドイツ連邦統計局は18日、同国の欧州連合(EU)域外向け輸出に占めるユーロ建て取引の割合(金額ベース)が昨年は61.8%となり、前年の64.3%から2.5ポイント低下したと発表した。下落は3年連続で、11年の比率は67.
自動車大手の米ゼネラル・モーターズ(GM)は18日、ロシア事業の大幅縮小方針を発表した。欧米の対ロ制裁を受けて現地通貨ルーブルの価値が急落し、自動車需要も大きく後退しているため。同国市場の回復が長期的に期待できないと判断
ドイツ銀行が子会社ポストバンク(フランクフルト)を含むリテール事業の分離・上場を検討している。資産を圧縮することで今後厳しくなる銀行の自己資本規定に対応する狙い。同行は計3つのシナリオを検討しているものの、リテール事業の
自動車大手のダイムラーは22日、中国の提携先である北京汽車(BAIC)との協力関係を自動車金融分野にも拡大すると発表した。融資、リースなどの金融サービスが同国販売で重要性を増すと判断したためで、BAICの乗用車子会社BA
独連邦銀行(中銀)は19日、国内消費者の支払いに関する調査結果を発表した。それによると、決済(家賃など定期的な支払を除く)の方法として昨年、最も多かったのは現金で、件数ベースのシェアは79.1%に達した。11年の前回調査
欧州連合(EU)は19日、ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナで停戦合意が履行されるまで、ロシアに対する経済制裁を継続することで合意した。7月末に期限が切れる制裁の延長については意見が分かれたため、次回6月の首脳会議
中国主導で設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に、EU主要国が相次いで参加を表明した。今月12日に英国が主要7カ国(G7)で初めて参加を表明したのに続き、17日にはドイツ、フランス、イタリアが参加の意向を確認した。