10月のユーロ圏景況感指数、約3年ぶりの高水準に
欧州委員会が10月28日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は104.1となり、前月の103.2から0.9ポイント上昇した。これは2007年12月以来、約3年ぶりの高水準。とくに製造業で景況感の改善 […]
欧州委員会が10月28日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は104.1となり、前月の103.2から0.9ポイント上昇した。これは2007年12月以来、約3年ぶりの高水準。とくに製造業で景況感の改善 […]
フランス国民議会(下院)は10月27日、年金の支給開始年齢を現行の60歳から62歳に、満額支給年齢を65歳から67歳に段階的に引き上げることを柱とする年金改革法案を賛成336、反対233で可決した。すでに上院は承認してお
英政府統計局が10月26日発表した2010年7-9月期の国内総生産(GDP)の実質伸び率(速報値)は前期比0.8%となり、4四半期連続でプラス成長を記録した。伸び率は前期の1.2%を下回ったものの、市場予想の2倍に達した
スウェーデン中央銀行は10月26日、政策金利を現行の0.75%から0.25ポイント引き上げ、1.0%にすると発表した。利上げは7月以降3度目で2カ月連続。景気回復に伴う消費者物価の上昇を見込み、追加利上げに踏み切った。
欧州委員会は19日、EU予算の財源を確保するため、EU域内共通の新税を導入する意向を表明した。加盟国の分担金に依存する体質の改善が目的。「EU税」とも呼べる新税の候補としては、EU法人税などが挙っている。欧州委は2011
EU加盟国の財務相は18日、EUの財政規律を定めた安定成長協定に違反した国への制裁強化策で基本合意した。ギリシャ危機の再発防止策の一環で、これまで実施されたことがない違反国への制裁を発動しやすくする。28、29日の首脳会
欧州議会は20日開いた本会議で、EUで女性労働者に与えられる有給出産休暇の期間を延長する法案を賛成多数で可決した。現在の最低14週間から20週間に延長する。さらに、新たに最低2週間の「父親休暇」も導入する。欧州委員会の原
ブルガリア、ルーマニア、ギリシャの3カ国は22日、バルト海沿岸から東欧諸国を縦断してギリシャに至る高速道路の建設計画「バイア・カルパチア」に関する合意文書に署名した。ポーランドなどが進める同プロジェクトの参加国はこれで7
欧州委員会が21日発表したユーロ圏の10月の消費者景況感指数(速報値)はマイナス11.0となり、前月から横ばいだった。これは2007年12月以来の高水準だが、2カ月連続で横ばいとなっており、個人消費の回復が勢いを失ってい
欧州委員会は13日、海底の油田・ガス田の掘削に関するEU共通ルールの導入を、来年前半に正式に提案する方針を明らかにした。加盟国ごとに異なる現行の規制制度ならびに健康・安全・環境に関するEUの現行規則では、海底油田の掘削が
欧州委員会は、EU域内における公共の場での全面禁煙を定めた法規制を来年にも導入する方針だ。欧州委のダッリ委員(保健・消費者政策担当)が11日、独日刊紙ディ・ヴェルトに明らかにした。 \ EUでは現在、バーやカフェ、オフィ
オランダ議会は13日、セルビアのEU加盟に向けた手続きの進展を阻止するよう政府に求める決議案を採択した。ボスニア内戦中の戦争犯罪で旧ユーゴ国際刑事裁判所(ICTY)から訴追されている大物戦犯が現在も逃亡中であることを受け
EU統計局ユーロスタットが15日発表した9月の消費者物価統計によると、ユーロ圏の消費者物価指数上昇率(インフレ率)は前年同月比1.8%となった。前月の1.6%から0.2ポイント上昇し、2008年11月以来の高水準に達した
欧州委員会は14日、アシュトン外交安全保障上級代表(EU外相)がイランに対して、11月半ばにウィーンで3日間の日程で核協議を行うことを提案したと発表した。これを機に米英中仏露独の6カ国との交渉再開につなげたい意向だが、イ
EU加盟国は7日、ルクセンブルクで司法・内務相理事会を開き、日本との間で犯罪捜査を円滑に進めるための刑事共助協定を承認した。EU27カ国と日本の治安当局は外交ルートを通さずに捜査に必要な資料などを直接やりとりできるように
欧州中央銀行(ECB)は7日に開いた定例政策理事会で、ユーロ圏16カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1.0%に据え置くことを決めた。金利据え置きは17カ月連続で大方の予想通り。 \ トリシェ総裁は理事会後の記者会見
