ポーランド初の高速鉄道が2020年に開通する見通しだ。政府は、まずワルシャワとウッジを結ぶ路線を開通させ、さらにウッジからポズナンおよびヴロツワフの2方向に路線を広げることを計画している。日刊紙『ジェチポスポリタ』がこのほど報じた。
\同紙によると、敷設費用は約180億ズロチと見積もられ、欧州連合（EU）が一部を助成するもよう。EUはポーランドの高速鉄道網構築を中東欧で最重要なプロジェクトの1つとみなしている。さらに車両購入に約60億ズロチが必要になる見通しだ。
\ポーランドは今年4月に、チェコと高速鉄道インフラの構築で協力することでも合意した。両国はワルシャワ=プラハ区間と、カトヴィチェ（ポーランド）からオストラバとブルノ（チェコ）を経由してウィーンに至る区間を共同開発することを計画している。（1PLN＝25.60JPY）
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