企業情報

ルフトハンザ―配当見送り方針―

独ルフトハンザ航空(フランクフルト)は20日、2014年12月期の配当を見送る方針を明らかにした。独商法典(HGB)ベースの損益が巨額の赤字に転落したためで、取締役会は配当断念を提案するよう監査役会に要請した。 HGBベ […]

アアレアル―旧ヴェストLBの不動産金融子会社買収―

独不動産金融大手のアアレアル・バンク(ヴィースバーデン)は22日、旧ヴェストLB(ノルトライン・ヴェストファーレン州立銀行)の子会社で現在はヴェストLBの資産受け皿機関、EAA(エルステ・アップヴィックルングスアンシュタ

ロバート・ボッシュ―IoT用ソフト会社買収―

自動車部品大手の独ロバート・ボッシュ(シュツットガルト)は16日、IT子会社ボッシュ・ソフトウエア・イノベーションズが通信用ソフトウエアを開発する独プロシスト(ProSyst)を買収することで合意したと発表した。IoT(

マーレ―デルファイの熱システム部門買収―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は19日、米競合デルファイ・オートモティブの熱システム部門を買収すると発表した。自社の当該事業を強化する狙いで、デルファイの同部門が中国で展開する合弁会社の取得も目指す。取引金

フォルクスワーゲン―タイ工場設置を当局許可―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)がタイで申請していた乗用車工場の建設計画を現地当局が承認した。タイ高官の発言として独経済誌『ヴィルツシャフトボッヘ』が21日報じ、同社が追認したもので、VW取締役

サンライズ・メディカル―投資会社が売却か―

車椅子メーカーの独サンライズ・メディカルを投資会社エキストンが売却するもようだ。消息筋の情報として18日付『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が報じたもので、すでに売却候補先の模索を投資銀行マッコーリーに委託し

クロップエネルギーズ―英工場の生産を一時停止―

独砂糖大手ジュドツッカーのバイオ燃料子会社クロップエネルギーズ(マンハイム)は18日、英国南部のウィルトンにある工場の操業を当面、見合わせると発表した。石油価格の急落を受けてバイオ燃料価格が大きく低下し、採算が取れなくな

BASF―米国にアンモニア工場設置、ヤラと共同で―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、ノルウェーの窒素肥料大手ヤラ・インターナショナルと共同で米国にアンモニア工場を建設すると発表した。原料コストが低いため、同地に白羽の矢を立てた。 メキシコ湾岸のフ

エルリングクリンガー―米競合を買収―

自動車部品大手の独エルリングクリンガー(デッティンゲン・アン・デア・エムス)は13日、米競合M&Wマニュファクチュアリングの全資本を12日付で取得したと発表した。M&Wを1日にさかのぼって子会社化し、

クーカ(機械)―過去最高の営業益に―

機械大手の独クーカ(アウグスブルク)が11日発表した2014年12月期暫定決算の営業利益(EBIT)は前期比17.9%増の1億4,200万ユーロとなり、過去最高を更新した。自動車、航空産業を中心にロボット、オートメーショ

シーメンス―ドレッサー・ランド買収を欧州委が本格調査―

欧州連合(EU)の欧州委員会は13日、独電機大手シーメンスによる米タービン、コンプレッサー大手ドレッサー・ランド買収計画について、競争法の観点から本格的な調査を開始したと発表した。両社の統合によってターボコンプレッサーお

カネカ―独バイオテックと提携、生分解性樹脂開発で―

カネカは17日、化学メーカーの独バイオテックと包括提携することで合意したと発表した。カネカの生分解性ポリマー「アオニレックス」をバイオテックに供給。新たな樹脂、商品開発を両社が共同で進める。欧州市場の開拓が主な狙いで、カ

エーオン―商船三井と用船契約、米国からLNG輸送へ―

エネルギー大手の独エーオン(デュッセルドルフ)は12日、商船三井と用船契約を締結したと発表した。液化天然ガス(LNG)事業の強化戦略の一環。エーオンは米パイプライン運営会社ゴルフ・サウス・パイプラインとの間で天然ガスの輸

ダクサー―組織再編、持ち株会社に―

物流大手の独ダクサー(ケンプテン)は16日、組織再編計画を発表した。税負担を軽減するほか、国際的な事業の拡大に対応しやすい体制を構築することが狙いで、持ち株会社化する。 ダクサーをドイツ法に基づく有限合資会社(Dachs

ツァランド―初の通期黒字を計上―

通販大手の独ツァランド(ベルリン)が12日発表した2014年12月期暫定決算の営業損益(EBITベース、調整済み)は8,200万ユーロの黒字となり、前期の赤字(1億900万ユーロ)から大幅に改善した。通期決算での利益計上

シュプリンガー―不動産ポータル子会社が競合と合併―

独メディア大手のアクセル・シュプリンガー(ベルリン)は11日、傘下の不動産ポータル運営会社イモネットが競合イモヴェルトと合併すると発表した。イモネットとイモヴェルトは独市場でこれまで2位争いを繰り広げてきた間柄。合併によ