国際通貨基金(IMF)は6日発表した最新の世界経済見通しで、ユーロ圏の2010、2011年の予想成長率を引き上げた。2010年は1.7%で、前回(7月)の1%から0.7ポイント上方修正。2011年については世界経済の減速
ファンロンパイEU大統領と欧州委員会のバローゾ委員長は6日、欧州歴訪中の中国の温家宝首相と会談したものの、人権問題や人民元の為替相場引き上げなどで双方の主張は平行線をたどり溝は埋まらなかった。会談後に予定されていた共同記
ギリシャ政府は4日発表した2011年予算の原案で、同年の財政赤字を国内総生産(GDP)比7%まで削減する方針を打ち出した。EUと国際通貨基金(IMF)から達成を義務付けられている最低目標のGDP比7.6%より低い水準まで
格付け会社フィッチ・レーティングスは6日、財政不安を抱えるアイルランドの長期格付けを「AAマイナス」から「Aプラス」に格下げしたと発表した。国内銀行への追加支援により財政がさらに圧迫されることなどを反映したもの。これによ
欧州議会は7日に開いた本会議で、EU加盟を目指すボスニア・ヘルツェゴビナ、アルバニアの市民がEUを旅行する際のビザ(査証)取得義務を免除することを承認した。EU加盟国が11月の内務省理事会で承認すれば、両国の市民は年内に
EU統計局ユーロスタットが9月30日発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比1.8%となり、前月の1.6%から0.2ポイント上昇した。これは2008年11月以来の高水準。詳細は10月中旬に発表されるが、原
EU統計局ユーロスタットが1日発表したユーロ圏の8月の失業率(速報値・季節調整済み)は10.1%となり、前月(速報値の10%から10.1%に改定)と同水準だった。ユーロ圏経済は4-6月期に予想を上回る前期比1%の成長を記
欧州委員会が9月29日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は103.2となり、前月の102.3から0.9ポイント上昇した。同指数の上昇は4カ月連続で、2008年1月以来の高水準まで回復した。 \ E
欧州議会の法務・内務委員会は9月28日、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルバニアの市民がEUを旅行する際のビザ(査証)取得義務を免除することを承認した。欧州議会は10月7日の本会議でビザ免除を承認する見通し。EU加盟国の正式
欧州委員会は9月29日、ギリシャ危機の再発防止策の一環として、EUの財政規律を定めた安定成長協定の改革案を発表した。規律違反国への制裁強化を柱とする内容。ギリシャ危機がユーロの信用を揺るがす事態に発展したことを受け、ユー
ドイツのメルケル首相は9月28日、ドイツ産業連盟(BDI)で行った講演で、財政危機に陥ったユーロ参加国に緊急金融支援を行う制度の運用延長に反対する意向を表明した。“救済”の延長は赤字が膨らんでいる国々が財政再建を怠りかね
欧州議会は22日の本会議で、金融危機の再発防止に向けた金融監督制度改革法案を賛成多数で可決した。国境を越えて銀行・保険・証券の各セクターを横断的に監視する3つの監督機関と、金融システム全体のリスクを監視する「欧州システミ
欧州議会は21日の本会議で、EU域内における天然ガスの安定供給確保を目的とする新たな法案を賛成多数で可決した。非常時でも域内のすべての家庭に十分なガスが行き届くよう、域外からのガス供給が長期にわたって停止したり、輸送施設
財政危機に陥ったユーロ参加国に緊急金融支援を行う「欧州金融安定基金(EFSF)」は20日、大手格付け機関のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、ムーディーズ・インベスターズ・サービス、フィッチ・レーティングスから、そ
トルコでEU加盟への熱意が冷めてきている。米国のドイツ・マーシャル財団がこのほど市民を対象に実施した世論調査では、加盟支持派が38%と、2004年の73%、前年の48%から急落した。トルコ経済がEU圏外にあっても急成長を
欧州委員会は13日発表した暫定経済予測で、2010年のユーロ圏の実質域内総生産(GDP)成長率を1.7%とし、春季予測(5月)の0.9%から大幅に上方修正した。4-6月期に予想を大きく超える成長を記録したことを主に反映し