ドイチェ・ヴォーネン―競合にTOB―

独不動産大手のドイチェ・ヴォーネン(フランクフルト)は15日、墺競合コンヴェルト・イモビリエン・インベストに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。両社はドイツの大都市圏を中心に住宅不動産を保有・運営しており、ド

コメルツ銀行―大幅増益に、復配は見合わせ―

独銀大手コメルツ銀行(フランクフルト)が12日発表した2014年12月期の営業利益は前期比40%増の10億2,200万ユーロと大幅に拡大した。貸倒引当金が前期の17億4,700万ユーロから11億4,400万ユーロへと減少

フォルクスワーゲン―グループ販売台数、1月は微増に―

欧州自動車最大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が13日発表した2015年1月のグループ販売台数は前年同月比0.7%増の81万7,600台と小幅な伸びにとどまった。商用車のほか、主力のVWブランド乗用車が不

ドイツテレコム―オレンジとの英合弁をBTに売却―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は5日、仏オレンジと折半出資で運営する英移動通信サービス合弁EEを英固定網通信大手のBTグループに売却することで合意したと発表した。取引が成立するとBTは固定網と移動通信サービスを一手

ロケット・インターネット―フードデリバリー事業強化―

出資対象をネットビジネス分野のスタートアップ企業に絞った独投資会社ロケット・インターネット(ベルリン)は6日、オンライン・フードデリバリー事業の強化方針を明らかにした。世界の市場規模が3,240億ユーロと大きく今後の成長

メトロ―ロシア通貨安が打撃―

流通大手の独メトロ(デュッセルドルフ)が10日発表した2014年10-12月期(第1四半期)の営業利益(EBIT、特殊要因を除く)は10億2,400万ユーロとなり、前年同期比で4.6%減少した。ロシア通貨ルーブルの交換レ

ミュンヘン再保険―14年は減益に―

再保険世界最大手の独ミュンヘン再保険が5日発表した2014年12月期の最終利益は32億ユーロとなり、前期の33億ユーロから3%減少した。元受子会社エルゴの組織再編に伴い約4億5,000万ユーロの減損損失を計上ことが響いた

ダイムラー―14年営業利益が27%拡大―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は5日、2014年12月期決算の継続事業ベースの営業利益(EBIT)が101億4,600万ユーロとなり、前期比で27%増加したと発表した。主力の乗用車部門メルセデス・ベンツ・カ

ランクセス―ゴム分野で合弁交渉―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は9日、主力の合成ゴム事業分野で合弁化に向けた交渉を進めている事実を明らかにした。合成ゴム市場では業界の過剰生産能力と価格下落を受けて競争が激化。同社は業績改善に向けて組織再編に取り組んで

シーメンス―管理部門を中心に7800人削減へ―

電機大手の独シーメンスは6日、人員削減計画を発表した。昨年打ち出した組織再編計画「ヴィジョン2020」に伴う措置で、管理部門を中心に従業員7,800人を整理する。ロイター通信が社内情報として報じたところによると、人員削減

ABB―14年営業益11%減に―

スイスの重電大手ABB(チューリヒ)が5日発表した2014年12月期の営業利益(EBITDA)は54億米ドルとなり、前期比で11%減少した。受注残高が少なかったほか、送配電網、発電設備などを手がけるパワーシステム部門の不

フェストアルピーネ―対米投資を強化―

オーストリアの鉄鋼大手フェストアルピーネ(リンツ)は米国投資を拡大する意向だ。エネルギー、物流コストが欧州に比べて大幅に低いためで、特にステンレス鋼事業を強化。買収も視野に入れている。ヴォルフガング・エーダー社長が3日、

松風―独メルツの歯科材料子会社買収―

松風は6日、独製薬大手メルツの歯科材料子会社メルツ・デンタルを完全買収することで合意したと発表した。経営のグローバル化に向けた取り組みの一環。取得価格はアドバイザリー費用なども含めて1,645万4,000ユーロ(22億2

シンジェンタ―純利益が減少―

スイスの農薬大手シンジェンタ(バーゼル)が4日発表した2014年12月期決算の営業利益(EBITDA)は前期比1%増の29億2,600万米ドルと小幅な伸びにとどまった。北米の異常気象と収益力の弱い事業からの撤退コストが響

フレゼニウス―輸血用品事業の部分売却を検討―

総合医療大手の独フレゼニウス(バート・ホームブルク)が輸血用品事業の部分売却を検討している。同社への取材をもとに10日付『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、傘下企業フェンオールの仏ラ・シャトル工場を放出す

シュターダ―エボラの迅速診断キット、3月発売へ―

医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)は9日、エボラ出血熱用の迅速診断キットを3月から販売すると発表した。同キッドは免疫迅速診断製品の開発・製造に特化した独セノバ(Senova)の製品。シュターダは1セットを3.

マーレ―米デルファイの熱システム部門買収か―

独自動車部品4位メーカーのマーレ(シュツットガルト)が米競合デルファイ・オートモティブの熱システム部門買収を狙っているもようだ。空調システム事業を拡大して、競合に後れを取っている電子部品系の事業を強化する意向だ。経済紙『

アウディ―2020年までに販売200万台へ―

高級車大手のアウディ(インゴルシュタット)は2020年までに販売台数を200万台以上に拡大する意向だ。ルーパート・シュタートラー社長が1月30日ロイター通信に明らかにした。同社はこのところ年10%以上のスピードで販売を伸

インフィニオン―業績見通し引き上げ―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は1月29日の決算発表で、2015年9月通期の業績見通しを上方修正した。ユーロ安ドル高が進んだためで、売上成長率を従来予測の約8%から「約12%プラスマイナス2%」への変更。売上

インテル―独同業ランティクを買収―

半導体世界最大手の米インテルは2日、独同業ランティク(Lantiq)を米投資会社ゴールデン・ゲート・キャピタルから買収することで合意したと発表した。スマートホーム分野で事業を強化する狙い。取引金額は公表していない。買収手

ソーラーワールド―業績回復、EBITDAが黒字に―

太陽電池大手の独ソーラーワールドが2日発表した2014年暫定決算の利払い・税・償却前利益(EBITDA)は1億900万ユーロの黒字となり、前年の赤字(1億4,700万ユーロ)から大幅に改善した。販売が好調だったほか、自動

フォイト―人員削減へ、産業サービス部門は放出―

独機械大手フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)のフベルト・リーンハルト社長は2日、経営不振の製紙機械部門を中心に人員削減を行うことを明らかにした。従業員の半数が所属する産業サービス部門も売却する考えで、同社の

アルノ―コスト削減へ―

キッチン家具製造の独アルノは2日、収益力強化に向けた計画を発表した。ドイツでの生産体制を柔軟化するほか、国内管理事業の集権化とブランド・製品の整理を実施。事業コストを削減する意向だ。 同社はドイツに計4工場を持つ。それぞ

ランクセス―14年営業益が予想上回る―

経営再建中の独化学大手ランクセス(ケルン)は1月28日、2014年の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)が前年の7億3,500万ユーロから10%増えて約8億800万ユーロ(暫定値)に拡大したと発表した。石油価格の急落

ロシュ―14年純利益16%減に―

スイスの製薬大手ロシュ(バーゼル)が1月28日発表した2014年12月期決算の純利益は93億5,300万スイスフランとなり、前期比で16%減少した。長期債務の借り換えや、評価損・リストラ費用の計上が響いた。売上高は1%増

ドイツ銀行―10-12月期黒字転換―

独最大手銀行のドイツ銀行(フランクフルト)が1月29日発表した2014年10-12月期(第4四半期)の純損益は4億4,100万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(13億6,500万ユーロ)から大幅に改善した。投資銀行部門

DMG森精機―提携先の独大手買収へ―

工作機械大手のDMG森精機(以下、森精機)は21日(ドイツ時間)、資本・業務提携先の独DMG Mori Seiki(旧ギルデマイスター)に対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。DMG Mori Seikiの議決

ハンファ―独での太陽電池生産を中止へ―

韓国のハンファグループは21日、独太陽電池子会社ハンファQセルズがドイツ国内での生産を3月1日付で中止すると発表した。価格競争が厳しさを増しているためで、同事業を主に、生産コストの低いマレーシアに移管。独従業員を550人

シーメンス―10-12月期減益に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が27日発表した2014年10-12月期(第1四半期)の税引き後利益は10億9,500万ユーロとなり、前年同期比で25%減少した。製造部門が減益となったほか、金利などの要因も利益を押し

スズロン―独子会社センヴィオン売却―

風力発電大手の印スズロンは22日、独子会社センヴィオン(旧リパワー・システムズ)の全株式を米投資会社センターブリッジに売却すると発表した。取引金額は10億ユーロで、センヴィオンの業績が好調に推移すれば5,000万ユーロが

ショット―大幅増益に、スイスフラン急騰で対策検討へ―

特殊ガラス大手の独ショット(マインツ)が22日発表した2014年9月通期決算の営業利益(EBIT)は1億3,500万ユーロとなり、前期比で83%増加した。医薬品包装材部門と耐熱セラッミックガラスなどを手がけるホームテック

アッヴィ―C型肝炎治療薬を独市場に投入―

研究開発型バイオ医薬品企業の米アッヴィは20日、新しいC型肝炎の治療法を同日付でドイツ市場に投入すると発表した。同治療法は欧州連合(EU)の欧州委員会から15日付で販売承認を受けたばかり。3つの経口薬(直接作用型抗ウイル

ノバルティス―為替差損など響く、増益幅1%に―

スイスの製薬大手ノバルティス(バーゼル)が26日発表した2014年12月期決算の営業利益は107億3,600万米ドルとなり、前期比で1%の伸びにとどまった。主力の特許薬部門が振るわなかったほか、為替差損も響いた格好で、為

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