フランス政府による少数民族ロマの国外送還をめぐり、EUと仏政府の対立が激化している。16日の首脳会議はEUの対アジア外交が主要テーマだったが、急きょロマ送還が議題に取り上げられ、サルコジ大統領と欧州委員会のバローゾ委員長
EUの外務省にあたる「欧州対外活動庁」を率いるアシュトン外交安全保障上級代表(EU外相)は15日、次期駐日EU代表部大使にオーストリアのハンス・ディートマール・シュバイスグート氏(59)を指名した。現オーストリア政府のE
日本政府と日銀の円売り為替介入について、EUでは一定の理解を示しながらも協調介入のほうが効果的との見方が出ている。ユーロ圏16カ国財務相会合(ユーログループ)の議長を務めるルクセンブルクのユンケル首相は15日、日銀の円売
EUは13日開いた総務理事会で、2007年にEU加盟を果たしたルーマニア、ブルガリアについて、加盟後もEUが改革の進捗状況を監視する特別措置を今後も継続することを決めた。問題となっている司法改革、汚職対策が進んでいないと
EU統計局ユーロスタットが15日発表した8月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率は速報値と同じ前年同月比1.6%となり、前月の前月の1.7%から0.1ポイント縮小した。7月には2008年11月以来20カ月ぶりの
国際通貨基金(IMF)は10日、金融危機に直面するギリシャに対する25億7,000万ユーロの融資実行を承認したと発表した。IMFとユーロ圏諸国によるギリシャ向け融資第2弾90億ユーロの一部で、ユーロ圏も残る約65億ユーロ
ハンガリーのマトルチ経済相は8日、2011年の財政赤字をEUの財政規律で上限に定められている国内総生産(GDP)比3%以下に削減するよう取り組む方針を明らかにした。経済成長を重視するオルバン政権は、EUや国際通貨基金(I
セルビアとEUは9日、国連総会にコソボ独立問題に関する共同決議案を提出し、採択された。国際司法裁判所(ICJ)がコソボの独立宣言は違法ではないとする判断を下したことを不服とするセルビアは、7月末にコソボ独立を強く非難する
欧州議会9日の本会議で、フランス政府によるロマ人不法滞在者の本国への送還を即時停止するよう求める決議を賛成多数(賛成337、反対245、棄権51)で採択した。決議に法的拘束力はないが、サルコジ政権に圧力をかけて自制を促す
EUは7日にブリュッセルで開いた財務相理事会で、ギリシャ危機の再発防止に向けた財政規律強化策の一環として、加盟国で適切な財政運営が行われているかどうかを各国が相互にチェックするシステムを2011年から導入することで合意し
欧州委員会のバローゾ委員長は7日、欧州議会本会議で演説し、EU域内におけるインフラ整備のための資金調達手段として「EUプロジェクト債」(欧州債)を発行する構想を明らかにした。計画の詳細は不明だが、欧州投資銀行(EIB)と
欧州委員会のヤヌシュ・レヴァンドフスキ委員(予算担当)がこのほど、EU予算で英国に限って分担金の一部を払い戻すリベート制が導入されていることに批判的な見解を表明し、同制度の死守をもくろむ英政府が警戒感を強めている。 \
欧州中央銀行(ECB)は2日にフランクフルトで開いた定例政策理事会で、ユーロ圏16カ国に適用される最重要政策金利を現行の年1.0%に据え置くことを決めた。金利据え置きは予想通りで16カ月連続。一方、ECBは今年と来年のユ
EU統計局ユーロスタットは2日、2010年4-6月期の域内総生産(GDP)統計の詳細を発表した。輸出の急増、設備投資の復調が成長率を押し上げた格好となっている。(表参照) \ 前期比のGDP伸び率はユーロ圏16カ国、EU
欧州委員会が8月31日発表した同月のユーロ圏の景況感指数(ESI、標準値100)は101.8となり、前月の101.1から0.7ポイント上昇した。同指数の改善は3カ月連続で、前月に続き2008年3月以来の高水準を記録した。
EU統計局ユーロスタットが8月31日発表したユーロ圏の同月のインフレ率(速報値)は前年同月比1.6%となり、前月の1.7%から0.1ポイント縮小した。ユーロ圏のインフレ率は原油高、ギリシャなど一部の国での付加価値税(VA
EU統計局ユーロスタットは8月31日、ユーロ圏の7月の失業率(速報値・季節調整済み)は10%だったと発表した。これは前月と同水準。ユーロ圏の景気は回復傾向にあるが、企業はなおコスト圧縮による収益拡大を重視して雇用に慎重な
欧州委員会は2日、世界的な経済危機に伴う貿易縮小で深刻な打撃を受けたアフリカ・カリブ海・大平洋(ACP)諸国に対するEUの支援プログラム「V-FLEX」に基づき、2010年分として19カ国に総額2億6,400万ユーロを拠